存在についての詳細
形容
- 二本脚の翼龍
- サイズは翼長十四、五メートル。
- 戦争の道具として使われた経歴から戦闘力は高い。
飛龍──飛行能力に長けた二本脚の翼龍。龍族の下位種族というよりは、単に龍族に姿形
の似た魔獣というべき存在だが、それでも翼長十四、五メートルにも達し、屈指の戦闘力を持
つ凶暴な種族だ。
来歴
かつて戦争の道具としても使われた飛龍の戦闘力は、飛行系の魔獣の中では、文句なく最
強クラスだ。本物の龍には及ばぬまでも、ほかの魔獣とは格が違う。太史局の六刃神官でも、
あれを単独で撃破することは不可能だろう。
- 現代では淘汰圧と狩猟圧により絶滅危惧種
- 魔獣庭園などでしか見ることはできないほどの希少種となった。
中世には世界各地で猛威を振るった飛龍だが、環境破壊による棲息地の減少や乱獲によっ
て、近年では絶滅が危惧されるほどに数を減らしている。日本では現在、ブルーエリジアムの
〝魔獣庭園〟などの数カ所にしか棲息していない。ましてや野生の飛龍が、こんな人里近くで
生き残っているはずもない。
使用者との関連性
安座真 達己の場合
- 異境の魔具により戦闘ヘリから作り出した
- 厳密には飛龍どころか魔獣ですらない。
- 戦闘ヘリの性能を有している。
「なるほど……戦闘ヘリの〝情報〟を供物に捧げることで、飛龍を生み出したのですね。こ
れが咎神の魔具本来の力ですか」
元ネタ
ワイバーン(英:wyvern)
一般的にはドラゴンの頭、コウモリの翼、一対のワシの脚、ヘビの尾に、尾の先端には矢尻のようなトゲを供えた空を飛ぶ竜とされる。
ワイバーンは紋章学の中で発展した存在であるため、その起源となるような伝説や神話は存在しない。
ワイバーンがいつ紋章学の中に限定されず想像上の怪物として扱われるようになったのかははっきりしていない。
幾つかの文献によれば当初の「怪物としてのワイバーン」は巨大な毒蛇であり、翼を持った竜としての描写はされていない。
関連項目
飛龍の種族分類。
関連タグ
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最終更新:2020年02月04日 12:37