〈生きている石〉

作品名:ロード・エルメロイ二世の事件簿
使用者:ハイネ・イスタリ

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する武器&防具&道具。
魔術?の一種。錬金術。
硬軟自在に変化する石の魔術礼装




武器についての詳細

身体に同化する錬金術の石

  • 生物と融合し、生体を作り替える錬金術の石
    • 呪文一つでサファイアと同等の硬度の鎧や槍を作りだせる。
 イスタリ家の至宝〈生きている石〉は、ハイネ自身の身体に埋め込まれているのだ。
 その魔力は主たる生物に融合して、呪文ひとつでその中身を作り替えてしまう。石のひ
とつずつが体表の七%を覆う計算であり、その半分を起動した今、体表の八十四%は紫の
装甲に変化する。モース硬度にして蒼玉に匹敵する魔術の鎧であった。
*1


騎士

武装形態

  • サファイアに匹敵する硬度の鎧とダイヤモンドを超える槍
    • 鎧は瞬時に体表を覆い、槍は作ったものを錬金術でさらに強化されたもの。
      • 速度次第では戦車の複合装甲すら貫通する。
 今の〈生きている石〉を凝集した魔術の槍だ。錬金術によって限界まで強化された〈生
きている石〉は、その先端において金剛石さえも凌ぐ。イスタリ家で配合されている仕掛
け馬での突撃ならば、戦車の複合装甲とて貫ける自信が青年にはあった。
 この槍と鎧こそが、ハイネの宿命。
 かつて聖堂教会の刺客をことごとく退けた。ハイネ・イスタリの武装形態だった。
*2
  • 身体の強化
    • 筋力を大幅に強化し、聖堂教会の刺客を悉く退けるだけの実力を発揮する。
 闇の中で迸った刃は、一呼吸に七つを数えた。融合した〈生きている石〉は単なる頑
強な鎧にあらず。ハイネ自身の筋力も大幅に強化させ、彼の身体能力を常人の遥か上に至
らせていたのだ。
*3
  • 鎧の特性を変化させられる
    • 硬さで弾くだけではなく、軟化させて捕らえることにも使える。
 ハイネの装甲は、けして硬化するだけではない。
 その逆、相手を搦め捕るための軟化も可能であったのだ。獣が槍を叩き切ったときから、
ハイネは鎧の特性を切り替えていた。なおも用心深く、鎧自体が鎖のごとく変形して、獣
をさらに拘束する。
*4


使用者との関連性

衣服の同化

  • 〈生きている石〉と同化しやすい
    • 体内から騎士鎧を生成しても服が破けることはない。
 その顔すら、半ばは錬金術の合金と同化している。もともと着用していた衣服もイスタ
リの錬金術で編んだ品だ。〈生きている石〉とは容易に融合してその形状を安定させる効
果をもたらす。
*5



関連項目


関連タグ


リンク

最終更新:2024年05月08日 20:00

*1 ロードエルメロイの事件簿 第1巻 P153

*2 ロードエルメロイの事件簿 第1巻 P156

*3 ロードエルメロイの事件簿 第1巻 P159

*4 ロードエルメロイの事件簿 第1巻 P263-264

*5 ロードエルメロイの事件簿 第1巻 P153