存在についての詳細
形容
- 分厚い甲殻に包まれた霧
- 灰色の甲殻。
- 甲殻の隙間から覗かすのは銀色の霧のみ。
- 要塞と表現するほど巨大な眷獣。
紗矢華が頭上を見上げて、目を見張った。銀色の濃霧の中に浮かび上がったのは、巨大な眷
獣の影だった。眷獣の全身を包むのは灰色の甲殻。禍々しくも分厚いその装甲は、動く要塞と
呼ぶに相応しい。しかしその甲殻の隙間からのぞくのは、銀色の濃密な霧だけだった。
霧化
- 自身と周囲を霧に変える
- 霧化した肉体が拡がり、周囲を覆い隠して霧に変える。
〝甲殻の銀霧〟は、吸血鬼の持つ〝霧化〟能力を司る眷獣だ。ただしその効果範囲は、宿主で
ある古城だけではない。物質の持つ結合力を奪い去り、ありとあらゆる物体を霧へと変える。
第四真祖の眷獣を名乗るに相応しい、災厄と破壊の化身なのだ。
使用者との関連性
- 本来ならば備えているはずの霧化を持たない
- 甲殻の銀霧がなければ霧化できない。
- 霧化・復元に失敗すると霧にしたまのは消滅するか、原形を留めない。
元ネタ
アン・ナトラ(An natra)
かに座の中心にあるプレセペ星団のアラビア語呼称。
シネレウス(cinereus)
ラテン語で「灰色」を意味する語。
関連項目
甲殻の銀霧の種族分類。
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最終更新:2020年08月23日 22:48