虹霓剣

カラドボルグ
作品名:Fateシリーズ
使用者:フェルグス、フェルグス[少年](極・虹霓剣)、
    女王メイヴ(愛しき人の虹霓剣)、女王メイヴ[セイバー](愛しきカレの虹霓剣)、エミヤ(偽・螺旋剣)
別呼称:螺旋虹霓剣、神なる稲妻の具現

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する武器。
宝具の一つ。形状は刀身がドリルの剣。
魔力を吸って伸長し、回転して大地を破砕するドリル

+ 偽・螺旋剣の投影&射撃時詠唱
―――― I am the bone of my sword.(我が骨子は捻じれ歪む)

+ 極・虹霓剣 詠唱
伸びろ、虹の如く。等しき無限長。されど剣。
無限長の虹の剣。それ即ち──
螺旋の剣なり!
故に曰く、螺旋虹霓剣!




虹霓剣についての詳細

来歴

  • 怒り任せに振った剣閃が三つの丘を切り裂いた魔剣
    • ウェールズの伝説の剣カレドヴールフと同じで、転輪する勝利の剣の原型となったとされる。
    • メイヴの宝具「愛しき人の虹霓剣」は恋人であったフェルグスの虹霓剣を借りて放つ。
後の時代、数多の英雄たちが手にした魔剣・聖剣の原型になったと言われている。エクスカリバー・ガラティーンの原
型である、とも。
  • 遥かな古き神々の欠片から作られた
    • 作中では「アルテラを殺すに十二分な理由」とされている。
      • 戦闘力ではなくアルテラに滅ぼされたギリシャの機神のものと思われる。
我が螺旋の剣。遥かな古き神々の欠片こそが正体よ!
おまえを殺すに十二分な理由となるか!

基本性能

+ 虹霓剣
宝具のランク A++
種別 対軍宝具
レンジ 1~40
最大捕捉 300人
宝具による効果 ドリルの刀身による地形破壊

+ 極・虹霓剣
宝具のランク ???
種別 ???
レンジ ???
最大捕捉 ???
宝具による効果 魔力を吸収することで回転数を上げながら大地を砕く

地形破壊ドリル

  • 無限長に伸長し、回転して地形を破砕する
    • 斬撃ではなく地形破壊兵器としての側面が現れた宝具。
    • 「極・虹霓剣」では魔力を吸収して回転数を上げ、浮遊する大地を破壊した。
伝承には「虹の如く伸びた剣光」によって丘を切ったとあるが、宝具として振るわれるカラドボルグは地形破壊兵器とし
ての側面を色濃く有している。すなわち、大地を砕く問答無用の大攻撃。天地天空大回転。


メイヴの虹霓剣

基本性能

+ 愛しき人の虹霓剣
宝具のランク A+
種別 対軍宝具
レンジ 20~40
最大捕捉 300人
宝具による効果 虹の剣光を放つ天地天空大回転

+ 愛しきカレの虹霓剣
宝具のランク B
種別 対人宝具
レンジ 1~20
最大捕捉 1~10人
宝具による効果 虹のヴェールを展開させる

虹の剣光

  • 虹を展開する
    • ライダー時は地形破壊効果がある虹の斬撃が飛んでいく。
    • セイバー時は虹のヴェールを展開し、敵兵を絡めとって恍惚させて無力化する。
      • 宝具の性能が下がっている分、柔軟性や自在を上げた。
フェルグス本人が使用するよりもさすがに威力は落ちるが、パワーが落ちる分、その柔軟さ、自在さは向上している。
「えいっ」と可愛らしく振るえばたちまち虹のヴェールが展開される。


偽・螺旋剣

来歴

  • カラドボルグを矢に使うために改造したもの
    • 無限の剣製に保管されており、戦闘時に投影される
    • アルスターの縁者が使用した場合、クー・フーリンはこの剣の前では必ず一度敗北しなければならないという宿命を背負っている。
 カラドボルグはケルト神話に伝わるアイル
ランドの英雄フェルグスが所有していた魔
剣である。それをアーチャーが矢としても
使えるよう改良し投影したものだ。

空間破壊

  • 空間ごと捻じ切る魔剣
    • 空間ごと対象を破壊する。
    • Aランク相当であり、ヘラクレスの肉体にダメージを与えている。
 おそらく───あの大気の捻じれようからして、キャス
ターが空間転移をしたところで、その空間ごとねじ切ら
れていたに違いない。


使用者との関連性

女王メイヴの場合

  • 「英雄を我が物とする」力でフェルグスから借り受けたもの
    • ただしセイバー時の虹霓剣の方はどこから持ってきた不明。
      • ビーチパラソル風に変化しているが真名解放による地形破壊が可能。
ライダー時と同じく「英雄を我が物とする」逸話や、伝説、その性質から宝具を実体化させたものなのか、それともカルデ
アのフェルグスから普通に借りてきたのか、真実は誰にも分からない

エミヤの場合

  • 矢にできるように使用者が改良したものを投影している
    • 改良されたものを投影しているので現物が存在すると思われる。


元ネタ

カラドボルグ(Caladbolg、Caladcholg
カレドヴールフ(Caledfwlch
ケルト神話に登場する剣。
ウェールズの伝説に登場するカレドヴールフと同一視されエクスカリバーの原型であるとされる。
カラドボルグは「硬い稲光」、「硬い刃」、カレドヴールフは「硬い溝」を意味する。
神話のアルスター伝説においてフェルグス・マク・ロイが所有する。
クーリーの牛争いにおいて、コノート王アリルにこの剣を奪われるが、アルスター軍との戦いに際して返却される。
この戦いでフェルグスはコノール王を殺そうとするが、最終的に止められ怒り任せに剣を振るい、
王の頭の代わりに三つの丘の頂を切り落としたという。


関連項目

虹霓剣の武器分類。

偽・螺旋剣を矢として放つ術技。

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最終更新:2024年09月07日 00:22