存在についての詳細
形容
無限の広がりを持つ闇の世界。その世界こそが彼女の眷獣の正体だ。自らの眷獣の内部の異
空間に古城を吞みこむことで、彼を眷獣ごと封印した。吸血鬼の真祖にしか出来ない荒技だ。
遮断結界
- コアトリクエの"子宮"と呼ばれる異空間に狙った相手を封印する
- 範囲は直径百メートルを超え、内部の状態は外部に漏れない。
その直後、宿主である古城もろとも眷獣たちの姿が闇に吞まれる。直径百メートルを超える
巨大な闇が、古城たちを音もなく包みこんだのだ。
漆黒の霧も雷光も、人喰い虎が撒き散らす毒の炎も、その闇を逃れることは出来なかった。
出現したときと同様に、巨大な闇は再び無音のまま消滅した。残ったのは海岸に刻まれた、半
球型の深い傷跡だけだ。
元ネタ
コアトリクエ(Coatlicue)
アステカ神話に登場する神性。地母神。
名前は「蛇の淑女」、あるいは「蛇のスカートをはく者」を意味する。
子供にウィツィロポチトリとコヨルシャウキを持つ。
コアトリクエは手足に鉤爪があり、とぐろを巻いた蛇で出来たスカートをはいている。また 人間の心臓と手首をつなぎ頭蓋骨をつった首飾りをしている。
人間を含むあらゆる生き物の生肉を食すとされ、コアトリクエの子宮は墓場でもあるため「子供を飲み込む母親」とされている。
他にも「全ての天の者を生む地球の大母神」、「炎と肥沃の女神」、「生と死、および再生の女神」、 「南の星の生みの親」といった肩書きを持つ。
関連項目
コアトリクエの種族分類。
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最終更新:2022年08月02日 00:25