武器についての詳細
来歴
- 真祖殺しの武器
- 再生阻害等の非人道的な殺傷能力から封印され禁忌兵装に指定された。
十三式斬魔大剣と名付けられた銀色の武神具を握ったまま、古詠は冷たく宣告する。それは
吸血鬼の真祖をも無力化するために開発され、非人道的であるとして封印されてきた獅子王機
関の禁忌兵装だった。
形容
- 刃渡り一メートルを超える両手剣
- 先端には刃ではなく鉛色をした六角形の呪術反応合金板がついている。
透明な緩衝材の中に沈んでいたのは、六式降魔剣・改よりも一回り大きな──刃渡り一メ
ートルを超える両手剣だった。
しかし奇妙なことに、その剣には刃がついていない。刃を潰してあるのではなく、そもそも
刃の形を成していないのだ。そこにあるのは分厚く平たい六角形の鋼板であり、先端も真っ直
ぐに切り落とされている。斬ることも突き刺すこともできない鉛色の鋼の塊だ。
変形&再生阻害
- 剣身が使用者の意思に応じて変形する呪術反応合金となっている
- 薄く延びれば刀身は数百メートルにも達し、逆に濃縮すれば鋼鉄をも凌ぐ強度となる。
- 自在に変形して相手の体内に浸透し、内側から破壊することも可能。
- 刀身を構成する微細な金属粒子が再生能力を阻害する。
唯里が持っていた大剣の正体は、使い手の思いどおりに姿を変える高密度の液体金属だった。
薄く引き延ばせば、その刃は数百メートルにも達し、濃縮することで、その強度は鋼鉄をも
凌ぐ。だが、その金属の真の恐ろしさは、斬りつけた相手の体内に入りこみ、内側から対象を
破壊できるということだ。
元ネタ
ハイデンレースライン(ドイツ語:Heidenröslein)
ドイツ語で「野ばら」を意味する語。
関連項目
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最終更新:2022年08月08日 00:24