道具についての詳細
時間停止装置
- 魔力が続く限り対象を停止させるストップウォッチ
- 魔術による擬似的な時間停止で実際は活動が停止するだけ。
「魔術による擬似的な時間停止だよ。対象を時間の流れが異なる空間に隔離するだけさ。本当
に時間を止めてしまったら、地球の自転からも取り残されて空の彼方に吹っ飛んでいってしま
うからね」
- 使用者の魔力を使用して時間を止める
- 魔力が無尽蔵の真祖に使えば永久に封印できる。
- 封印するには封印対象に装置の起動スイッチを押させる必要がある。
「だけど、この装置なら、安全確実に第四真祖の坊やを封印できるはずさ。擬似時間停止術式
は第四真祖自身の無尽蔵の魔力で駆動するから、魔力切れで封印が解ける心配もない」
「......先輩の時間は永遠に止まったまま、ということですか?」
誤作動
- 封印対象以外が時間停止に陥った
- 時間停止と接触していた者も時間凍結から逃れている。
- 真祖クラスの膨大な魔力が必要な装置だったためデバッグ不足でバグった。
諦めの混じった彼女の声が、やけに大きく響いた気がした。混雑しているはずの駅のホーム
異様な静けさに包まれているせいだ。
視界に映る人々は、皆、凍りついたように固まって動かない。
- 解除できない
- 装置内部の電子回路が応答しないため手動での解除は不可能。
「もしかしてこの時間停止装置の時間そのものも止まってしまって、永遠に解除できないなん
てオチはないよな……まさかな?」
冗談めかした古城の問いかけに、雪菜は青ざめた顔で黙りこむ。
そして彼女はふと思い立ったように、ホームの端にあるジュースの自動販売機に近づいた。
ひとしきり様々な操作をするが、自動販売機は反応しない。
「どうやら、スイッチそのものを物理的に動かすことはできても、電子回路の内部には干渉で
きないようですね……」
関連項目
封印対象。
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最終更新:2023年01月01日 21:47