クトゥルフ神話の
ゾティークに登場する存在。
ゾティーク大陸の遥かな東に存在した貴重な鳥実際はめっちゃいた。
絶滅したとしてウスタイムの王冠にその剥製が飾られていた。
存在についての詳細
形容
- レースの如き三色の羽を持つ神々しい鳥
- 稀少な黄金や宝石よりも素晴らしい見栄えでウスタイム王家の王冠に剥製が飾られるほど。
- 鋼の如き爪、真鍮のような嘴、石榴石のような瞳と硬質な印象がある。
- 羽の色は緑と菫と朱。尾は白い。
(前略)冠の上部に鎮座するガゾルバ鳥の剥製であって、かぶる者の額の上で鋼のごとき鉤爪
でもって冠を掴み、緑と菫と朱からなる華麗な羽に身を包み、いかにも堂々とそそりたって
いた。嘴は磨きたてられた真鍮の色、目は銀の受け座にある小さな暗い石榴石を思わせる
ものだった。七本のレースめいた紅色の羽が斑になった漆黒の頭に立ちあがり、白い尾が逆
さに広げた扇さながらに、冠の背後に白い太陽めいたものの光のごとく垂れていた。(以下略)
王権の象徴
- ソタルの彼方のほぼ伝説と化している島で生息していた
- ウスタイムでは絶滅した最後の一羽として王冠に剥製が鎮座している。
- 実際は一度入れば鳥以外は出られない島に無数にいる。
(以前略)ゾティ
ークの遙かな東、ソタルの彼方のほぼ伝説と化している島で殺した船乗りによると、このガ
ゾルバ鳥はその種の最後の一羽だったという。ガゾルバ鳥はウスタイムの冠に九代にわたっ
て鎮座して、王たちはおのが富貴の聖なる象徴、あるいは王権と分かつことのできぬ護符と
みなし、これを失えば由々しい禍事が起こると考えた。
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最終更新:2024年01月22日 19:57