バースデー堕ブンネ 後日談


ポ~クルッポ~。

「朝か…。」

僕はマメパトの鳴き声で目が覚めた。朝の6時。いつもと変わらない朝だったが堕ブンネ達(母タブンネと父タブンネ)を捕まえてからある日課をするようになった。

「よし。取りにいくか。」

僕は洗顔などを終わらせて地下室に向かうのだった。
ある日課とは朝食のタマゴを取りに行くことだ。

ギィ~

早速僕は堕ブンネ達の様子を見る。お、しっかり産んでるな。

「ミィー‼ミィ‼」

周りに寝る為に積まれている干し草がある少し明るい部屋に入ると早速僕の方を見て威嚇をしてくる。こいつらはもうどうやっても更生しようがないクズだがタマゴを奪われたりするときは必死に抵抗をしてくる。

僕は一応エンブオーを出して干し草の上にある二個のタマゴを取ろうとするが

「ミギー‼ミガー‼」

必死に取られないように親タブ達が身体をはり威嚇しながら抵抗をしてくる。因みに技は忘れさせているため癒しの波動だけしか使えない。

「フン‼」

「ミガッ…!」「ミギッ…!」

あまりにも五月蝿いから黙らせるため僕は腹パンをする。それ一発で大抵黙る。黙らせたらすぐに取り餌のフーズを餌入れに入れ退室する。因みにタマゴを隠したりして孵化させたりしたりもあるがわざとそのままにして成長させてから没収して食肉にさせた時以降隠したりはしなくなった。

そして隣の部屋に行きカセットレコードをつけた。

「ミギャアアアアー!!」 「ミガァァァ!」

タブンネの悲鳴が流れる。これは親タブ達を虐待しているときの声だ。「肉親の悲鳴を聞かせるとタマゴが本能的に反応して変化が起きるてそしてミィアドレナリンも発生してとても美味しくなるらしい。

しばらく流してからタマゴを割る。よし。黄身がぷっくりしている。成功だな。因みにタマゴは一個だけでもかなりある量だ。

これらを終わらせてから朝食を作りにリビングに向かう。

「よし、終わった。」

準備が終わった頃は昼の二時をまわっていた。実は今日はトウコの誕生日だ。以前、トウコが家に泊まった時タブエッグを食べさせたら僕の料理に喜んでくれて「誕生日の日にご馳走をしてあげるよ。」と言ったら嬉しがった。

取り敢えず僕は軽く昼食を済ませてから子タブ達が入っているケージに向かった。

「「「チィ…。」」」

流石に今まで断食したせいかこちらを見たら弱々しく声をあげた。僕は久しぶりにポケリンガルを腕に付けて子タブ達のゲージを持って親タブ達の部屋へ向かった。

「やあ、糞豚ちゃん。」

「ミィミィ!(なによ!タマゴはないミィ!」

相変わらず上目線で言ってくる。こいつの腐った自尊心はどうやっても折れないな。取り敢えず僕は後ろに隠していた子タブ達を見せてやった。

「ミィ!?…ミィ~♡(チビちゃん達!?生きてたのね♡)」

子タブ達は親タブ達に気づくと「ミィミィ」鳴き出す。生きていたことが分かり嬉しそうにこちらに来るが子タブ達の様子に気づいたのかママンネが声を荒げパパンネが怯えながら聞いてくる。

「ミィミィ!!ミィーミィ!!(ちょっとあんたどういうことよ!チビちゃん達に美味しいものあたえなさいよ!)」

「ミィ!ミィミィ!?(ご主人様!これはどういうことですか!?)」

「別にいいじゃないか。生かそうが可愛がろうが死なせようがこちらの勝手なんだよ。それにあることに使うんだよね(笑)」

それを聞くと面白い顔を青ざめる親豚達。というか本当ママンネはクズだな。自分の立場を分かってるのか?すると父タブンネが土下座をしながら

「ミィミィ!ミィ!(やめてください!お願いします!靴でもなんでも舐めますから!お願いします!)」

父タブンネは泣きながら言ってくる。ちなみに父タブンネは調教したから口調はマシになった。

「んー。どうしようかな?…まぁいいや。」

僕は子タブ達のゲージを開けた。すると子タブ達はかなり空腹だったが、親タブと会えて嬉しかったのかそういうことを忘れて親タブのところにゆっくり歩いた。そして、親タブ達が抱きしめる瞬間…

「サンダース親タブ達にでんじは!」

「ダス!」


そういうと部屋にサンダースが入ってきて素早く親タブ達をまひ状態にさせる。

バリ!

「ミギ…!ミガッ…!」

親タブ達はでんじはをくらって倒れた。

「アハ!このまま子タブ達を抱きしめてまた一緒にいれる…

と思っていたのか!?」

僕はちょっとブ◯リー風に言ってみたwそして心配して「ミィミィ(パパぁ!ママぁ!)」鳴いている子タブ達を掴んで再びゲージの中に閉じ込めた。

「それじゃあありがたく使わせてもらうね。大丈夫。君達の生活ならちゃんと保証してあげる。あと子タブ達はしっかり美味しく調理するからw」

僕は後ろで「ミィミィ!!」鳴いている親タブ達の悲鳴を聴きながら部屋を退室した。

「来たよー。トーウヤ♪」

「おー、どうぞ上がってー。」

夕方、僕の家にトウコが来た。僕とラッキーは笑顔で迎えた。そしてリビングに入ってテーブルに置いてあるご馳走を見て

「うわー‼すごく美味しそう‼」

トウコが目を輝かせて言う。

ちなみにレシピはタブ肉を使った刺身とローストタブンネと生ハムサラダとタブンネの体の部位(尻尾、腕、足)のだしをとったベジタブルスープとライスとオボン(自作の)などの木の実を使ったケーキとジュースだ。

「いただきまーす♪」

トウコはまず刺身の肉をとってポン酢をつけて食べた。

「…おいしい‼私のためにこんな美味しい物を作ってくれてありがとう!」

「いいのいいの。トウコが嬉しがったら僕も作ったかいがあったよ。お誕生日おめでとう!」

それから僕も一緒に美味しく頂き全部平らげてからトウコを家まで送ってた。

今日はとてもいい日だった。それにあんなに美味しく笑顔で美味しく食べてくれたら子タブ達も浮かばれるだろう。

僕はそんなことを思いながらリザードンに空を飛んでもらいながら自宅に帰るのだった。

TRUE END
最終更新:2015年02月20日 17:40