マランネ観察日記

近年、イッシュ地方ではタブンネの亜種としてマランネという個体が発見されている。
姿はタブンネから耳と手、そして尻尾を排除し頭と股間に切れ込みが入っている。陰茎とよく似た形なので、
マランネと名づけられたそうだ。
新種であるはずのこのポケモン、実はまだ誰も研究していない。理由は様々で、見た目がグロテスク、
飼育が困難、飼い主を(亀頭そっくりの頭で)レイプするなど。
未開拓の領域を見ると、私の脳が疼いてしまう。というわけで、さっそくマランネを捕獲してきた。
確かに外見はグロテスクだが、ゲージの中で大人しく座るマランネはなかなかに可愛らしい。
知り合いによると、私の捕獲したマランネは成体らしい。これ以上の成長の余地は無い様なので、もう一匹
マランネを捕獲した。マランネに雌雄の区別は無く、二匹揃えば子供を作れるらしい。マランネの生活様式の
観察ついでに、新個体の獲得をしてしまおう。
とりあえず日記形式で研究結果をまとめたいと思う。

1日目
大人しく座って気持ちよさそうに体を揺らしていた最初の個体(以後Aと記す)が、二匹目の個体(以後Bと記す)
をゲージに入れた途端に騒ぎ出した。
→マランネの鳴き声は「ピュッピュッ」。声色はタブンネに似ている。マランネは鳴く際に頭の切れ込みから粘性の
透明の液体を出す
どうやら発情したらしい。
→発情時、マランネの頭部は硬化する
AとBは寄り添い、互いの頭を擦りつけあっている。頭が肥大し、粘々した液体が切れ込みから止めど無く溢れる。
→?愛撫だろうか
一定時間擦り続けると、より大きく頭を肥大させた方(A)が、尻をBに向かって突き上げた。
Bは頭をAの股間の切れ目に捻じ込んだ。
→?上記は性器を気遣っての配慮か。思いの外マランネの性器は柔軟性があるようで、Bの頭を難なく受け入れた
しばらくの激しいピストン運動の後に、Bは頭を深く入れて大きく震えた。
Bが頭を抜くと、白い粘性の液体がAの性器から零れた。
→精液らしい
その後は互いの体を舐めて、また静かになった。
→交尾終了
餌はタブンネのように木の実を好むようだ。昼行性らしく、夜は眠っていた。

マランネは一日のほとんどを動かずに過ごしている。これが今まで発見されなかった所以かもしれない。
むやみやたらと草むらを揺らすタブンネと比べ、かなり大人しい。その割には性交時の激しさは尋常では
なかった。非常に興味深いポケモンだ。

2日目
マランネのタマゴは既に孵化していた。
→が、タマゴは発見できず。ポケモンであるからには胎生ではないはずなのだが……要検証
どうやら昨日の交尾でできた子供のようだ。
→見た目は親同様。毛の色が薄い以外は変化は見られない
タブンネの繁殖速度もかなりのものだが、マランネは桁違いらしい。タブンネなら3日はかかる
成長段階を、1日で通り過ぎた。
親子は仲がよく、問題は見当たらない。

流石にこの親子の観察で1日を潰すのはもったいないので、マランネの成体♂(Cとする)を別
のゲージで飼育することにした。


1日大人しく座っているだけで終わるかと思いきや、夜中に突然暴れだした。
粘性の液体を頭から撒き散らしているあたり、発情しているのかもしれない。
しばらく暴れた後、疲れたのか眠ってしまった。
このまま性欲の捌け口が無いままだとどうなるのかを見ていきたいと思う。

3日目

異常事態発生。マランネCがゲージを破壊して脱走したのだ。
欲求不満のマランネは相当な力を出すことが出来るようだ。10匹いた実験用のタブンネが全て犯
され、腹を精液で破られていた。幸マランネA、Bに被害は無かった。

つがい
子供はもう50センチまで成長していた。驚くべきスピードである。
こちらはオスマランネとは対照的に大人しく、マランネCが暴れている間も、
身を寄せ合って震えているだけだった。マランネCのような力は欲求不満状態でしか
発揮されないのか気になり、戦闘用のメタモンをゲージの中に放ち、襲わせてみた。
結果、子マランネはメタモンに食われ、マランネAが重症を負った。また、マランネBは
精神に異常をきたして頭から大量の体液を噴射して死亡した。
→マランネの自害方法の1つらしい。頭が萎れるほど体液が抜けていた
マランネは欲求不満時に甚大な力を発揮する。
このマランネの習性のメカニズムを解明すれば、より強いポケモンを作ることも可能かもしれない。

明日までの課題
より丈夫なゲージと実験用タブンネの調達
最終更新:2014年08月14日 17:41