タブンネお泊まり保育

聖ミィミィ幼稚園
そこはタブンネの幼い子供たちが通う幼稚園です

そして今日はお泊まり遠足の日
朝の早くから可愛い子タブンネたちと見送りに来たお母さんタブンネたちが幼稚園に集まってきました
背中に美味しいお弁当と楽しみなおやつを詰めたリュックを背負い肩から水筒をぶささげて
おかあさんと離れるのが泣いてる子もいますが、
多くの子タブンネたちは初めての遠出に興奮してミッミッとはしゃいでいます
「みんな揃いましたね、それじゃあ…しゅっぱーつ!」
子タブンネたちと先生タブンネたちを乗せたバスは幼稚園から出発していきました
お母さんタブンネ達は、それを見えなくなるまで見送っていました…

園児タブンネを乗せたバスは山の中にある宿泊施設に向かって走っていきます
その宿泊施設は自然の中でのびのびと学べるというのが売りで
薪で料理ができるカマドを備えた野外調理場やテントを張ることができるキャンプ場を備えた遠足にはもってこいの場所なのです
近くには登山道がある小さな山があり、子タブンネたちはそこの頂上に登ってみんなでお昼ご飯とお菓子を食べるのを楽しみにしています
やがてバスは両脇が木で覆われた道に入っていき、子タブンネたちはいよいよ遠足が始まるという実感に興奮してミッミッ!ミッミッ!と騒ぎだしました
バス酔いで苦しんでる子タブンネも目的地に近づくにつれて胸のドキドキで吐き気も吹き飛んでしまいます

「みんなー!着きましたよー!」
宿泊施設の駐車場に着くと子タブンネたちは大はしゃぎで先を争うようにバスから飛び出しました
「こらー!、運転手さんにお礼を言ってからですよ!」
「ははは、みんな元気で何よりですよ」
運転手のルカリオははにかみながら子タブンネたちを見送ります
先生タブンネ2匹が興奮する子タブンネたちをなだめ、2列に並ばせて宿泊施設のキャンプ場に向かいます
初日はキャンプ場にテントを張ってお泊まりの予定なのです
都会暮らしの子タブンネたちにとっては見るものすべてが新鮮で
アスファルトに覆われてない道路、びっしりと生えている草や木、
耳なりがするくらいの静けさとその中から聞こえてくる木の葉が擦れ合う音、虫の羽音
それはまるで、別の世界に来てしまったというほどのワクワクでした
キャンプ場に着き、子タブンネたちは芝生の生えた地面に座らされて
その前で先生のお話のあと施設の管理人さんのエルレイドが挨拶をします
「みなさん、こーんにーちはー!」
「こーんにーちわー!!!!」ミィッミィッ
「僕は管理人のエルレイドだよ、よろしくね。ここには自然がいっぱいあっていろんな生き物がいるんだ
野生のオボンやオレンの実だって生えてるんだよ」
「オボン?オボンだって!」
オボンと聞いて目を輝かせる子タブンネたち、やっぱり好物なのだ

「でもその前に、やらなくちゃいけないことがあるんだ、わかるかな~っ?」
きょとんとして首をかしげる子タブンネたち、エルレイドはそれを見て不敵に微笑みました
「それはね、邪魔者を始末する事なんだよっ!」
エルレイドは突然くるりと振り返ると隣に立っていた先生タブンネの喉を肘の刀でざくりとかき切りました
喉からプシュウウと血を噴き出しながら先生は崩れ落ちてしまいます
「ミィッ?ミィッ??!ミィイイ!!」
子タブンネたちは突然の出来事に慌てふためき、キャーキャーと騒ぎ出しました
先生タブンネは胸を血で真っ赤に染めて何か言いたそうに口をパクパクとさせています
「な、な、な、何をするんですかー!いったい何を…」
2匹目の先生がエルレイドに詰め寄ります、しかしお腹にズドンと鉄拳を喰らい倒れこんでしまいました
「先生さんも一人くらいは生かしておいた方が楽しいかな」
エルレイドは先生タブンネの首を押さえつけ、片足ずつ足首に肘の刀を突き刺しぐりぐりと抉っていきます
ブチブチと筋が千切れる音と共に先生は悲鳴をあげました
「駄目じゃないですか、園児たちの前でそんな態度をみせちゃあ!」
先生タブンネはハッとします。園児を守れるのは自分しかいないんだ、と
「みんな、逃げてぇぇぇ!!!」
先生の声と共に慌ててワーッと逃げだそうとする子タブンネ達
しかし逃げる事は出来ません、自分たちの周りを4匹の屈強なポケモンが取り囲んでいるのです
それは先生を殺したエルレイド・運転手だったルカリオ・怖い顔のフシギバナ・丸い体のマリルリの4匹です
「はい、これで準備ができましたね。これから楽しいお泊り遠足が始まります」
「1、2…3…30匹もいる!楽しい遠足になりそうだね♪」
恐怖に震える子タブンネ達を取り囲み、4匹のポケモンはケラケラと笑い続けていました

「おべんとう、ダメぇ!これミィの、ミィのなの!」ミッミッミッミッ
エルレイドたちは子タブンネたちからお弁当と水筒とおやつの袋を取り上げていきます
子タブンネはこおろぎさとみかかないみかみたいな声で泣きわめき、
取られまいとリュックをきゅっと抱き抱えて必死の抵抗をしています
取り上げられたお弁当箱はマリルリが持つ大きなゴミ袋に集められます
「あっ!こいつ早弁なんぞしてやがりますぜ、エルレイドさんどうします?」
フシギバナは一匹の子タブンネを蔓で高々と持ち上げました
取られる前に食ってしまおうと思ったのでしょう、食べかけのお弁当を片手にほっぺをいっぱいに膨らませて
「ふぉへふははい!ふぉへふははい!」プルプル
「教育的指導が必要ですね、きつ~~~~~~~いのをお願いします」
「まかしとけ!さ~あタブンネ、ムチの時間だぞ~」
フシギバナは子タブンネを地面にどてっと落とし、蔓の鞭で背中をバチンと打ちつけました
「ウァァァァァァァァッ!」
子タブンネは激痛でエビ反りになっています
毎日両親や先生たちのやさしさに囲まれて育ってきた子タブンネには想像する事すらできないほどの痛みでした
「ミッ!やめビィィッ!いたキピイ!うああギビャア!」
フシギバナはむち打ちを止めません、
鞭を赤く染めながら一発一発力を込めてパァンパァンと2本の鞭を振り下ろします
ピンク色と白の毛がフワリと舞い上がっています、
数匹の子タブンネが「やめてよ、やめてょぉ!」とすがり付きますがフシギバナは止まりませんでした

なん十発打ち込んだかわかりません、子タブンネはそれはそれは無惨な姿となってしまいました
片耳は千切れ、体は至るところの毛が抜けてみみず腫でブクブクに膨れ上がって真っ赤です
もう痛がる元気もないようで「クハァー…クハァー…」と苦しそうに息をしています
「はい、おしおきはこれでおしまい、さあみんな、お弁当回収の続きをしようか」
宿泊施設に着いた時にはあんなにはしゃいでいた子タブンネたち
しかし今ははミィとも喋らずにうつむいたまま楽しみにしてたお弁当が無造作に回収されるのを待つのでした

お弁当を没収された園児タブンネ達、「昼寝の時間だ」と言われボロい小屋に閉じ込められてしまいました
昼間だというのに小屋の中は真っ暗で子タブンネ達のシクシクとすすり泣く声だけが響いています
「起きろ!晩飯の時間だ!」
子タブンネ達はルカリオの怒号で目が覚めました、子タブンネ達はいつの間にか眠ってしまっていたのでした
目覚めたばかりでの重い足取りでよちよちとキャンプ場の野外調理場に向かいます
野外調理場には、お風呂として使えそうなほどの大きな鍋がコンクリートブロックでできたかまどの上に
「今日の晩御飯は大地の恵みの特製友情カレーですよ。皆さんで協力して作りましょう!」
子タブンネ達にそう言い渡すとエルレイドはタブンネをご飯を炊く係、カレーを作る係、盛り付けをする係に班分けをしました。
「鍋の中に材料は入れてあるから、それに水を足して火をかけながらかき混ぜてね」
「ミィ!」
かき混ぜる係の5匹の子タブンネたちはマリルリの指示に元気に返事をしました
眠ったらつらい事を忘れてしまったのでしょうか、初めて自分たちだけで料理をするのにワクワクしているようです
しかし子タブンネ達が鍋の中を覗き込んだ時、その表情を一変させました
カレーの材料として鍋の中に入っていたのは、タブンネ達から没収したお弁当だったのです
ウサギの形に切られたオボンの実やタコさんの形をした赤ウインナー、ケチャップがかかったミニオムレツなどが
まるでゴミ箱に捨てられた残飯のように無造作に鍋に放り込まれていたからだ
「ミィの…おべんと…」
「ほらほら、もう火は点いてるんだよ!早く混ぜないと黒焦げになっちゃうよ!
マリルリが大きなへらで鍋の中身をぐちゃぐちゃとかき混ぜていきます
なかよしのお友達とおかずを交換したり、デザートを比べたりたりしながら一緒に食べたかったお弁当
お母さんタブンネがこのこの日の為にといつもより気合を入れて作ってくれた豪華で特別なお弁当
それらが今、子タブンネ達の目の前でグチャグチャにかき崩されていきます
「ミッ…ミィッ…ミ…」ポタポタ
鍋を覗いていた子タブンネの一匹が泣き出してしまいました
涙がもはや原形を留めていない元お弁当にぽたぽたと落ちていきます

「おい、これも入れちゃおうぜw」
フシギバナは蔓を使って喉を切られた先生タブンネの死体を鍋の前に引きずってきました
子タブンネたちは呆然と立ち尽くして動かなくなっている先生をじっと見つめています
「いいね〜、じゃあそいつを葉っぱカッターでぶつ切りにしといてね」
「おう、わかった」
フシギバナが葉っぱカッターで先生タブンネを切ろうとしたその時、
園児タブンネの中でも一際小さな子タブンネがとてとてと駆け寄って来ました
そしてフシギバナの後ろ足にしがみついて幼く舌足らずな口で必死で訴えます
「らえ、らえなのぉ!せんせ、きっちゃらえなの!」ミッミッ
「何だいきなり!」
この小さな子タブンネは幼稚園ではいつも先生タブンネ(死んだほう)にべったりでした
甘えっこ、赤ちゃんとバカにされても先生にくっつくのをやめなかったほど、先生が大好きな子タブンネでした
「あー!うっとうしい、お前も一緒にカレーの具に…」
「ちょっと待って、…この子『死』って物を理解してないんじゃないかな?」
子タブンネを踏み潰さんとするフシギバナをマリルリが制止しました
マリルリの推測は正しかったようで子タブンネは先生タブンネの死体を揺さぶって目を覚まさせようとしています
子タブンネは先生がただ怪我をして眠ってるだけだと思い込んでいるのです
「せんせ、おきで、おきでようりえんかえろ!」
「…ふーん、これは情操教育が必要みたいね」
マリルリは子タブンネの横にとことこと移動しました
「先生はもう二度と目を覚まさないよ、だって、先生は死んじゃってるんだもん」
子タブンネは首をぶんぶんて横に振ると、ウッウッと泣き出してしまいました
「ちあうもん!せんせ、ねぇねしてぅらけらもん!」
「わからないかな〜?じゃあわかりやすく教えたげる!」
マリルリは先生メソメソと泣いている子タブンネのお腹をキュッとつねりました
「キィィィィィィヤァァァァァァァァァァ!!!!」
ちからもちマリルリはつねる力も半端な力ではありません、
皮膚をビリビリと引きちぎりそのままブチリとむしり取ってしまいました
「ね〜痛いよね〜?じゃあ先生をつねってもすごく痛がるよねぇ」
「ミヒィィィー…ミィッ?!」
マリルリは先生タブンネのお腹を乱暴にギュッと掴み、ブチリと腹の肉をむしりとりました

しかし先生タブンネは痛がりません、ミィとも声をあげません

「えぐっ…せんせ…おっき、なぃ??」
「もちろん、先生はもう起きあがることはないもの!」
「なんえ…?」
「うふふ…先生はねぇ…、ここにいるように見えて、もうここにはいないのよ」
「うそ…せんせここにいうもん!」
「これはもう先生の脱け殻、ほんとうの先生はあの世って所に行っちゃったの」
「う…う…」
「あなたは先生にはねぇ、もう二度と会うことはできないんだよ!」
「ミィーーーーーーー!!!!」
子タブンネはだだっ子のようにジタバタと暴れまわりました
「やらーっ!やら!やらぁ!せんせどこにもいかないもん!せんせここにいうもん!せんせここにいうもん!」
マリルリはムッとして言いました
「あーあ、わかんないかなぁ… じゃあ、もっとわかりやすく教えてあげる!」
マリルリは先生タブンネの腕を肩からぶちりと千切り取り、鍋にポイと投げ入れました
そして残った片腕、両足を次々とむしり取って鍋に入れていきます
「らめ…らめらおぅ…」
「あらあら〜w先生のおててとあんよがなくなっちゃったね〜
こんなんじゃあ保母さんなんかできないよ〜、え〜んw」
次にマリルリは胸に手をめりこませバナナの皮を剥くようにに肋骨ごと皮をベリッと一気に剥がし、内臓を露出させました
腐りかけた内臓の嫌な臭いが、あたりにぷぅんの広がります
園児タブンネたちは見た目と臭いの気持ち悪さにウェッウエッとえづき、調理中なのに吐いてしまっている子もいました
「うぇーっ気持ち悪〜っ、そうだ!内臓はあんたが入れなさいよ」
「や、やぁぁ…」
子タブンネは当然嫌がりましたが、マリルリに腹肉をつねられると半ばパニック状態で内臓をプチプチとむしりはじめました
そして白い両手と黄色い胸を赤く染めながら先生タブンネの腸や肺を鍋に入れていきます
内臓がなくなると、先生タブンネは手足はなく胸と腹はがらんどうの変わり果てた姿になってしまいました

「どう?ここまでいくともう生きてるなんて思わないよね!」
マリルリはどや顔で子タブンネの顔をのぞき込みますが、子タブンネはマリルリなど目に入らずうつむいてしくしくと泣いています
「ミッ…ミッ…ミッ…お母さん…お母さん…」
「あらららら〜w、先生のことをお母さんて呼んじゃうのは、最っ高にはずかしいねーw」
実はこの子タブンネ、お母さんを自分がタマゴの時に亡くし、
そのため初めて自分に優しく世話をしてくれた♀タブンネの先生タブンネにべったりと甘えるようになっていたのでした
子タブンネは今日、二人目のお母さんを失ったのです…

そうこうしてるうちに、子タブンネたちの夕食であるカレーライスは完成しました
エルレイドの指示の元カレーが紙皿に盛られて子タブンネたちに配られていきます
子タブンネたちはレジャーシートの上で背中を丸めて、そのカレーを食べるでもなく悲しげにじっと見ています
しかし昼頃から何も口にしてない子タブンネたちは空腹の限界でしだいにモソモソと食べはじめます
ろくに味もしないわずかにカレー粉の辛みがあるだけの泥のようなカレーでした
しかも先生タブンネのピンクの毛がまんべんなくちりばめられ食感は最悪です
ちなみにご飯は精米してない麦飯です
おしゃべりをする子は一匹もおらず、カレーをペチャペチャと食べる音だけが聞こえてきます
その表情はみな暗くどんよりとした雰囲気の夕食でした
「おーいエルレイド、俺たち用のカレーが出来たぞ」
ルカリオがどこからか湯気がたっている寸胴を持ってきました。そこからちゃんとしたカレーのいい匂いがぷぅんと漂い、子タブンネたちは思わず寸胴の方に振り向きました
「よし、僕たちも食べるとしようか」
「おいしそ〜!」
マリルリがカレーを一すくい、いつの間にかこっそり炊いていた白いご飯にトロリとかけました
それは遠足に行く前に先生タブンネから聞いたキャンプのお話から
子タブンネたちが想像してたキャンプ場で食べる美味しいカレーそのものでした「このカレーはキャンプ場に偶然あったありあわせの材料で適当に作ったカレーです
みなさんは、お父さんお母さん先生タブンネの愛情がたくさん込められたそのカレーを残さず食べてくださいねw」
偶然あった材料とは今日この日の為に先生タブンネたちが用意したカレーの材料の事でした
「ミッ…ミッ…」
何匹かの子タブンネがメソメソと泣き出しました。
それはやがて子タブンネ全体に広がっていき、シクシクという小さな泣き声が薄暗くなってきたキャンプ場に響き渡ります

ともだちみんなで作ったカレー、とってもおいしいはずなのに
みんなと一緒に食べるカレー、とっても楽しいはずなのに
どうして、どうして、どうして… 幼いタブンネたちの心には耐えられないほどの悲しさと悔しさと無念さが押し寄せてました

「ウミィィィィイ!!!」
一匹の子タブンネがすっくと立ち上がりカレーライスを立ち食いしているマリルリに怒りの表情で突進していきます
その子タブンネは園児の中では体が大きく力も強い、幼稚園の大将ともいうべき男の子タブンネでした
しかしそんなガキ大将タブンネの突進もマリルリの丸いお腹に弾き返されてコロリと転んでしまいました
「あらら〜?静かにご飯食べられない子は悪い子だって先生に教わらなかったの〜?」
「うーさい!おまえらみちゃいなわるいやつ、ぉれがやっけてやる!」
ガキ大将タブンネは再び立ち上がり、今度は腕をぶんぶん振り回してマリルリのお腹をペチペチと叩きます
「せんせぇかえせ!べんとぉかぇせ!かれぇかえせぇ!!」ペチペチペチ…
しかしマリルリは全く動じません、そして手に持ってたカレー皿を隣にいたフシギバナの上に置きました
「ちょっとお仕置きしてあげようか」
マリルリは軽くくるりと回転し、アクアテールを番長タブンネの脇腹に叩き込みました
「グビァッ!おぅぅあああーー!!!」
マリルリの丸い尻尾でのアクアテールはボーリング玉を脇腹に落とされたような破壊力です
ガキ大将タブンネは血とカレーが混ざった液体をゲロゲロと吐き出し腹を押さえて足をじたばたさせながら悶絶しています
「さーて、ここからが本番だよー」
マリルリはガキ大将タブンネの両肩に手を置き、そのまま地面に向かってクグッと力を込めました
「ウワァァァァァァゴボゲボベガバブカ!!!」メキメキコキャ
なんという力持ちでしょう、ガキ大将タブンネの両足が胴体にめり込んでいきます
口からはゴボゴボと血のあぶくを吹き溺れかけていました
次にマリルリはガキ大将タブンネの両手を掴み、無理やり腕組みの形にして、そのまま両手を引っ張りました
つまりは、両腕を片結びにしようというのです
ベキベキと骨が鳴り、折れた骨が腕から飛び出してもマリルリは手を緩めません
「ウバァァァァ!!ごべんばざぃ!ごべんばざぃ!ウアアアアア!!!!」
もはやガキ大将タブンネには幼稚園のリーダーの威厳はなく赤い涙と鼻水を流しながら必死に命乞いをしています

マリルリは腕をかっちりと結ぶとこんどは頭のてっぺんに両手を乗せ、胴体に頭をめり込ませていきます
「だずえ゙でぇ、だずえ゙でぇ!ガボッガボボボボ!!」
「んん〜?このおっきい子、誰か助けてほしいんだって!助けたいってよい子はようしゃなくかかってきていいよ〜!」
しかし園児タブンネたちの中には誰一匹として動こうとする子はいませんでした
みんな怯えた顔をして顔を見合わせたりうつむいたりしています
「残念でした〜!きみって友達いないんだねw」
「ヴア゙ア゙ア゙ア゙ァァァァ!!ゴボゴボゴボ!!」
ガキ大将タブンネの頭は絶望に顔を歪ませ、あらゆる穴から血を吹き出しながら胴体に埋まっていきます
頭が完全にめり込んで見えなくなったあともマリルリは番長タブンネの身体をこねくり回し、
5分もしないうちにピンクの肉団子にしてしまいました
「うふふふふふ、わたしたちのおしおきはとっても厳しいから、わがままなんてしないようにね♪」
最終更新:2014年08月15日 13:25