日本の童謡シリーズ「山寺の和尚さん」

♪山寺の和尚さんが 毬は蹴りたし毬はなし
 猫をかん袋に押し込んで ポンと蹴りゃニャンと鳴く 
 ニャンが ニャンと鳴く ヨイヨイ


「おしょうさーん、タブンネつかまえてきたよー!」
「ミィ!ミィミィミィ!
 (可愛いタブンネちゃんをこんな袋に閉じ込めるなんて許さんミィ!早く出すミィ!)」
「おお、ご苦労ご苦労。どれどれ、久しぶりに蹴ってみるかのう」
「ミギャ!」
「ほっ、はっ、ほいっと」
「ミギッ!ピギャァ!ミィィッ!(痛い!痛いミィ!やめるミィ!)」
「おしょうさん、リフティングうまーい!」
「タブ蹴りは、タブンネのもがく動きを読んで蹴らなくてはいかんからのう。
 なかなかコツがいるんじゃよ。それっ、シュート!」
「ミギャアアア!!」
「すごーい!(パチパチパチ)」
「ミ…ミィィ…(も、もう…許してくださいミィ……)」
「いやいやそれほどでも。しかし実はわしはバスケの方が得意でのう。
 だいぶ昔の話だが、ヒウンシティ大のデニス・ロッドマンと呼ばれたものじゃよ。
 それ、ドリブルドリブルドリブル!」
「ミゥ!ミィ!ミギャ!」
「ダーンク!!」
「ピギャァァァァァ!!……ァ…ァァ……(意識が……遠のいて……いくミィ……)」
「おしょうさん、かっこいい!!」
「ほっほっほっ、さあ、みんなでサッカーしておいで。
 遊び終わったらタブンネ鍋にしようのう」 
最終更新:2014年12月30日 17:34