我々の住む時から流れ時代は2025年、タブ虐が一世一代の大ブームを起こし世間に広がりそして皆の生活の一部となったいずれ来る近未来の世界
今回はそんな世界を皆さんにも垣間見せよう
朝一人の青年が目を覚ます、2013年では少年でXYで遊んでいた彼も今では立派な社会人
朝から会社というものに行かなくてはならない、そのためには目覚まし時計が必要だが、周囲に目覚まし時計はない
かわりに襖が開き中からタブンネが出てきて青年の枕餅に立ち
「ミィ!ミイ!ミイ!」
と大声で泣き続ける、何日間もエサを与えてないタブンネだ
腹が減ったと枕もとで泣き続ける、タブンネの声は比較的に高い方なので頭に響く方だ
「あー、うるさい!」
その声に起きた青年は睡眠を妨害された怒りとばかりにタブンネの顔に吸い込まれるように鉄拳を放つ
「ミギャーーー!!!」
優に2メートルは吹っ飛ぶ拳を食らいバウンドし首があらぬ方を向き数回痙攣するとおとなしくなる
「さーて、今日も一日がんばりますか」
今のは
タブ時計、タブンネの高い周波数の声で人をお越し朝のイライラをタブンネへの制裁ですっきりさせるという画期的なもの
むろん一回こきりの使い捨てだ
2025年はエコにも貢献している
電車の駅までの道のり、車がつかえない人もいるだろう
そこで開発されたのがロケットタブンネ
手足を縛り背中にロケットを積んだこれまた使い捨てのタブンネだ
こんなに使い捨てがいて絶滅しないかって?
イッシュでの環境データを打ち込んだ土地ならタブンネはネズミ算式に増えていく
むしろ今はタブンネを早く消費し減らすことのほうが考えられている
さて話がそれてしまったがこのロケットタブンネ、別にロケットをタブンネにつけず自分で飛べばいいと考えている方もいるのではないだろうか
それだと飛ぶはいいが着地がパラシュートを使わなければいけなくなり大荷物になってしまう
さてそこでタブンネをどう使うか実践してみよう
まずタブンネの背負ったロケットのくぼみに座るその際タブンネがミイミイうるさいときは頭に一発制裁を加えよう
もしくは触角を握り自分が単なる道具だという事を嫌というほど教えてあげよう
そしてボタンを押し点火!大体4,5㎞の単距離を飛行できる
飛行したらすごい勢いで落下するので自分の体が当たらずタブンネを突き出す形にしよう
タブンネは防御種族値が高く弾力性に富んだ体をしているので落下時タブンネを突き出しておけばタブンネが全衝撃を吸収してくれる
その際タブンネは微塵に潰れてしまうが後はクリーンメイトさんに頼んで自分はロケットの部品だけを駅のロッカーに預けておけばいい
タブンネさえあれば何回でも単距離飛行できる優れものだ
電車に乗って青年が行き着いた先は「世界タブ虐カンパニー」
2014年のタブ虐の一世一代の大ブレイクそして世間への浸透、そこから生まれた超巨大カンパニーだ
少年用のタブ虐の玩具から今朝紹介した大人も使える実用品タブ虐を開発し、日々タブンネの有効利用を考えているカンパニーだ
イッシュの環境データーを開発しタブンネの培養もここの会社の工場で行われている
今日ここで新製品の議題が行われていた、お題はタブ油の利用法
タブンネの弾力性に富んだ肉体は大変多くの脂肪が含まれていることが最近の研究で分かった
(続く)
最終更新:2015年02月11日 15:23