DLL 逆コンパイル


本項は書き立ての記事です。正確な情報は公式サイト、公式ドキュメントでご確認ください。


1.逆コンパイル
 DLL(ダイナミックリンクライブラリ)を解析してソースコードの状態を見ること。

 但し逆コンパイルの行為は多くは禁止されている場合が特に商用アプリには多いので注意が必要。
 しかし実態は学習のために逆コンパイルをかけることは珍しくなく、解析した結果を外に出すようなことが無いよう注意が必要。


2.dotPeek
[ dotPeek: Free .NET Decompiler & Assembly Browser by JetBrains ]
( https://www.jetbrains.com/decompiler/ )

 逆コンパイルをするには色々な方法があるが、手っ取り早いのは「dotPeek」を使うこと。
 VisualStudioがインストールされていることが条件だが、この記事2021年現在
 無料で利用できる。

 dotPeekはIntelliJ、PhpStorm等を開発しているJetBrains社が開発している。


3.使い方
 dotPeekをインストールし起動すると、「JetBrains dotPeek」が開く。
 このメニューからFile⇒Openで、解析したいdllファイルを選ぶだけでよい。

 あとはAssembly Explorerに解析結果が出る。
 そこから先はVisualStudioデコーディングしている感覚で扱える。
 DLLを対象として右クリックから「Export to Project」でエクスポートができる。
 VisualStudio本体や他のツールでコードを操作するなどの用途で使えるようになる。

 dotPeekはデフォルトでは「C#」のみに対応。
 他言語を解析したい場合はライブラリをダウンロードする必要がある。
最終更新:2021年09月25日 03:17