あ行
霧の民の別名。主に、霧の民自身が用いる。
大公領にあり闘蛇を育てる特別な村。エリンなどが住む。
男たちは闘蛇を育てる仕事(闘蛇衆)、女たちは家事・畑仕事などをして暮らす。
あの世。穢れた者は行く事が出来ないといわれる。
神々の山脈。
霧の民の別名。主に、霧の民以外の民が用いる。
リランとエクの間に生まれた王獣。
名付け親は、真王ハルミヤ。(37話)
ソヨンが腕に付けている装身具で、緑色の宝石がはめ込まれている。
昔、ソヨンの母から貰ったものだったが、エリンに譲り渡される。(6話)
ソヨンの死後、エリンにとって唯一の母の形見となる。
怪我をしたオスの王獣。(35話)
昔から聖なる獣として王国で祀られている生き物。
狼のような顔つきをしていて大きな翼と鋭い爪を持つ、全ての生き物の頂点に君臨する獣の王者。成獣になると闘蛇の何倍もの大きさになる。(12話ジョウン談)
王獣保護場で王獣を飼育するに当たって定められた掟。
王獣保護場で飼うための野生の王獣を捕獲する狩人。
王国では王獣の数が減ると災いが訪れると言われており、その数が減らないように野生の王獣の雛を捕獲してきて大切に飼っている施設。たくさんの王獣がいる。
人間には聞こえない音を発し、この笛の音を聞くと闘蛇は硬直する。闘蛇調教に欠かせない。野生の闘蛇には効果がない→【耳膜】
アケ村の公衆浴場。かまどで湧かした湯を利用する。混浴?(6話)
か行
ジョウンの夏の小屋がある山。
大公に選ばれた者だけが乗る事を許される、ひときわ大きな闘蛇。
しかし、他の闘蛇より病気に弱いとされる。
緑色の目を持ち、知恵と獣の医術に優れる。ゲルのようなテント型住居に住み一箇所に定住せず、原則一族以外の者とは婚姻もしない為、巡回者と探索者を除き外部と関わる事も少なく、真王や大公にも仕えない。
他の民からはアーリョと呼ばれる事もあるが、本来はアォー・ロゥと言う。アォーは戒め、ロゥは守るの意味で、過去に犯した過ちを二度と繰り返さないという戒めと、その戒めを何よりも大切に守るという霧の民のあるべき姿を表すという(6話)
霧の民とそれ以外の民を結ぶ物々交換の市で、霧の民からは巡回者が赴く。"市"と言っても"市場"ではなく、アケ村近くの市では、茂みに隠れた大木の洞に交換する品物を置き、やりとりする。
さ行
真王に反旗を翻し度々事を起こしており、闘蛇の卵を狙っている組織。(11話ヌガン談)
先が三つに分かれた野草。闘蛇に与える事でより大きく頑丈に育てられる事から、特滋水の原料として使われる。人間が食べると足の先まで痺れ上がる。(3話)
切り立った岩場。ソヨンとアッソンが出会った場所(4話)
交易の盛んな大きな町。ジョウンの家から買い出しの為に訪れた。(10話)
お祭りか、お祝い事でもない限り食べられないご馳走。(6話エリン談)
料理方法は【ラコス】の項を参照。
闘蛇の耳にある蓋のようなもの。成獣になる前に切り落とし、音無し笛で調教出来るようにする。(3話)
霧の民の交易担当者。
王獣保護場にて飼育する野生の王獣を探索するため派遣された王国の役人。
真王の楯となって守る王族の護衛士のこと。厳しい修行を積み、厳しい掟に従い家族との縁も切って生きている。(10話ジョウン談)
→【指笛】
卒業試験のこと。(カザルムの場合)首席で卒業すれば、学舎での教導師となることもできる。
た行
ただのイワナ。タイランが闘蛇に与えていた。(2話)
イアルが持っていた楽器で彼の名が彫ってある。エリンに贈った。(10話)
ローヤルゼリーのこと。
小さじ一杯で小粒銀一枚(お祭りの日などに食べる上等な牛肉を大人の拳3つ分)の価値がある高価なもの。(9話 解説)体力を回復させる薬にもなる。
アケ村では年に一度行われる行事。村近くのラゴウの沼に生息する野生の闘蛇の巣から卵を採取する。
卵狩りは、闘蛇衆以外が行ってはならない掟がある。(34話)
霧の民の探索者。外部の様子を探り、民に伝えるのが役目。ナソンもこの役を担う。
闘蛇が多くいる深い峡谷に生える薬草。内蔵に出来る腫れ物に良く効く。根は大粒金一枚で売れるほど高価なもの。
シダのような形の猛毒を持つ草、特効薬を与えないと、摂取から7日で死に至る。食用の草と形が似ている。(4話)
大公領のみに生息する。(34話)
獣、戦の道具。背にまたがり角を持つ事で操れる。体は粘液で覆われている。
鱗に紋様が刻まれており、ここからどの領地の闘蛇か区別できる。
アケ村では主にヤギ肉を与えている。特に大きな闘蛇を牙と呼ぶことがある。
野生のものは飼育されているものより小さい上、比較的おとなしい。夜明け前は動きが鈍ると言われる。
牙には毒がある。(40話)
【指笛】に酷似した鳴き声を発することにより、闘蛇を自在に操る事が出来る。(13話)
アケ村にある闘蛇を育てる洞窟状の施設。中は鍾乳洞・水路・池などから成る。
処刑法の一。両手足を縛り、ヤリで刺した上で野生の闘蛇が多数居る水中に突き落とし、食い殺させる。
体長25㎝ぐらいのムカデ。歩肢が26対ある。(12話)
闘蛇の体の粘液と混じりあって口から体の中に取り込まれる事で、闘蛇の健康を損ねる事無く、体を強くしたり寄生虫を取り除いたり出来る。幼い闘蛇には効果が強すぎるので適さない。(1話ソヨン談他)
鱗・骨など戦闘向けの部位が強化される反面、野生のものより弱くなる部分もあるというが、それがどこなのかは不明。(6話)
バッタのような虫。(1話)
ジョウンが飼っている雌馬。
エリンが稼いで払った種付け料を元に子馬を産む。(15話)
闘蛇が死んだ時、仲間の闘蛇が発する鳴き声。
アケ村近くの霧の市がある山。
な行
夏になるとジョウンの住む地域一帯に咲く花のこと。日当たりの良き丘陵地や山野に自生する。花の蜜をなめると腹痛で3日は苦しむ。但し、少し手を加えれば薬にもなる。(11話)
カショ山にあるジョウンの山小屋。毎年夏になると蜜の出る花を追ってここで過ごす。
カザルム学舎に入舎するための試験。年に一度だけ行われる。
ジョウンが飼っている雌山羊。
は行
アケ村では普段見られない虫らしいが……(6話エリン談)
コムギの粉を練ったピザ生地のようなもので、地域によっては主食として用いられる様子。劇中では蜂蜜を塗って食べていた(8話)
女王蜂は群れが多くなりすぎると半分ぐらいの働き蜂を率いて群れを飛び出す。残った蜂がその場所で生きていけるよう、自分の生きてきた場所を子に残す習性のこと。(9話ジョウン談)
その名のとおり、黄褐色の実を潰すとかなりの臭気を放つ。獣避けに使う。
ま行
ワラを束ねたような球体。ヤギゴロシから作られ、虫除け効果がある。幼い闘蛇に特滋水の代用品として使う。(1話) 硬すぎず、柔らかすぎず、親指の付根ぐらいの硬さが最適とされる(7話)
ジョウンが養蜂のため飼っている。
アケ村の掟で、担当する闘蛇に万一の事があれば、世話をしている者が全責任を負わねばならぬという決まり。
や行
白い花を咲かせる野草。花の部分には毒があり、名前の通りヤギが食べると中毒を起こし死に至る。
リョザ神王国の初代大公。かつて国の危機を救った。
耳膜のため音なし笛が効かず、一般的に操れないと思われてる野生の闘蛇を、人間が操る方法。
ソヨンがエリンを救うために使うが、闘蛇衆や大公側の人間は指笛については知らなかった様子(7話)。操者の技とも呼ばれ、霧の民に代々伝わる技術のようだ(8話)
王獣が闘蛇を操る時に発する鳴き声に酷似している。(13話)
曲名。子守歌のようなもの。ジョウンの住んでいる地域ではよく歌われている。(10話)
ら行
リョザ神王国の隣国。時折武力で国境を侵犯してくるが、大公の闘蛇部隊により撃退されている。(1話)
アケ村近くの沼。闘蛇の卵狩りで訪れた。(5話)
ソヨンが“闘蛇の裁き”の刑をここで処され刑死する。(7話)
食用の植物、形状不明。劇中ではシシ肉を味噌とペースト状のラコスの果肉で挟み、それをラコスの葉で包み蒸し焼きにしていた。葉の使い方はバナナのそれに似ている。(6話)
真王ハルミヤの誕生日を祝う日、ダミヤが連れてきた王獣(幼獣)。
サイガルムの放った矢により負傷してしまう(17話)
長らくエサを食べない状態が続いていたが、エリンの竪琴により食べるようになった(22話)
エリンに大怪我を負わす。この頃から換毛が始まる。メスであることが判明(29話)
成獣として登場(30話)
崖からの墜落をきっかけに、飛べるようになる(31話)
王祖ジェと心を通わせていた王獣。
エリンが世話する幼い闘蛇。名前の由来は泣き声。
肉体労働を課せられた役務のこと。この国では労役を抜け出すと重罪で北の鉱山に送られるらしい。(10話)
わ行
水中に生息する蛍の幼虫のような虫。尾が光る。発光虫。
最終更新:2009年10月21日 23:00