周辺地形
守り木の周辺にある地形などの一例です。
GMは自由にここに書いてある地形を使うことができ、また新しい地形を作成することができます。
迷宮回廊
朽葉の天蓋の木の近くの森と、その中にある獣道です。途中幾重にも枝分かれしており、明らかに物理的におかしい場所へとつながっていたりするため全容がどうなっているかは明らかになっていません。
この回廊があるため朽葉の天蓋の木は様々な守り木との間で交流があります。
不動草原
迷宮回廊の奥にある草原です。完全な無風で、地面に生えている草は全く靡かず直立しています。
不動草原の奥には未踏のものを含む多数の廃墟があり、魔石や財宝を目当てにした多くの探索者が挑み、そのうちの何割かは未帰還です。
少なくとも2体、子爵級以上の獸が居る廃墟があることが確定しています。
これは「討伐失敗したが生還した冒険者がいて情報が共有されている」子爵級以上の獸、ということです。
不動草原の奥にある廃墟には以下のようなものがあります。
宝浦
中世の物と思われる船が難破した入り江です。船の中には財宝が残されているため、一攫千金を狙う探索者が頻繁に挑んでいます。
船から帰還しようとする探索者に襲いかかる、半人半鳥獸です。少なくとも子爵級以上とされています。
恐慌鳥の攻撃能力は低いですが、彼女の歌を聞いたものはその場から動けなくなり、随伴する他の獸に為す術もなく餌食にされると言われています。
必ず移動中の探索者を襲う性質があるようです。
白亜通り
真っ白い石造りの建物が立ち並ぶ大通りです。建物の中には家具や雑貨が放置してありますが、住人はいません。
白亜通りに潜む仮面をかぶった全長2mほどのカメレオンのような子爵級の獸です。自由自在に体色を変える能力を持ちます。
かつて、討伐を試みた探索者が白亜通りに大量の罠を作って挑んだそうですが、罠は全て不発に終わったそうです。
能動的に探索者を襲うことはほとんどなく、白亜通りの外側にも出てこないようです。
希望の森
歪なモニュメントがまるで森のように乱立する広場です。
『復活の魔石』が墜落してきた場所として知られており、死者の復活を願う探索者達が多数挑戦し、後述する獸によって帰らぬ人となっています。
希望の森を拠点とする子爵級の獸です。体の一部が影と一体化した、巨大な熊の姿をしています。
この獸は特殊な習性をもち、探索者を決して殺害しません。代わりに、仮面と装備を奪い、自分の住処へ連れ去るのです。
そして攻撃と回復を繰り返し、探索者が獸になるまでいたぶり続けます。
これを悲惨な最期、永遠の別れと捉えるか、まだ助け出すチャンスが有ると捉えるかは、探索者達の絆次第でしょう。
残影熊の周囲の獸は、魔石を求めて、あるいは仲間を助け出そうとして戦った、探索者の末路で占められています。
最終更新:2020年04月29日 10:43