第8話 「武器の仕入れ」







 早朝、ルイズブロントは学院の馬舎に来ていた。
「おいィ!?これに乗っていくのか?」
 ブロントはヴァナ・ディールでもマリード象にも匹敵する『冥路の騎士』が騎乗する六本足の馬は見た事はあるが、
 自分達冒険者がもっぱら乗るのは二本足で走行する鳥のチョコボであった。
『冥路の騎士』のものより二回り程小さく、足も四本しかない眼前の亜種の姿を見てブロントは何となく敬うような、祈るようなポーズをとりたくなっていた。
「馬じゃなきゃ城下町まで付く頃には日が暮れてしまうわよ、まさかあんたナイト(騎士)って言うわりに馬に乗った事無いの?」
「二本の足で走る飛ばない鳥ならある」
「空も飛ばないのにわざわざ鳥に乗るの?エルフって結構変わってるのね」
 ルイズが馬に乗る様を見ていたブロントは自分も試しに乗ってみたが、意外な事にチョコボよりは気性が然程荒い生き物ではないようだった。
 試しに少し乗り回して見ると速度はチョコボ程は出ないとはいえ、四本足による安定感や乗り心地は馬の方が優れているようであった。
「ところでブロント、あんたはいいとして、『かばん』をつけたまま馬に乗ってるけど、よく馬が潰れないわね」
「む?」
「いいわ、忘れて頂戴。あんたの『かばん』がまた一つとんでもないモノってだけは理解したから。それよりさっさと出かけるわよ」

 その頃、ルイズ達が馬に乗って学院を出るところを目撃していたキュルケは親友のタバサの部屋に飛び込んでいた。
「タバサ。今から出かけるわよ!早く支度をして頂戴!」
 読んでいた本をキュルケに取り上げられたタバサは短くぼそっとした声で自分の都合を友人に述べた。
「虚無の曜日」
「わかってる。あなたにとって虚無の曜日がどんな日だか、あたしは痛いほどよく知ってるわよ。でも、今はね、そんな事言ってられないの。恋なのよ!恋!」
 タバサはキュルケの手から本を取り返そうとしたが、背の高いキュルケが高く本を掲げたので、タバサの手は届かない。
「そうね。あなたは説明しないと動かないのよね。ああもう!あたしね、ブロントさんに恋したの!でね?そのブロントさんがが今日、あのにっくいヴァリエールと出かけたの!あたしはそれを追って、二人がどこに行くのか突き止めなくちゃいけないの!わかった?」
 タバサは首を振った。それでどうして自分に頼むのか、理由がわからなかった。
「出かけたのよ!馬に乗って!あなたの使い魔じゃないと追いつかないのよ!助けて!」
 キュルケはタバサに泣きついた。
 タバサはやっと頷いた。自分の使い魔じゃないと追いつかない。なるほど、と思った。
「ありがとう!じゃ追いかけてくれるのね!」
 タバサは再び頷いた。友人が自分にしかできない頼み事を持ち込んだのならば仕方の無い。
 それにタバサ自身、先ほども浸っていた本の世界の勇者の姿とどこか似通っている使い魔のブロントに多少興味はあった。
 タバサは口笛をピューと吹くと窓から飛び降り、キュルケもその跡を追った。
 タバサの使い魔のシルフィードの背に二人が乗ると、シルフィードは空に飛び上がった。
「どっち?」
 タバサは短くキュルケに尋ねた。
「あ、わかんない……。慌てていたから。」
 タバサは別に文句つけるでなく、シルフィードに命じた。
「ぴかぴか、後追って」
 シルフィードはきゅいと短く鳴いて了解の意を主人に伝えると、青い鱗を輝かせ、力強く翼を振り始めた。
 高空に上り、馬に乗り草原を走る光輝いて見えるブロントを見つけることなど、シルフィードにとっては太陽を探すぐらいにたやすかった。
 シルフィードが仕事を開始した事を認めると、タバサはキュルケの手から本を奪い取り、シルフィードの背びれを背もたれにしてページをめくり始めた。

 トリステインの城下町を、ルイズとブロントは歩いていた。
 ブロントは辺りを見回した。石造りの街はサンドリア王国の街並みにどこか似ていたが、
 往来している人々を丸々バストゥーク共和国の人々に置き換えた様な感覚であった。
「結構賑やかだな」
「そりゃ、ここ大通りだもん」
 声を張り上げる商人達や行き来する大勢の人の数はブロントが知っているヴァナ・ディールのどの街よりも賑わっていた。
「ブルドンネ街。トリステインで一番大きな通りよ。この先にトリステインの宮殿があるわ」
「宮殿に行くのか?」
「女王陛下に拝謁してどうするのよ?」
「任務の一つでも受けておこう」
 ブロントがそう言ったらルイズは笑った。
 道端には露天が溢れていて、ブロントが知らないモノが幾つも筵の上に並べられていた。
 使えそうになるものは無いかとブロントは一つ一つ見つめていたらルイズにサーコートの端を引っ張られた。
「ほら、寄り道しない。スリが多いんだから!あんたに預けた財布……そういえば財布はどこに仕舞っているの?まさか」
「どこってそれはもちろん俺はかばんの中のベッドの下に挟んだんだが?」
「……そ、そう。……そこからスロうとするとどうなるかちょっと見たい感じもするわね」
 ブロントの腰につけたゴブリン製のかばんに関して思考が麻痺し始めて来たルイズであった。
 そうこうしている内にルイズはブロントを連れてゴミと悪臭が漂う路地裏に入って、四辻にでた。
「ビエモンの秘薬屋の近くだったから、この辺なんだけど・・・・・・」
 それから、ルイズは一枚の銅の看板を見つけ、嬉しそうに呟いた。
「あ、あった」
 見るとブロントもその意味が何を表すかがわかる剣の形をした看板が下がっていた。
 ルイズとブロントは石段を上がり、羽扉をあけ、店の中に入っていった。
 店の親父は入って来たルイズが身に着けていた五芒星が描かれた紐タイ留めに気づく。
「これはこれは、貴族の若奥様。うちはまっとうな商売してまさあ。お上に目をつけられるようなことなんか、これぽっちもありませんや」
「客よ」
 ルイズは腕を組んで言った。
「貴族が剣を!こりゃおったまげた!」
「使うのは私じゃないわ。こいつよ」
 ルイズは自分の後ろにいたブロントを指差した。
「これはこれは。なんとも頼もしそうな従者で、剣をお使いになるのは、この方で?」
 主人は商売っ気たっぷりにお愛想を言った。それから、純白に輝く見栄えのいい鎧を着ているブロントをじろじろと眺めた。
 ルイズは頷いた。一方ブロントは店の一角に置かれている樽を眺めていた。
「わたしは剣の事なんかわからないから。適当にこいつに合いそうなの持ってきて頂戴」
 主人はいそいそと奥の倉庫に消えた。彼は聞こえないように、小声で呟いた。
「……こりゃ、鴨がネギをしょって鍋までもってやってきたわい。従者にあんな豪華な鎧に、金細工で出来た飾り盾を着けさせて、随分と見栄を張った羽振りのいい貴族様だ。せいぜい、高くふんだくるとしよう」
 そして奥から煌びやかな細工が施されたナックルガードが施された細剣を倉庫から持ち出してきた。
「昨今は王宮の貴族の方々の間で下僕に剣を持たせるのがはやりでございましてね。この様な腰に下げても見た目が良い細いレイピアなんて良くお選びになるんでさあ」
「下僕に剣を持たせるのがはやってる?」
「へえ、なんでも、最近城下町を荒らす盗賊が出没しておりまして。『土くれ』のフーケと言ったかな?噂ではすでに何人かの貴族の家宝なりが盗まれたらしく、他の貴族の方々も恐れて、下僕らにも武器を持たせて歩く始末で」
 その会話を傍目にブロントは細剣をじっと見つめて
「隔が短すぎて遠くまで届かないからダメだな」
 の一言で細剣を付き返した。
「いやはやこれは失礼、旦那の様な立派な体躯してるお方ならもっと似合うものがありますのでちょっとお持ちしまさあ」
 そして主人はまた奥の倉庫から今度は大剣を油布で拭きながらでてきた。
 大剣は見事な装飾が鞘や柄や鍔に施されている。柄尻には玉のようなものまでついている。
「この剣なんて如何でございましょう?一般的に言えば両手で扱う大剣ですが、旦那みたいに立っ端がある方でしたら片手剣としてもいけるでしょう」
 ブロントはじっと大剣を見つめて鑑定してフゥとため息を吐いた。
「なんだこれは?お洒落装備か?」
「いやいや、実はこちらは高名なゲルマニアの錬金の大家とされるシュぺー卿の作でして、特殊な魔法が施されて鉄だろうがなんだろうが一刀両断でございます。もちろんおやすかあ、ありませんが」
「少し持ってみてもいいか?」
「どうぞ」
 ブロントは片手で大剣を握って見せた。
「おお大した膂力ですな、やはり旦那にはそれぐらいの獲物が……」
 ルイズもその姿がブロントの着ている鎧と盾に凄く似合い、絵になっていると思った。
「なかなかいいわね。おいくら?」
「エキューで二千、新金貨で三千でございます」
「森の庭付きの屋敷が買えるじゃないの!」
「名剣は城に匹敵しますぜ。それが屋敷で済むのなら安いもんでさ」
 そこにブロントが口を挟んだ。
「折れる」
「「え?」」
「いや、折れるよこの剣」
 ブロントそのまま大剣をカウンターに置いた。ルイズと主人は呆気に取られてた。
「ところでそこの樽のモノも売り物なのか?」
 ブロントは先ほどから気になっていた剣がまとめて入れられた樽を指差した
「へえ、二百エキュー程度のナマクラばかりですがね」
 ブロントは樽からガッチリ鞘に納められた一本の剣を引き抜いた、
「遠くから見ても、これだけがもうチカチカ輝いていたんだが」
「あ、旦那そいつはちょっと……」
 主人が止めるのをよそにブロントはそのまま剣を鞘から解き放った。
「おい親父、てめ!俺をこの樽の中のナマクラと一緒にするない!」
 ブロントに抜かれた刀身が細く、錆びた薄手の片刃のブロントの知る東方伝来の『刀』に良く似た長剣が鍔をカチカチと鳴らした。
「それって、インテリジェンスソード?」「ほう、レリックか」
 ルイズとブロントが同時に声を出した。
「そうでさ、若奥様。そいつは意思を持つ魔剣、インテリジェンスソードでさ。一体どこの魔術師が始めた事やら…とにかくこいつはやたらと口が悪いんで閉口してまして……」
「へっ、よく言うぜ!てめの性格悪さよりはマシだ!そのちゃらちゃらした物でボッタくろうとしてたくせに」
「うるせえぞデル公!商売の邪魔するな!これ以上俺の商売の邪魔するのなら貴族に頼んで溶かしちまうからな!」
「おもしれ!やってみろ!どうせこの世にゃ…」
 ブロントは剣を黙らせるように鞘に納めた。
「いくらだ?」
「へえ、大剣の相場は大体二百エキューですが、そいつを厄介払いできるってのなら・・・半額の百エキューで結構でさ」
「ちょっと、ブロント!そんなのにするの?もっと綺麗でうるさくないさっきのにしなさいよ」
「百エキュんはだせるのか?」
「そりゃあるけど、そんな錆びだらけのにしなくても・・・・・・」
 ふとルイズはブロントの顔を見ると、
 その剣が買えなければ今にも店の主人を殺してでも奪い取ってしまうのでは無いかと思える様な殺気がブロントの顔には込められていた。
 ここでたかが百エキューを出さなければルイズは己が人生を二、三年は後悔するハメになるのではないか、と心で感じた。
「わ、わかったわよ、それ位だすから財布だして」
 ブロントはかばんからルイズの財布を引っ張り出してルイズに渡した。
 ルイズは財布から百エキュー分の金貨を取り出すと、それをカウンターに乗せた。
「毎度!もしそいつがうるせえようだったら今みたいに鞘に仕舞えば大人しくなりやすから」
 二千エキューふんだくる事は出来なかったが、それでも厄介モノが金になって消えてくれたのでにんまりとする主人であった。

 ルイズとブロントは武器店から出ると、ブロントは剣を鞘から抜いた。
「てめ!話を途中で邪魔するんじゃねえ!…っておめ眩しい!俺は目はねえけどよ、ちょっと眩しい!」
「お前、何て言うんだ?」
「あ?俺か?デルフリンガーさまだ!」
「そうかデルフんガーか、俺はブロントだ」
「ちがわ!デ・ル・フ・リ・ン・ガ・ー だ!ちゃんと覚えときやがれ!…ん?」
 剣はしばらくブロントを観察するように黙りこくった。
 そして先ほどと違い小さな声で喋った。
「おでれーた。それなりな剣士かと思ってたが。てめ、『使い手』か」
「それほどでもない」
「いや、俺にはわかる。てめ、これまたとんでもない剣の使い手だな。しかも、てめ、エルヴ…」
 ブロントはそのままガチンとデルフリンガーを鞘に納めた。
 そしてルイズの事をつんつんと指で突付いた後、路地の影の方から覗いていた人物を指差した。
「何よブロント、ってキュルケ!?あんたここで何してるのよ!」
「やばっ!」
 隠れてルイズ達を尾行をしていたキュルケとタバサであったが、その存在がバレてしまったと言うのであれば観念して物陰からでてきた。
「あらヴァリエール、『こんな所』で会うなんて奇遇ね」
「奇遇ねって、あんたが『こんな所』に来る用事なんて無いじゃない。どうせ私の後をつけて来たんでしょ」
「さあ?恋する乙女には色々事情があるのよ。それよりヴァリエール、あんたブロントさんに剣を買い与えて気引こうとしてるみたいだけど、そんな錆びた剣しか買えないだなんて、公爵家も大変なのね」
「なんで私が一々使い魔の気を引かないといけないわけよ?それにこいつがこの剣でいいと言ったのよ」
「はぁ、ルイズったらブロントさんの事何もわかってないのね。ブロントさんはあんたの財布の中身に気を使っていたに決まってるじゃない。ケチな主人を持つと使い魔は辛いわね」
「そんなの主人の私の勝手でしょ」
「そう、ならブロントさんにアプローチするのも私の勝手よね。ブロントさん、私がもっと貴方に相応しい立派な剣を買ってあげるわ。そこのケチなルイズと違ってゲルマニアの女は恋した殿方にはどこまでも尽くすわよ」
 ブロントは左腰に下げた鞘に納まったデルフリンガーに手を当てた
「俺はこれがいいんだか」
「そうよ、ツェルプストーの者からは豆の一粒だって恵んでもらう必要はないんだから!」
「どこまでも謙虚で主人を立てるだなんてやっぱりブロントさんは素敵だわ、その魅力が判らないルイズの使い魔にして置くのはとても勿体ないわね」
「使い魔にまで手を出そうとするだなんて、あんたって男なら何でもいい色ボケじゃない!なあに?ゲルマニアで男漁り過ぎて相手にされなくなったから、トリステインまで留学してきたんでしょ?」
 ルイズは冷たい笑みを浮かべてキュルケに指差して言った。
「…言ってくれるわね、ヴァリエール……」
 キュルケの顔色が途端に変わった。
「あらあ?本当の事だったかしら?」
 しばし緊張した沈黙の後、二人は同時に手を杖にかけた。
 それまで本を片手にブロントの姿をまじまじと眺めていたタバサが、二人より早く自分の杖を振り、
 キュルケとルイズの手から杖を風で吹き飛ばした。
「街中」
 タバサは淡々と言った。
 ここでキュルケの炎やルイズの『爆発』が起きれば学院内とは違って周りに大きな被害がでるとでも言いたげだった。
「何この子。さっきからいるけど」
 ルイズは忌々しげに呟いた。
「あたしの友達よ」
「なんで、あんたの友達も『こんな所』にいるのよ」
「友達がいないヴァリエールには分からないかもしれないけれど、友達は友人の恋路を助けるものよ」
「ふん、馬鹿みたい。自分一人じゃ何もできない証拠じゃない」
「言ってなさい、続きは学院で決着つけましょうヴァリエール。じゃまたね、ブロントさん」
 キュルケはそう言うと手をヒラヒラさせて本を読み続けるタバサを連れて帰っていった。
 ルイズがふんふんと鼻息荒くしているところ、ブロントは押さえつけていた剣から手を離した。
「それでデルフん、お前何を言おうとした」
「デルフんじゃねー!まあ、とにかくよ。てめ、エルヴァーンだろ?」
 ブロントは『エルフ』と言わず『エルヴァーン』と言った事が気になった。
「他にもエルヴァーンを知っているのか?」
「おう!知っているぞエルヴァーン!あれはいつだったかな……あれ?誰だっけな……あー、いや、もしかしてエルフっていったけ?……んー忘れたっ!」
 ルイズはずっこけた。
「ちょっと、何?呆けてるんじゃないのこの剣は?」
「こいつが耳長だってのはわかるんだが、どっちがどっちか良く覚えてねえや、すまんなお嬢ちゃん、なんせ六千年も生きていると色々忘れる事もあらあ。ま、そのうち思い出すさ」
「ほんとこんなオンボロ剣でいいのブロント?お金ならあるんだからさっきの綺麗な方も買えたんだから」
「しゃべるレリック武器、もうここまででも十分にデルフんの勝ちは圧勝的に決まったのだが、さらに攻撃は続く次に見た目に注目するのだが、さっきの大剣はただのきらきらとした脆そうな形。あれで斬ってもすぐ折れる。しかしデルフんは片刃の部分が鋭くその部分でさらに敵に致命的な致命傷を与えられる。錆びで色も黒っぽいのでダークパワーが宿ってそうで強い」
「お?流石俺を選んだだけはあるな、よくわかってんじゃねーか!よし、決めた。お前なら俺の相棒としちゃ合格だ!ヨロシクな相棒!」
 デルフリンガーは嬉しそうに鍔をカチカチと鳴らした。
「ああ、よろしくなデルフん」
「だからよ、俺はデルフリ……」
 デルフリンガーはまたブロントに鞘に押し込められた。
「ルイズ」
「ん?何?」
「剣も備わり、これまでの圧倒的な防御力に加えて絶望的な破壊力も誇る破壊力を持つことになった。これからは完全なるナイトとして、ルイズお前の盾となってやろう」
 たかが百エキューの剣で大げさな事を真顔で言われたルイズは少し照れくさかった。
「そ、そう。必要な物も揃ったんだから、使い魔の役目しっかり頼むわよ。ブロント、あんたは私の使い魔なんだから」
 ブロントはガチャと鎧を鳴らした。
 そうしてルイズはブロントに街を案内しながら、ぶらぶらと城下町で休日の残りを過ごした。





タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年07月31日 20:33
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。