情報セキュリティの核となる要件
- 機密性
- データの完全性
- 認証
- 否認防止(以前に実行した操作をエンティティが否定できないようにするためのサービス)
攻撃種類
攻撃種類 |
必要な物 |
目標 |
既知平文攻撃 |
暗号文サンプル + 平文 |
鍵の解読 |
選択平文攻撃 |
暗号文サンプル + いくつかの平文 |
鍵の解読 |
応用選択平文攻撃 |
それまでの操作 + 平文を選択 |
鍵の解読 |
単独暗号文攻撃 |
暗号文サンプル(平文なし) |
平文の解読 |
選択暗号文攻撃 |
暗号文を選択 + 平文 |
鍵の解読 |
応用選択暗号文攻撃 |
それまでの結果+暗号文選択 |
鍵の解読 |
最古の暗号は、シーザー暗号。
対象鍵暗号学
・ストリーム暗号方式 Bit列を操作(RC4が代表的)
・ブロック暗号方式 固定ブロックごとにXOR(DES,AESが代表的)
ブロック暗号方式の種類
種類 |
ブロックサイズ |
鍵空間 |
ラウンド |
他 |
DES |
64 Bit |
56 Bit |
16ラウンド |
電子コードブック(EBC)、暗号ブロック連鎖(CBC) |
IDEA(国際暗号化アルゴリズム) |
64 Bit |
128 Bit |
8ラウンド |
|
AES |
128 Bit |
128/192/256 Bit |
可変ラウンド |
現在、最強 |
その他にRC5,RC6,Blowfish,Twofish,CAST,SAFER,Serpent等がある
非対称暗号学
1976年にDiffieとHellmanが編み出した。
アルゴリズムの種類
種類 |
特徴 |
?? |
規定 |
RSA(Rivest-Shaamir-Adleman) |
暗号化とデジタル署名 |
768,1024 Bit |
ANSI X9.31-1 |
ElGamal |
暗号化とデジタル署名 |
768,1024 Bit,180 Bit指数 |
|
Diffie-Hellman |
鍵交換手順 |
768,1024 Bit,180 Bit指数 |
ANSI X9.42 |
ハッシュアルゴリズム
MD5 |
512 Bit |
HMAC-MD5 |
MD5のが鍵付バージョン |
SHA |
SHA1:160 Bit/SHA256:256 Bit |
HMAC-SHA |
SHAのが鍵付バージョン |
ハッシュに対する攻撃
- ステガノグラフィ ・・・ データを画像等のファイルに埋め込む
- デジタルウォーターマーク,電子透かし
- ウォーターマーク。主に著作権保護などの目的から、画像や映像などのデジタルコンテンツに識別用情報を追加することである。あるいは、そのようにして付け加えられた情報のことである。
最終更新:2008年11月26日 11:42