「ジンジン来たで!」
【人物】
自らの音楽で世界中の人間を感動させるという野望を抱くロックンローラー。イケメンズというバンドでのメジャーデビューを狙っていたが、強引な性格が災いしメンバーに逃げられてしまう。偶然知り合った
渡をベースとしてメンバーに引き入れ、新イケメンズとしてのデビューを狙う。名護ほどではないが自己中心的な部分があり、自分本位で物事を捉えることもしばしば。しかし本人も悪気があってやっているわけではない。渡が不良に囲まれた際には、全員叩きのめして助けるなど、男気を見せる場面もある。善人だが、有り余るパワーで押しが強すぎるという欠点も。関西弁を喋る。しかし後に東京出身であることが判明、照れ隠しで関西弁を使っていた。
自分を助けてくれたキバにシビレ、名護の戦いに感動した健吾は以後戦いに身を投じていく。『
素晴らしき青空の会』がピンチに陥った時、臨時の会員として力を貸した。
ファンガイアバスターを器用に使いこなすなど意外な才能を発揮した。だが皮肉にも『青空の会』を救うために名護が過去で歴史を変えたため現代に登場した
シケーダファンガイアと戦い右腕を怪我してしまう。ギタリストとしての道を絶たれ自暴自棄になってしまう。
【素晴らしき青空の会への正式加入】
ギタリストの夢、友達の渡、尊敬した師匠の名護、何もかも失った健吾は雨の中で絶望してしまう。『
素晴らしき青空の会』の会長、
嶋護に「流した涙はいつかは乾く・・、大切なのはこれから何するかだ・・・。」と言われ正式にスカウトされる。嶋いわく「夢を失った人間は、時としてとてつもない力を発揮するものだ。」と健吾の実力を高く評価する。
金髪とロングヘアをやめ、短髪に黒髪で性格も以前、時折見せていた攻撃的な部分が全面に出ている。師匠だった
名護啓介には彼の御株を奪うがごとく攻撃的になりライバル心を燃やす。再会して早々殴る蹴ると手荒い歓迎をし、「ボタン男」と罵倒した(後に「イクサ泥棒」とも言った)。
その場凌ぎの嘘を言った渡に対しても例外ではなく、再会早々「お前とは友達じゃない」と突き放したり、太牙とのトラブルでも割って入った渡を「友達面するな」と殴り飛ばす等、以前の仲のよさは皆無となっている。
元々戦士としての素質があり、なおかつ相当鍛えられたのか名護が苦戦していた暴漢を軽々と倒し、名護に対しても彼が見切れないほどの拳を繰り出すなど、かなりの実力を誇る。どのような訓練を経て、現在の性格になったかは現時点では不明。名護に必要以上に暴行を加えたり、渡を問答無用で殴り罵るなど、攻撃的というよりかは凶暴な性格になっている。
自分の力に絶対的な自信を持っているが故に他者を見下す傾向も強くなり、関西弁を使っていた頃はそれなりに良好な仲だった恵に対しても「黙ってくれ、耳障りだ」と吐き捨て、曲がりなりにもコミュニケーションを取ろうとした名護にコーヒーをかけたり、容赦なく殴り飛ばすなど、横暴と言っても過言ではない態度を取り続けている。
彼の言動から当面は「名護啓介を青空の会から蹴落とすこと」を目的としているらしく、その第一段階としてイクサの資格を手に入れた。最終的な目的は言うまでも無く「自らの手で
ファンガイアを殲滅する事」である。
38話にてついにイクサに変身。ようやく対ファンガイア戦での実力を見せる時がやってきた。現時点の健吾の実力とイクサの組み合わせによる戦闘力は高く、再生
ウォートホッグファンガイアを相手に互角以上に戦い、ライジングイクサの驚異的な出力をも初見で御して見せる等、名護を上回る戦力を発揮した。戦闘開始前に「俺のライブだ」と宣言しているので、音楽への関心は心のどこかで燻っている様子。
39話で渡がキバであり、また人間とファンガイアのハーフであることを知り、驚く。しかしその後の嶋のキバ抹殺命令には是非もなく従っており、嶋との打ち合わせの最中に不敵な笑みまで浮かべる始末であった。完全に抹殺するつもりでキバ・エンペラーフォームに襲い掛かり、渡が遠慮して戦えないことをいいことに痛めつけていたが、名護の誤射(実は渡を救うための名護の行動)により隙ができた際に、太牙と
ビショップの介入により逆に倒される。その後再びビショップに挑むが、圧倒され、名護と渡により助けられる。41話ではサガの
スネーキングデスブレイクを受けた名護イクサをライフルで助けた。その後嶋により青空の会をクビにされるが、自身の罪に気づき名護とともに渡を立ち直らせようと紅邸の前でギターを弾き、今までのことを渡に謝罪、再び友達になってくれないかと頼むが、渡はそれを拒否した。
ちなみにイクサ変身時には、イクサナックルを音也や名護のように左掌に打ち付けるのではなく、左の靴の側面に押し当てるという一風変わったスタイルをとる。
※「魔界城の王」の書き込みはコチラにお願いします。
中盤にて渡と恵の前に登場。TV版と変わりない元気な姿を見せたと思われたが、既にレジェンドルガの洗礼を受けており操り人形同然にされ、渡と恵を襲撃した。
エピローグではレジェンドルガの支配から解放され、正気に戻った彼の姿が確認できた。
渡との会話から、どうやらしばらく町を離れていたようである(理由は不明)。
【関連するページ】
最終更新:2008年11月23日 16:50