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司書見習いのいきなり!?初仕事!!




開催期間

2021年7月24日(土)~2021年8月31日(火) 
※9月1日に公式で後日談を投稿する予定ですが、それ以降の作品の投稿も可能です。
※イベントアフターは9月1日の後日談投稿後から無期限です。

イベントの目的

あちこちの<物語>に逃げ出した『ジャッカロープ』を捕まえて、上司(北風 太陽)のところに連れて来てください。

ルール

1:探す対象は地下にある児童向け書庫内の本です。
2:本や物語の登場人物を傷付けてはいけません。(ジャッカロープもです!)
3:入った<物語>の内容に影響が出るような行動をとってはいけません。
4:<物語>の登場人物に、<物語>の外から来たことを伝えてはいけません。

ハッシュタグは「#リオルポ_J」を付けて投稿してください。

『ジャッカロープ』とは

想像上の生き物で、人間の声真似が得意です。
このジャッカロープは かくれんぼ絵本の登場キャラクターなので、
景色に同化したり、他キャラクターや建物に紛れ込むのが得意です。
また、火を見ると近寄ってくる性質があります。
ウィスキーが好きという説も・・・・・・?

イベントストーリー

見習いたちが図書館に配属されて3ヶ月経ち、業務にも慣れてきたころ。あなたたちは上司である北風 太陽(きたかぜ たいよう)から呼び出しの案内を受けました。
見習いたちには直属に教育係の先輩が付いており、通常では北風さんから直接指示を受けることはありません。一体なんだろう、と期待や不安を抱きながら、約束の時間にロビーの前で待っていると、穏やかな雰囲気を纏った青年……あなたたち司書をまとめる上司、北風さんがやってきました。

「ひい、ふう……うん、見習いのみんな、揃っているね。改めてボクは北風 太陽といいます、よろしくね。」

簡単な自己紹介の後、北風さんは少し咳払いをして本題に入ります。

「今日集まってもらったのはね、見習いのキミたちにも本の中に入る実習をしてもらおうと思っているんだ。そろそろキミたちも業務に慣れてきた頃だろう?」

北風さんはにこりと微笑むと、あなた達を引き連れ、地下の閉架書庫への階段を降りていきます。そこは、レトロなエレベーターと扉がひとつずつある空間。北風さんがエレベーターの呼び出しボタンのセンサーに自身の栞をかざすと、少ししてエレベーターの扉が開きました。

「さぁ、入って入って!」

北風さんに促されるまま、見習いたちはエレベーターに乗り込みます。エレベーターはその外観に反して、集まった見習いたち全員が乗り込める広々とした空間でした。最後に北風さんが乗り込むと、エレベーターは静かに動き始めました。下っていく感覚に身を委ねていると、数分間後にエレベーターは止まり、開けた空間にでました。

そこは、たくさんの絵本や児童文学の本棚がいくつも並ぶ、児童向けの本が収められた書庫でした。

□□

「ではでは、今日キミたちが“実習”する<物語>は……こちら『ジャッカロープをつかまえろ!』です!」

じゃじゃん!と口で言いながら北風さんはひとつの絵本をあなたたちに見せてくれます。
それは、表紙にちょこんと座る鹿のツノの生えたウサギが印象的な、子供向けのかくれんぼ絵本でした。

「この<物語>の人たちはみんな友好的だし、危険も少ないから、見習いのキミたちでも安心して能力を確認できるよーー……おや??」

胸を張りながら絵本のページをめくった北風さんがピタリと止まりました。かと思えば何度か絵本を開いたり閉じたり、ページをめくったり戻したり……何やら慌てているようです。見習いたちがざわざわと話し始めると、北風さんはひとつ咳払いをして、絵本のページを開けながら見習いたちにこう告げました。

「ゴホン……キミたちの実習なんだけど……少し予定を変更します!どうやら、この<物語>にいた『ジャッカロープ』たちが逃げ出して、かくれんぼをしているみたいなんだ。」

北風さんは見習いたちにぱらぱらと絵本のページをめくってみせます。そこには子供向けらしい、抽象的な風景画が描かれているものの、表紙にいたツノの生えたウサギは1匹も見当たりません。

「あのエレベーターは司書だけにしか使えないから、きっとこの部屋から『ジャッカロープ』は逃げ出していないはずだし……キミたちの実習内容は、この部屋にある<物語>に入って『ジャッカロープ』を見つけて、ボクのところに連れて来ること!わかったかな?」

捕まえる時はこんな風に優しくね、と北風さんが言うと、屋内にも関わらず柔らかい風が吹き、見習いの頬をひと撫でしました。見習いたちがはっと気がつくと、北風さんの片腕には立派なツノの生えた茶色いウサギがいつのまにか収まっていました。
北風さんは見習いたちに微笑むと、ジャッカロープの特徴や捕まえるための注意点を教えてくれました。

「また『ジャッカロープ』たちが逃げちゃっても困るからね、ボクはしばらくこの<物語>の世界で見張っているよ!キミたちが『ジャッカロープ』を見つけたらこの本の中にまで連れてきてあげてね。ええと、<物語>への入り方はわかるかな?こうやって……」

そう言うと、北風さんは『ジャッカロープをつかまえろ!』の絵本に栞を挟みました。
たちまち北風さんの姿と栞がどこかへ消えていき、絵本の表紙に、変身した北風さんが笑顔で手を振るイラストが浮かび上がりました。
それを見た見習いたちは各々自由に分かれ、様々な本の中に入っていきます。ジャッカロープを探す、司書見習いたちの最初の実習が始まりました!
最終更新:2021年07月12日 07:55