「ここがオカルト板かー」
「エルメス、なんだか嬉しそうだね」
「そりゃオカルトっていうんだから、怖い話とかいっぱい聞けるじゃん」
「エルメスは信じてるの? そういう類のことは」
「いいや、まったく信じてないねー」
キノが不思議そうに聞く。
「それじゃなんでそんなに嬉しそうなのさ」
エルメスが答える。
「だって、普段信じてないから―――本当に『出会った時』に面白いんじゃないか」
きっと師匠はオカルトに入ったんだろうね
「…………」
「なんちゃってねー、どうキノ? 怖かった?」
「…………」
キノは小刻みに震えている。
「どーしたのさキノ、師匠と違って怪談には強かったんじゃなかったっけ?」
「え、エルメス……う、し、ろ……」
「じょ、冗談きついなー!信じてないんだってばそういうのは―――え」
後ろから、突然影が飛び出した。
「ぎゃああああ『ようこそ!オカルト板へ!』ああああああああああああ」
エルメスは、しばらく話さなくなった。キノがひきつった顔で答える。
「ど、どうも……」
「イヤ、タイシタコトナカッタネ、キノ」
「今まで聞いたことないぐらいふさわしい機械語になってるよエルメス」
「ソンナコトナイヨ、ダッテゆうれいトカシン「後ろから手が!!」ぎゃあああああああ」
手の主の男が言った。
「ここの恒例行事みたいなもんですんで、勘弁してくださいね」
キノは「さすがに慣れたよ」と笑った。エルメスはまたしゃべらなくなった。
「さて、ここもこれぐらいでいいか。エルメスが気絶(?)してる間に
美味しいものでも食べてこよう」
キノ達の行き先(板名) >>120
【途中に在るあとがき】
ハロハロ食いてえ……