「上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/さよなら常盤台/Part009」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/さよなら常盤台/Part009 - (2016/05/08 (日) 01:13:19) の最新版との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
----
#navi(上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/さよなら常盤台)
灯台もと暗しという言葉がある。
自分自身や自分の周辺について存外知らないということだろう。
敵である上条当麻は分析したが、自分自身はどうだろうか？
私はよく「さっぱりした性格」とか「竹を割った性格」と
言われるが、ではなんで上条当麻には素直になれないのだろう。
結局いつも上条当麻に自分の想いを伝えられないのは、素直に
好きと言えないの一言につきる。
ではなぜ好きなら好きと言えないのだろう。
知識の片隅にある歌謡曲のフレーズに、
「好きだよといえずに初恋は」
とある。初恋は結局一歩を踏み出せないということだ。
それはなぜか端的には失敗を恐れているから。
告白の一言で居心地のよい中途半端な
友達以上恋人未満の関係を失うことを恐れているから。
ということだろう。
乙女な自分は、彼に構って欲しいために、致死量の電撃を放つ
という鈍感には最悪な行動をとってしまうという
最悪な行動をとりながら彼が自分の想いに気が付いて
くれる幻想に生きているという事だろう。
だが、自分にそんな関係を楽しむ時間など本当にあるのだろうか？
あの日、学園都市の超科学兵器が僧正を粉砕しなければ、学園
都市いやおそらく日本列島もろとも、自分はこの世から永遠に
消滅していた。
僧正なんて化け物が上条当麻にストーカー行為を行う力関係が
決定的に狂った今、上条当麻
にずぶずぶないわば上条勢力の番頭格の自分はいつ
存在を消されてもおかしくない。
そんな、明日をもしれない状況で、思いを伝えなければ
死んでも死にきれない。
そうもう悩んでいるひまなどない。いつ死んでもおかしく
ないのだから。
とここまでは理屈ではわかっているのだ。馬鹿ではないんだから。
そうだ、臆病な自分の退路を物理的にふさごう。
今の想いをメールに打つ。
一言一言吟味しながら本文を書く。正直テストの解答なら
時間が余ってしょうがないが
これだけ、好きという思い伝えることがつらいなんて
自分はこんな感傷的な人物だったのか？
でも、死の恐怖が、臆病な心を突き動かし、love mailを書き上げる。
そして。。。。メールを保存する。
もしもはっきり好きとうまく言えないときはメールを送る
覚悟を決める。
よし、これで覚悟は決まった。退路を立った。
そしてゆっくりといつも公園へ向かう。公園まで約10分の道のりが
やけに長く感じる。
予定どおり15時30分に公園に到着。
よしー再度手順を確認しよう。
まず公園のベンチに座り、深呼吸をして心を整える。
あらかじめハッキングした監視カメラで
彼の位置を再度確認する。よし＾いまところトラブルもなさそうだ。
よしよしなにもなければ
後15分で到着ね。ついているわ。
昨日の彼のトラブルも把握済み、彼の学校も半壊した
情報を入手済み。でもこれは心の奥に
しまっておきましょ。ストーカー行為なんて彼もひくでしょ。
さーて、まずはありがとうから伝えないとね、助けてくれて
ありがとう＾とね。
そして、彼の学校へ転入すること、そして、ありのままの
自分の素直な気持ちを伝えよう。
上条当麻
やっと素直になれたわ。
だから、お願いそばにおいてね。
----
#navi(上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/さよなら常盤台)
----
#navi(上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/さよなら常盤台)
第１章－０９
灯台もと暗しという言葉がある。
自分自身や自分の周辺について存外知らないということだろう。
敵である上条当麻は分析したが、自分自身はどうだろうか？
私はよく「さっぱりした性格」とか「竹を割った性格」と
言われるが、ではなんで上条当麻には素直になれないのだろう。
結局いつも上条当麻に自分の想いを伝えられないのは、素直に
好きと言えないの一言につきる。
ではなぜ好きなら好きと言えないのだろう。
知識の片隅にある歌謡曲のフレーズに、
「好きだよといえずに初恋は」
とある。初恋は結局一歩を踏み出せないということだ。
それはなぜか端的には失敗を恐れているから。
告白の一言で居心地のよい中途半端な
友達以上恋人未満の関係を失うことを恐れているから。
ということだろう。
乙女な自分は、彼に構って欲しいために、致死量の電撃を放つ
という鈍感には最悪な行動をとってしまうという
最悪な行動をとりながら彼が自分の想いに気が付いて
くれる幻想に生きているという事だろう。
だが、自分にそんな関係を楽しむ時間など本当にあるのだろうか？
あの日、学園都市の超科学兵器が僧正を粉砕しなければ、学園
都市いやおそらく日本列島もろとも、自分はこの世から永遠に
消滅していた。
僧正なんて化け物が上条当麻にストーカー行為を行う力関係が
決定的に狂った今、上条当麻
にずぶずぶないわば上条勢力の番頭格の自分はいつ
存在を消されてもおかしくない。
そんな、明日をもしれない状況で、思いを伝えなければ
死んでも死にきれない。
そうもう悩んでいるひまなどない。いつ死んでもおかしく
ないのだから。
とここまでは理屈ではわかっているのだ。馬鹿ではないんだから。
そうだ、臆病な自分の退路を物理的にふさごう。
今の想いをメールに打つ。
一言一言吟味しながら本文を書く。正直テストの解答なら
時間が余ってしょうがないが
これだけ、好きという思い伝えることがつらいなんて
自分はこんな感傷的な人物だったのか？
でも、死の恐怖が、臆病な心を突き動かし、love mailを書き上げる。
そして。。。。メールを保存する。
もしもはっきり好きとうまく言えないときはメールを送る
覚悟を決める。
よし、これで覚悟は決まった。退路を立った。
そしてゆっくりといつも公園へ向かう。公園まで約10分の道のりが
やけに長く感じる。
予定どおり15時30分に公園に到着。
よしー再度手順を確認しよう。
まず公園のベンチに座り、深呼吸をして心を整える。
あらかじめハッキングした監視カメラで
彼の位置を再度確認する。よし＾いまところトラブルもなさそうだ。
よしよしなにもなければ
後15分で到着ね。ついているわ。
昨日の彼のトラブルも把握済み、彼の学校も半壊した
情報を入手済み。でもこれは心の奥に
しまっておきましょ。ストーカー行為なんて彼もひくでしょ。
さーて、まずはありがとうから伝えないとね、助けてくれて
ありがとう＾とね。
そして、彼の学校へ転入すること、そして、ありのままの
自分の素直な気持ちを伝えよう。
上条当麻
やっと素直になれたわ。
だから、お願いそばにおいてね。
----
#navi(上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/さよなら常盤台)
表示オプション
横に並べて表示：
変化行の前後のみ表示：
