とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

20-862

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とある少年の教育実習 3




授業開始!

上条は一人で自分のディスクに突っ伏しいていた。
今は暇な時間なので段ボールの課題に手をつけておくのにちょうどいいのだが全くやる気にならない。
理由は秦舞の言うとおりにしたら自分が教える教科が全教科になってしまったからだ。

上条 「大体、中学校で全教科教えれる先生なんているのかよ。そういうのは小学校までじゃないのか?」
秦舞 「まぁ。普通の中学校じゃ、いないよ?」
上条 「うわ!いつの間にいたんすか!?」
秦舞 「ん?ついさっきだけど?」

秦舞は、そうは言っているが上条は全く気配を感じなかった。
扉は確実にしまっていたはずだが今はあいている。
普通の人なら気にしないかもしれないが裏の世界でも戦ってきた上条は、
こういった小さなことから秦舞が裏の世界にもつながっている事を実感していた。

上条 「秦舞先生は見た目どうりのエリートっぽいすね。
    教える教科が決まってなかったのは演技だったでしょ?
    すっかり、だまされて全教科教えることになってしまったし」
秦舞 「いや、決めたのは集会の時だよ?思い出したときは少し焦ったよ」
上条 「意外とぬけてる!?やっぱり、アンタのエリートオーラは飾りなの!?
    つか、そういうのって最初から決まってるもんじゃないの?!?」
秦舞 「まぁ、普通はそういうものだけど今回は私が裏に根回しをして突然決めたものだからね。
    全然決まってない状態で来てもらったんだよ。
    それに、上条君が教える教科は多くても二教科だよ?」
上条 「へっ?」
秦舞 「だって、上条君は科学の『○○○の法則』とか言われてもわからないだろ?」
上条 「……さっぱりです」
秦舞 「だろ?これと同じように他の教科も同じく、社会や歴史の『~~~の戦い』とか
    国語の古文や漢文、数学の『???の数式』とか、英語の現在進行形とか言われてもわからないだろ?」
上条 「全部わかりません」
秦舞 「最後の英語に関してはツッコミされるのを期待してたのだが……
    あれ?習っているはずだよなぁ~?ま、まぁ、その辺は置いといて。
    このようにして一つ一つ消していくと、上条君にもできる物は限られてくるだろ?」
上条 「え?……あ!体育と家庭科ですか?」
秦舞 「そう、上条君にはこの二つをやってもらうよ」
上条 「ちょ、ちょっと待ってください!?確か、御坂の言うには常盤台の家庭科じゃペルシャ絨毯のほつれ直しとか
    金絵皿の傷んだ箔の修繕方法という、これって家庭科?って言うのを教えているんじゃないんですか!?
    俺にはそんな技術ないですよ!?!それと、二つも教えないといけないんですか!?!?」

シャツのほつれを直す感覚で骨董品に命を吹き戻すような家庭科の授業をするのは普通の家庭科の教師にも無理な話だ。



秦舞 「大丈夫、大丈夫。上条君には普通の家庭的料理をしてもらうから。
    後、二つも教えてもらうのは私と同じ教科を教えてもらうことになってしまったから
    最低でも二教科は教えてもらはないといけなくなったからだよ」
上条 「うわぁ~、予想していたよりも大変な不幸が来そうだな~。
    はぁ、それにしたってそんなのでいいですか?俺の作れるのは男料理だけっすよ?」
秦舞 「常盤台は卒業したら世界に通用するレベルの教育をするっていうのを掲げているだろ?
    だが、微妙に普通という部分がずれてるんだよね。カレーすら作ったことのない子達がいるくらいで。
    世界に通用するのはいいけどそういう部分も補っておかないと将来的に心配だろ?
    専門知識があるだけで常識が無いのはおかしいと思うからね」
上条 「そんな風に思っているなら、秦舞先生がすればいいじゃないですか?」
秦舞 「私は仕事上これを教えてくれと言われているのを教えるしかなくて出来なかったんだよ」
上条 「?それを何で俺が?」
秦舞 「上条君がこれから教えていく内容は自由に上条君が決めていいからだよ」
上条 「え?そうなんですか?」
秦舞 「第一この教育実習のコンセプトがほかの学校の価値観にも触れてみよう♪だからね。
    もとから上条君の好きなようにしてよかったんだよ。だから、家庭科では何を作ろうと構わないよ?
    それどころか、授業を丸々おしゃべりタイムとか校外実習にしてもいいよ?」
上条 「それはダメでしょう!!そんなことしたら教育実習の話が途中で破棄されるでしょ!!」
秦舞 「やりすぎたら、そうなっちゃうかもね♪
    でも、校外実習とかなら初めに申請しとけばスーパーの一つぐらいを貸し切って出来ちゃうよ?」
上条 「改めてお嬢様学校の基準の違いを実感しましたよ」
秦舞 「問題は家庭科より体育なんだけどね~。体育で何を上条君に教えてもらうかだよ」
上条 「そんなの俺の前で悩まれても困りますよ。俺だって今の状況を理解していくのでも結構きついんすから。
    何を教えようなんかに何も考えてませんよ?」
秦舞 「いっそ、組み体操とかの授業にして上条君にはその中に混じってもらって密着するうちの子たちを堪能してもらおうか♪?」
上条 「アンタはそれでも教師か!?!何、不純なことを俺にさせようとしてんの!?!?」
秦舞 「まぁ、後で考えるとして♪とりあえず、これに着替えてくれるかな次の時間は二年生の体育だから♪」

そう言って紺色のジャージを渡してくる秦舞。顔が少しニヤニヤしているのは気のせいではないだろう。

上条 「不幸なことにも何も決まってない教科から!?
    おまけに暇な時間をほぼ無駄な会話でつぶしてしまったから課題にも手をつけれなかったーーー!!!」
秦舞 「ほらほら、授業は待ってくれないよ♪」
上条 「いちいち楽しそうにしてるアンタがムカつくがそんなことはほっといて言っておこう。
    不幸だ~~~~~~」




あれから慌てて着替えを済ませて校庭に来ている上条だが秦舞は、まだ来ていなかった。
上条は暇なので校舎の方をちらりと見てみる。
どこかヨーロッパの建物を思わせるような校舎の壁面が太陽のまぶしい光を反射させて……はいなかった。
なぜかというと今は補強工事が今行われているので作業員たちの足場が組みたているからだ。
工事自体は生徒がいる時間は事故が会った時に大変なことになってしまうの今は行われていない。
おそらく完全下校時刻の後か土曜日、日曜日の休みの日にでもやっているのだろう。

上条 「はぁー。それにしても秦舞先生遅いな。あの人は授業も遅刻するのか?」

と上条は愚痴ってしまう。もう授業の始まる三分前だ。
常盤台の先生はちゃんとしているんだろうなぁ~と予想していた上条は五分前には当たり前のように準備が整っていると思っていた。

上条 (うちの学校の体育の先生はなんだかんだで七分前から待ってるからな~。
    準備とかはせずに俺たちに準備を全部させてくるけど……)

上条よ。自分のところと比べたらアカン。お前のところにはただでさえ尋常じゃない奴ばかり集まるんだから……。
お前の言う先生も、お前のところのような愉快なバカどもをしごきたいじゃんと言うような人だぞ。
と言っている間にもうすぐ授業が始まろうとしている。生徒たちもこちらへと来ている。
ただ一人、ものすごい殺気を放ちながら……。

ブルブルブル
上条 「はっ!!(そういえば、この体育は二年生の授業だったような!)」

殺気を感じ取った上条は一瞬でそこまで思い出し、即座に身をよじるように頭を動かす。
すると先ほどまで自分の頭があった位置に誰かの見事なドロップキックが炸裂する。
そして、このまま放置すると見事なドロップキックの第二波が襲いかかってくるので
上条は誰がやってきたのかはもうされる前から予想、いや、わかっていたので確認もせずに右手で肩をつかむ。
もちろん相手は白井黒子である。
しかし、ドロップキックした状態で能力を封じると移動は出来ないうえに肩を掴まれているのでバランスを崩してしまう。
なので上条はそのまま地面に落ちてけがをしないように受け止める。
ドロップキックをした姿勢で受け止めるので自然とお姫様抱っこだ。

白井は驚いていた。まさか、自分の不意打ちの蹴りが避けられるとは思っていなかったのである。
しかも、右手で触れられたせいで能力が使えないうえバランスを崩してしまった。
しかし、白井が一番驚いていたのはこの後のことである。
地面の衝撃に備えて目をつぶるが一向に衝撃が来ない。それどころか何かぬくもりを感じる。
恐る恐る目を開けてみるとそこには上条の顔があるではないか。
そして、一瞬で自分が人生二度目の異性によるお姫様抱っこを理解した白井は顔が赤くなるのを感じていた。
ここでお気付きの方もおられるだろうが上条は白井にもフラグを建てている。
だが、今建てたのではない。この教育実習の決まるまでの上条の忙しい日常(非日常)の中での事件で白井も一緒に戦ったことがある。
その戦いの中で上条に何度か助けられたりしたときにフラグは建った。
白井自身はフラグについて否定……というか本人は同性に恋をしているという特殊な存在なので
その感情に気付いておらず朝のように類人猿と罵倒したり、このような状況でない限り普通に話をすることができる。
とりあえず、普段の状況であれば白井の上条に対する認識は美琴にまとわりつくハエ虫と敵視している。



まぁ、とりあえずフラグの立っている女性にとってこの状態は緊迫した空気でもない限り恥ずかしいことである。
当然、白井もその一人になってしまっているので顔の赤い状態で上条に講義する。

白井 「な、何をしてますの早く放してくださいまし!!」ジタバタ
上条 「わー!わかったからその状態で暴れるな!!」

数秒間おとなしかった時があったので上条は白井が今の状況を理解して自分の蹴りが
避けられたことに腹を立てているのかと考えていた。

上条 (下ろしたら、襲撃に備えたほうがいいか?)
白井 「ハァハァ。……それでこの授業は類じn……上条せ、先生が教えて下しいますの?」
上条 「あ~、いつもどうりの呼び方でいいぞ?類人猿ってのは毎回少しだけ心に傷つくものがあるけど……」
白井 「そうも言ってられませんの。これ以上、学校内での評判を悪くはしたくありませんので」

そう言って、白井は後ろにいる同級生たちをちらりと見る。上条もつられて見てみると皆ヒソヒソと噂していた。

ザワザワ
生徒5 「あの殿方は白井さんとも知り合いなのでしょうか?」
生徒6 「御坂様に続いて白井さんまで、あのような立ち振る舞いを!?」
生徒7 「いったいあの殿方はどのようなお方なのでしょう?」
生徒8 「白井さんの攻撃をかわしていましたわよ。どのような力をお持ちなのかしら?」
ザワザワザワ

とものすご~~く最近に同じような体験をしたことのあるような状況になっていた。

上条 「はぁー。(周りの目を気にするんだったら、いきなりドロップキックとかするなよ)」ボソ
白井 「何か言いましたか?」
上条 「イエ、ナンデモナイデス」

キーン コーン カーン コーン

上条 「あ!授業のチャイムなっちまったぞ!?あの先生は授業も本当に遅刻しやがった」
白井 「あの先生?」
上条 「ん?ああ、秦舞先生だよ。集会の時に秦舞先生と同じ授業をするって言っただろ?」
白井 「そうでしたの?聞く気にもならなかったのであまり聞いていませんでしたの」
上条 「うわ!ひど!こいつ!」
白井 「こいつ呼ばわりとはレディーに失礼ですわよ。
    そんなことより、どうしますの?あの先生が遅刻してくるのは定番ですので、もうしばらく来ませんわよ?」
上条 「生徒に遅刻してくることを定番って言われてるよあの人……先生として大丈夫なのか?」
白井 「いいんじゃありませんの?どこを探しても、なかなかいませんわよ?
    中学の先生で全教科教えられる先生なんて。おまけにここは名門の常盤台。
    授業で習う事は大学レベル。つまり、大学で生徒に全教科を教えてるのと変わりませんのよ?」
上条 「確かに、そう考えると貴重な人だけど……別の意味でも希少の人だよな。
    授業に当たり前のように遅刻してくる人なんて、それこそどこを探してもいねえよ」
白井 「そうですわね。それでどうしますの?秦舞先生がいらっしゃるまでこうして喋っているつもりですの?」
上条 「そういう訳にもいかないんだが、どうしたもんかな~。
    何をどうするって言うのを全くもって聞かされてないんだよな~」

このままでは本当にダメな気がしたのでどうしたらいいのかを真面目に考える上条。
しかし、どんな授業をするのか何も決まってないのだ。
自分に指導してくれる人がいない状態ではいくら考えても無駄なことである。
どうしようかと上条が頭の中で悩んでいるとジャージのポケットから着信音が鳴る。
自分の携帯墓制服のポケットに入れといたはずだけどな~?と思いながら上条は慌てて取り出す。
ポケットから出てきたのは明らかに自分のとは違う携帯であった。
秦舞先生が貸してくれたジャージなので秦舞先生の物か?と
携帯を開いてみると液晶画面には『着信 秦舞先生』表示されている。
とりあえず出てみると



秦舞 『もしもし?上条君?いや~、少し遅れるから組み体操でもやっておくかい?』
上条 「いや、しないから!!まだ、その話を持ってくるの!?
    ちゃんと、この授業で何をしたらいいか教えてくださいよ!!」
秦舞 『え~?だから組み体操をしておいてくれれば』
上条 「しないって言ってるでしょ!!?!何でそればっかり押してくるの!!??
    第一、この携帯は何ですか?後、早く来てください」
秦舞 『その携帯は職員同士が緊急時とかに連絡しあうための学校側から渡されるものだよ
    後、そっちに行くのはもう少し遅れるから上条君に授業をお願いするよ♪』
上条 「うれしそうにお願いするよって言わないでください!
    それに何をしたらいいのかわからないから任されても困ります」
秦舞 『じゃあ、組み体操・おしくらまんじゅう・全員で相撲。この三つの中から選んでくれ♪』
上条 「どれも密着系!?それに組み体操は性懲りもなく選択肢に入ってるし!!
    おまけにそれ以外の二つはただの遊びでしかない!!!」
秦舞 『どれがいい?♪私としては今まで押していた組み体操も捨てがたいけど
    密着度で言えば、おしくらまんじゅうがおすすめかな♪』
上条 「アンタの心はどんだけ不純なんだ!!?どれを押されてもやりませんからね!!」
白井 「どれでもやればいいじゃありませんの?」
上条 「うお!し、白井!?お前までなんてこと言いだしてるんだ!?」
白井 「類人e、上条先生が不純なことをしだしたら、この白井黒子がジャッジメントとして
    この世から葬る、もとい捕まえるだけですわ」
上条 「俺はしないけど、そんなことしだしたら捕まるのは当然だけども……
    今、お前個人の意見として捕まえるじゃなくて葬るって本音が出たよな!?
    それに俺のことを呼ぶのにさっきよりも類人猿って呼びかけてるし!」
白井 「そんなことより秦舞先生、真面目に授業は何をしますの?」
秦舞 『その声は白井君かな?いや~、一応今の選択肢も真剣にやろうかなと考えていたんだけどなぁ~』
上条 「白井、この先生をジャッジメントとして捕まえれないのか?」
白井 「法律上では何とか捕まえられるかとギリギリのところですの」
上条 「くそ、この教師は一回きっちりと捕まった方がいいのに」
秦舞 『電話越しだからよくわかりにくいが確実に二人とも悔しがっているよな?
    え、えっと……よし!今回の授業は鬼ごっこだ!』
上条 「結局、遊びかよ!?」
秦舞 『これが上条君の初めての授業だし、堅苦しいのより楽しい事をしようじゃないという事で!
    それに、ちゃんと上条君も参加してもらうよ♪』
上条 「俺も参加なんですか!?」
秦舞 『そうだよ♪上条君はじっと教えるより一緒に参加してた方が生徒たちの勉強になるでしょ♪』
上条 「俺が参加する事によって何の勉強になるの!?ていうか、鬼ごっこで教えることあるの!?
    さっきまで話していたことがあるからアンタの言うこと全てが不純に聞こえてしょうがない」
秦舞 『それはひどいなぁ~。今回はちゃんとしてるのに……
    ルールとかちゃんと説明するから皆に聞こえるようにスピーカーを切り替えてくれ』
上条 「なんだか不安だなぁ~」

そう言いながら、話の輪の外で上条の事について予想をドンドン膨らましていた生徒たちにも聞こえるようにスピーカーを切り替える。
ちなみに生徒たちの予想は「実はあの殿方は人間ではない」と、とんでもない方向まで膨らんでいた。
この事について上条はこのままでは自分が人間として扱われないような気がしたので
後でその話に的確なツッコミを入れておこうと決心する。
そんなこと思っている間にはだまが説明を始めていた。
最初の方を聞いていなかったので白井に聞いてみるとルールは次の通りであった。
・制限時間は授業の終わる五分前まで。
・能力の使用はけがのしない程度ならOK。
・範囲は授業中なのでもちろん校庭内。
・鬼は相手に5秒間触れていられたら勝ちとする。
上条は四つ目のルールに少し疑問を覚えるが別に支障はなかったので白井からの説明を黙って聞いていた。
だが、この後の五つ目のルールに対しては上条は不満しかなかった。
・鬼は生徒全員、逃げるのは上条だけ。



上条 「うおぉぉい!何で俺一人だけ!?何かのいじめか!?!?」
秦舞 『女子生徒から追いかけられるのはうれしいだろ?♪それにひょっとしたらハプニングであんなことやこんなことが♪』
上条 「また、そっち方面の話!?それでもホントにあんたは教師か!!?不純の塊だな!!」
秦舞 『いや~、それほどでもないよ』
上条 「ほめてないから!定番なボケかまさないでください!!』
秦舞 『ははは。じゃあ、ふざけるのはここまでにしておこうかな。
    まぁ、こうしたのは君の経験していることが事だけに、この程度の事では命の危機は感じないだろ?』
上条 「いや、女子とは言えレベル3以上の集団に囲まれて能力を使われたら命の危機を感じるのですが……」
秦舞 『君にはその右手があるからうちの生徒たちに実戦的な形で能力の応用を勉強してもらおうと思っての事だよ』
上条 「聞いてないし。でも、そんなのを勉強してどうするんすか?何かの役に立つんですか?」
秦舞 『自分の身は自分で守れるように的な感じかな。
    それにこのクラスには白井君というジャッジメントに入っている子もいるわけだし、無駄にはならないよ』
白井 「ジャッジメントで行う訓練のような感じでよろしいのですの?」
秦舞 『白井君から言えばそんな感じかな。模擬戦的な感じでもいいよ。
    でも他の生徒もいるんだから二人だけで戦わないでくれよ♪』
上条 「はぁ~、俺は常盤台にまで来て戦いみたいなハードなことをしないといけないのか……」
秦舞 『まあまあ、そう言わずに♪上条君がいないとできない事だよ♪』


こうして上条の初めての教育実習の授業はちょっと命がけの遊びで始まった。
果たして上条の命はいかに!








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