重心の計算


重心って何?

重心は,その点に向かって力を加えれば,回転せずまっすぐ動く点のことです.
重心のしたを持てば,底面が平らならばどんなバランスの悪そうなものでも持てます.
質量中心ともいうらしいです.

なぜ重心の計算が重要なのかというと,いくつものメリットがあるからです.

重心がわかると

  • 倒れやすさがわかる
  • タイヤにかかる力のバランスがわかる
  • 転倒防止の方法がわかる

という感じです.

重心の計算方法

CADなら一発でわかりますが・・・

定義式では,各質点の質量をm1,m2,m3・・・,位置をx1,x2,x3・・・とすると,
重心位置 x0=(m1*x1 + m2*x2 + m3*x3 +・・・) / ( m1 + m2 + m3 +・・・)

という感じになります.

よくわからない人は,てこの原理を思い出してください.
ちなみに,モーメントの計算とまったく一緒です.
位置は任意の点からの距離でかまいません.原点をずらすと計算結果もその分反対にずれるだけです.

そのうち図もつけて,ありがたみを増したいと思うので待ってください.
最終更新:2015年07月19日 15:51