「ゼシカはこのアルバート家の大切な跡取りです。その結婚相手には、この家を一緒に守っていけるしっかりした方を望むのは当然のこと。何度いらしても無駄です、お引き取りください」
ゼシカとの付き合いの許可を求めて、こうしてアルバート家に訪れるようになってから三カ月になる。
オレを嫌ってるアローザさんの神経を逆なでしないように、リーザス村には住まずにベルガラックのギャリング邸に住み込んで用心棒のマネごとをしてる。
ゼシカにはずっと寂しい思いをさせてたから、三日と開けずに会いに来るようにしてるけど、アローザさんはなかなか態度を緩めてはくれない。
「ごめんね、頭の固いお母さんで。本当にわからずやなんだから」
そして、こんな風に憤慨してるゼシカの頭を冷やすために、ポルトリンクとの間にある海辺を一緒に歩くのも、もう何十回目になるか。
「二言めには『アルバート家、アルバート家』って。お母さんは私自身よりも、アルバート家の方が大事なのよ。跡取りとしての私しか必要じゃないんだわ。もうたくさんよ」
初めから覚悟してたこととはいえ、オレが原因でゼシカをこんなふうに苦しめてることは、結構辛い。
「そんなことないさ。ゼシカ自身を大事に思ってるに決まってるだろ。考えすぎだ」
「だったら、少しは私の意志を尊重してくれたっていいじゃない。ククールは頭に来ないの? こんな風に追い返されるの37回目なのよ?」
「ゼシカ、そんなの数えてんのか。だったら30回目あたりで言ってくれりゃあ良かったのに。そしたら記念ディナーにでも、お誘いしたのにな」
「何バカなこと言ってんのよ。私は少しは怒りなさいって言ってるの。これだけ足しげく通ってるんだから、少しは話を聞いてくれたっていいじゃない。いつも家訓がどうのってうるさいくせに、こんな失礼な事ってないわよ」
ゼシカがいつもこうやって怒ってるから、オレまで怒ると収拾つかなくなりそうで、却って頭が冷える・・・なんて言ったら、ますます怒るんだろうな。
「失礼だと思ったことはないんだよ。追い返されるにしても、とりあえず会ってはくれるし。ゼシカの意志だって、それなりに尊重されてると思うぜ? その証拠に今だってこうして二人きりでいられるだろ? 会うこと自体、邪魔されてるわけじゃないんだからな」
これはゼシカの頭にますます血が昇るだろうから言わないけど、オレにはどうしても貴族や金持ちへの偏見があって、『財産目当て』とか『手切れ金いくら欲しい』とかの類いの言葉を一度くらいは浴びせられるんじゃないかと覚悟してた。
でもアローザさんはただ『気に入らないから認めない』としか言わない。
はっきりしてて、気持ちいいくらいだ。そういう所はゼシカとそっくりだと思う。似た者同士だから、ぶつかっちまってケンカになるんだろうな、この母娘は。
「私が誰と会おうと、お母さんに止める権利なんてないわよ。これ以上わからずやでいるつもりなら、いつでも家を出てやるわ」
「だから、それはダメだって。オレは何だかんだ言っても、母親が心配で家に戻っちまうようなゼシカが好きなんだから、無理すんなよ」
「無理してんのは、そっちじゃない。どうしてそうやって我慢するの?」
そう言われても、オレは無理や我慢をしてるつもりはないんだよな。
駆け落ちみたいな形で連れ出したりしたら、ゼシカはもう家には戻れなくなる。
オレにはもう親はいない。生まれた家だって残ってない。
だからこそ、それをゼシカから奪うようなマネだけは絶対にしたくないんだ。
それにリーザス村にとっても、ゼシカは大事な存在だ。村の中を歩いてる時でも、行き交う人たちは皆が笑顔でゼシカに挨拶していく。
ついでにオレにも『あんたも懲りないね』とか『頑張れよ』とか『しっかりやれ』とか声をかけてくれる。おまけに『うまくいかないからって浮気するなよ』なんて、よけいなお世話だと思うことまで言ってくれるヤツもいる。
それを思うと、どうして自分がリーザス村で暮らすなんて無理だと思い込んだのかと、笑えてくる。
ドニの町でもベルガラックでも、リーザス村でだって、付き合ってみたら住んでる人間なんて、どこでもたいして変わらない。修道院みたいな特殊なところでさえ暮らせてたのに、リーザス村では無理だなんて、そんなことバカなことあるわけないのにな。
でも・・・。
どうしてなんだろう。こうして真っすぐにオレを見てくれるゼシカが好きなはずなのに。
時々・・・本当に時々なんだけど、その瞳から目をそらしたくなってしまうのは。
そうしなきゃならないような後ろめたいことなんて、もう何一つないはずなのに。
リーザス村に戻ると、今日も見回りに励んでるポルクとマルクが走ってきた。
「ククール兄ちゃん、今日もまたダメだったのか?」
「おう、どうやらこれで37回目らしい。そうだな、これが50回目になったら、記念にお前らもベルガラックに遊びに連れてってやるよ。カジノは十年早いけど、にぎやかな街だからそれなりに楽しいぞ。それともオークニスで雪遊びの方がいいか?」
「・・・ククール兄ちゃん、そうやって平気なふりしなくていいんだぞ。少なくともオイラたちはゼシカ姉ちゃんとククール兄ちゃんの味方だからさ」
「うん。無理することないと思う」
「バーカ。お前らみたいなガキに心配してもらわなきゃならないほど落ちぶれちゃいねえよ。それより今日は時間があるから、稽古つけてやるよ。抜きな」
二人とも毎日、村中走り回ってて足腰は鍛えられてるし、サーベルトに基礎は教わってたおかげで筋はいいから、こうして剣を教えてやるのは結構楽しい。
それにしても、こいつらに『ククール兄ちゃん』て呼ばれると、自分でもおかしくなるくらい胸がときめくんだよな。
親がまだ生きてた頃、遊び相手がいなかったオレは弟が欲しいと思ってたことを思い出す。でもそう言うと母さんは困ったような顔をしてたっけ。
あの頃の何も知らなかったオレには、その表情の意味なんてわからなかった。ちょっと悪いことしたと思う。そりゃあ困るよな、『兄ならいる』なんて言うわけにもいかなかっただろうしな。
陽が落ちかかり暗くなるギリギリ前に、ゼシカを屋敷まで送っていく。アルバート家は夜になると家人でも出入り禁止になるから、その辺りは気をつけないと面倒なことになる。
ゼシカが家の中に入るのを見届け、ベルガラックに戻ろうとルーラの呪文を唱えようとした時、目の端に何かおかしな光が映った。
東の方角、リーザス像の塔がある方だ。
気のせいだろうとは思う。たぶん木が揺れた時の光の加減だ。この村の中から、あの塔を見ることは出来ない。距離がありすぎるし、木が邪魔にもなってる。
でも何だ? 何かが起こる前のような、この胸騒ぎは。こういう感覚になる時は、たいていロクなことにならない。面倒に巻き込まれる前兆だ。
・・・違う方向からなら、絶対無視するんだがな。世話になったリーザス像様の様子を見にいかないってわけにはいかないよな。
この塔には何度も昇ってるし、出てくる魔物も雑魚ばかりだけど、賊が潜んでないかと全部のフロアを確認しながらだと、それなりに時間はかかる。最上階のリーザス像まで着く頃にはすっかり夜も更けていた。
とりあえずどこにも異常はなかった。あの極悪宝漁りコンビ、エイトとヤンガスの通った跡に、めぼしい宝なんて残ってるはずないし、リーザス像の瞳に埋め込められてたクラン・スピネルも、今はもう無い。像本体を盗んでいく根性のある盗賊もいないだろう。
気の迷いだってわかってたはずなのに、とんだむだ足だ。オレらしくもない。
・・・やっぱりゼシカたちが言ってたように、少しはまいってんだろうか。
アローザさんに嫌われてるのは、初めからわかってた。そのことでゼシカを板挟みにしてしまうことも、予想はできてた。何もかも覚悟した上で、ゼシカと一緒にリーザス村で生きていくと決めたはずだった。
でも一つだけ、全く予測できなかったことがあった。
オレの死んだクソ親父が昔、未亡人になりたてのアローザさんをしつこく口説いて怒らせてたってことだ。その親父の面影を強く残してるってことが、オレを嫌う理由の一つにもなっている。
もちろんオレ自身の悪い評判と相俟ってのことではあるけど、あれだけはどうしても少しキツくなる。
オレを通して、もうこの世にはいない親父を憎む目。あの目がどうしても思い出させる。
十年以上もの間、ずっと向けられていた瞳。
最後まで向き合えないままに別れてしまい、今どうしているのかもわからない、あいつのことを・・・。
塔を出ようと踵を返した時、ここに来たのはこれに呼ばれてたんだってことがわかった。
塔の上から流れ落ちてくる水が、窓枠のようなものを形作って、階段の横に見覚えのあるものを浮かび上がらせていた。
月影の窓。願いの丘とトロデーン城で見たのと同じものだ。
・・・開けるしかねぇんだろうな。今までの経験で、こういう現象には逆らっても無駄だってことは学習済みだ。少なくともイシュマウリは敵じゃないことはわかってるしな。
そう思って扉に手を触れようとした瞬間、向こう側から目を開けていられないような眩い光が溢れ出す。そしてようやく光が収まり目を開けると、初めからそこにいたかのように、月影のハープを手にしたイシュマウリがすました顔して立っていた。
いろんな事態を想定して、どんな場面に出くわしてもなるべく動揺を見せないようにと努めてきたが、世の中は本当に予想もつかないことに満ちている。この入り口が向こうから開くなんて、アリなのかよ。
「・・・久しぶり。その節はいろいろ世話になったな。船は有効に使わせてもらったよ」
イシュマウリが何も言ってこないもんだから間がもたなくて、とりあえず挨拶しておく。
「でも、何でまたオレの前に現れたりしたんだ? 願いを叶えてくれるのは一度限りなんだろ? 二度でも特例だろうに、三度目なんてのは反則なんじゃねえの? 第一、それ以前にオレには叶えてほしい願い事なんてないぜ」
イシュマウリはハープをつま弾き始める。
「確かに、この月影の窓が人の子の願いを叶える為に開くのは、生涯にただ一度きり。それを二度開き、願いを叶えたのは全てこの時のため。月の世界より願いを運び、この私の手で扉を開くため。古の時代よりこの地を見守りし美しい像。どうかその願いを聞き届けておくれ」
ハープが奏でる曲が次第に大きくなっていく。ラリホーとメダパニを一度にかけられたように意識が遠のき、頭の働きが鈍って上下の区別もつかなくなる。
ああ、絶対こうなるとは思ってたよ。面倒に巻き込まれてロクなことにならないってな。わかってたのに油断した。
せめてイシュマウリに『お前の演奏、モグラ以下』と一言くらい悪態吐いてやりたかったが、そんな猶予は与えてもらえず、ハープの音が一際大きくなったのを感じた直後、完全に目の前が真っ暗になった。
あー、気持ちわりぃ。
頭いてぇし、耳鳴りするし、吐き気もする。口の中がジョリジョリいってるし、波音らしきものも聞こえるから、海岸ってとこだな。世界がグルグル回ってる気がして、目を開ける気にならない。
イシュマウリのヤロウ、有無を言わさずやってくれるもんだぜ。
あいつの言葉を要約すると、こういうことか。
『一回だけなら願いをタダで叶えてやるけど、二回目からは有料。その時の分の取り立てに来た』と。
いいさ、それは。タダより高いもんは無い。世の中はギブアンドテイク。アスカンタの王に恩を売れたことも、船が手に入ったことも、無駄じゃなかった。返せというなら借りは返す。ただそれだけのことだ。
だけど何をすればいいかを教えてもらうぐらいは、当然の権利だと思うんだがな。
地面が揺れるような爆音が響き、慌てて飛び起きる。いざ起き上がってみると、頭痛も吐き気も耳鳴りも無くなってた。
イシュマウリに文句つけてる場合じゃなかった。ちょっと呑気に生きてると、すぐに緊張感がなくなる。我ながら困ったもんだな。
爆音がした方に目を向けると、月明かりの中、数十匹の魔物と、岩を背にそれを一人で迎えうってる人影が目に入った。
再び爆音。襲われてる人間の方が、イオナズンを放った音だ。加勢しようにも、迂闊に近づけばオレまでふっとばされそうだ。
だけどこの最高位の爆発呪文でも、魔物たちの数は全く減ってない。それどころかその中の何匹かが、反撃のイオナズンを放った。その呪文は光のカベに反射し、呪文を唱えた相手に跳ね返される。マホカンタの効果だ。
こんな高度な呪文の応酬の中でオレの出る幕があるのかどうか怪しいが、見ぬフリするわけにもいかない。とりあえず自分にマホカンタをかけておく。
魔法は無効だと知った魔物たちが、武器を振り上げるのが見えた。ここから一気に詰めるのは、無理な距離だ。
「バギクロス!」
風の呪文の中では最高位の呪文だが、これだけの数の魔物を一度に切り裂くのは無理だ。
でも新手の存在が牽制にはなったようで、魔物は再び少し遠巻きになる。そのスキにオレは襲われてた人間の隣に駆け寄った。
「大丈夫か? オレは回復呪文なら大抵使える。必要があるなら言ってくれ」
「あ、ありがとう。助かるわ」
その声を聞いて思わず敵から目をそらし、声の主の顔を見てしまう。
女!? 男装してるが間違いなく、うら若き乙女。それもかなりの美女だ。
だけど驚いてる場合でもない。魔物の種族を確認すると、アークデーモンやデスプリースト、リザードファッツなんていう、力も体力も有り余ってるようなヤツばかりだ。ほとんど無傷なヤツも結構いる。
防具と言えるものも身につけず、レイピア一本でやり合うにはキツい相手だが、レディのピンチとなると、やる気は五割増しくらいにはなる。
「バイキルト!」
隣の美女が筋力増強の呪文をオレに唱えてくれる。だけどマホカンタがかかった状態だから当然のごとく、その呪文は術者本人に跳ね返った。
「あいたた、いたたたた!」
攻撃魔法が跳ね返ったわけでもないのに、その女性はいきなり腹をおさえて苦しみだした。
だけど今は治してやってる余裕はない。魔物たちが距離を詰めだし、襲いかかるタイミングを見計らってる。
ここは大技使って、最短時間で仕留めるしかない。
意識を集中して剣先に魔力を送り込み、地面に突き立てた。
魔法の力を呼び水に、雷が地面を這い上がり、突き立てた剣に到達する。沸き上がった地獄の雷、ジゴスパークを解放した。
さすがに、この顔触れを一発では仕留められない。間髪入れずに、もう一発放つ。それでようやく、残ってた魔物もあらかた倒すことができた。
だけど一匹残しちまった。この輪郭としぶとさはボストロールか。
頭上にこんぼうが振り上げられる。剣を地面に突き立てたままのこの状態じゃあ、とどめはさせない。死なないように防御するしかない。
だが、その必要はなかった。その次の瞬間、ボストロールの首は胴体とキレイにお別れしたからだ。
ついさっきまで苦しそうにうずくまっていた女性が、晴れやかな顔で剣を鞘に収めた。伝説の剣、人間世界最強の剣とも言われてるメタルキングの剣だった。
「危ないところをありがとう。今の技すごいわね。初めて見たわ、あんなの」
「いや、こちらこそ。おかげで無傷で済んだ。それより、どこかケガしてたんじゃないのか?」
「ああ、違うのよ。バイキルトのせいで、お腹の子がビックリしちゃったみたい。あなたも人が悪いわね。マホカンタかけてあるならあるって言ってよ」
思いっきり背中を叩かれた。思わずムセそうになる。信じられねぇバカ力。ボストロールの首を一撃で切り落とした剣の腕といい、女にしとくのがもったいない。
・・・それよりお腹の子って・・・妊婦!? 思わず腹の辺りをマジマジと見てしまう。
「まだ五カ月だから、そんなに目立たないわよ。でもさっきは本当に死ぬかと思ったわ。あ、私のことはリズって呼んで」
死ぬなんて、少しも思ってなかったとしか思えない調子で、高らかに笑ってる。
ゼシカのことも逞しいとは思ってたけど、この女性は更に上を行ってるな。
ゼシカ並の魔法に、オレより強いかもしれない剣技。大体、あれだけ大量の魔物が一度に現れるのを見たのは初めてだった。この女性を狙ってのことだとしたら、ただごとじゃない。
でも、オレの心をより大きく占めていたのは別のことだった。
「オレはククールだ。・・・あんた、一度どこかで会ったことなかったか?」
夜中だけど月明かりがやけに明るいせいで、彼女の姿がはっきりと見てとれる。流れるような稲穂色の髪と春の若葉のような明るい碧の瞳。どうも見覚えがある気がする。こんな美人に会ったことがあるなら忘れるはずがないんだけど、どうしても思い出せない。
「やだ、それって口説き文句?」
言われてみて、ちょっと恥ずかしくなる。確かにベタな口説き文句に聞こえなくもない。
「ないわよ、会ったことなんて。こんな絶世の美男子に、一度でも会ったことがあるなら忘れたりするわけないじゃない」
もう一発、バカ力で叩かれた。やっぱり声にも聞き覚えがあるような気がするんだけどな。
当面の魔物は全部倒したとはいえ、こんな時間に妊婦を一人で放り出すわけにもいかないんで、家まで送っていくことにした。
切り立った崖を左手、海岸線を右手に見ながら、道らしきもののない草の上を歩く。この辺りにはリズとその旦那以外の人間は誰も住んでないから、道なんてものは無いらしい。当然店屋もないから、全てを自給自足で賄ってる。
こんな時間に外をうろついてたのは、まんげつ草を詰むためだそうだ。まんげつ草は普段は雑草と見分けがつかないが、満月の夜にだけ花を咲かせるから、自生してるのを集めるには、こういう夜に探す方が効率がいいからだ。
何でも彼女の遠いご先祖とやらが、魔物の恨みを買うようなことをして、そのせいで魔物に狙われることも少なくないから、今夜のようなことは慣れっこなんだと、笑い話にならない話を笑いながら口にする。
「今のうちに少しでも多くああいう魔物を倒しておけば、それだけ私の子供たちを狙う魔物の数は減るでしょう? 出来ることなら、この子が生まれる前に全滅させたいくらいよ」
魔物の恨みを買うってことは、ご先祖とやらのしたことはむしろ善行なんだろうけど、オレだったらきっと、とばっちりくらわせやがってって恨むだろうな。
開けた草原に出たところで、進路を右に取る。
何だろう。辺りの風景に見覚えはないのに、道も目印もないこの場所で曲がることが自然に感じる。
今日はいろいろと、おかしいなことばかりだ。
やたらとマルチェロのことを思い出したり、ゼシカたちがやけに心配してきたり、知らないはずの人物や場所に覚えがあったり。
イシュマウリに問答無用で飛ばされたってのが、何よりも極めつけだけどな。
最終更新:2008年10月24日 12:58