当サイトの物の考え方

当サイトの活動のうえで基本となる「ものの考え方」解説ページ

ネトウヨ(ネット右翼)が「国家」は愛しながらも、「公」や「社会」という概念を憎む傾向がある理由は、彼らの思想的な矛盾や歴史的・社会的な背景に起因しています。主な理由をいくつか挙げてみます。
### **1. 国家=自分を守ってくれる存在、公=自分を縛る存在**
ネトウヨの多くは「国家」を、自分のアイデンティティを保証し、守ってくれる存在として捉えています。しかし、「公」や「社会」という概念は、彼らにとってむしろ「自分を制約するもの」として機能します。

  • **「国家」は彼らの誇りや承認欲求を満たす**
  • 「日本は素晴らしい国である」「日本人は優秀」といった国家の価値を強調することで、自らのアイデンティティを確立できる。
  • 国家の威光にすがることで、自分自身の現実の不満を補償できる。

  • **「公」や「社会」は彼らを縛る**
  • 公共の福祉、社会福祉、平等といった概念は、「自己責任」や「競争」を好むネトウヨの価値観と対立する。

### **2. 「公」の概念が左翼やリベラルと結びついている**
日本の政治的な文脈では、「公」や「社会」はしばしばリベラルや左翼的な政策と関連づけられます。たとえば:

  • 社会福祉(生活保護、最低賃金引き上げなど)→「左翼の政策」
  • 公共の利益(環境問題、労働者の権利、ジェンダー平等)→「リベラルの主張」

ネトウヨの多くは「左翼=反日」という単純な思考回路を持っているため、「公」や「社会」という概念自体を敵視しがちです。

### **3. 「公」や「社会」は個人の自由を制約するものと考える**
ネトウヨの思想には、しばしば「新自由主義的な個人主義」が混ざっています。彼らは「努力すれば報われる」「失敗は自己責任」と考えがちですが、公や社会が介入すると「弱者を甘やかす」と感じてしまいます。

  • 「税金を使って他人を助けるな」→ 社会保障への嫌悪
  • 「みんな平等なんて幻想」→ 平等主義的な社会改革への反発
  • 「公務員は無駄」→ 国家の統治機構への不信感(ただし軍や警察は別)

### **4. 国家を「自己投影」しているが、社会は「他者」として捉えている**
ネトウヨの「国家愛」は、実は「自己愛」に近い部分があります。つまり、「日本」という国家の誇り=自分の誇りと考えているのです。

  • 日本が強い → 自分も強いと感じられる(心理的代理)
  • 日本が馬鹿にされる → 自分が馬鹿にされたと感じて激怒

しかし、「社会」や「公」というのは、「多様な他者」の集合体です。彼らは、自分と異なる価値観や文化を持つ他者に対して不寛容なため、「公」や「社会」が自分を制約しようとすると、それを敵視してしまいます。


### **5. 「国家=伝統と誇り」 vs. 「社会=変化と多様性」**
ネトウヨは「国家」を、「伝統」や「誇り」と結びつけることが多いですが、「社会」は「多様性」や「変化」を含む概念です。彼らの価値観にとって、「変化」はしばしば敵になります。

  • **「伝統的な日本の価値観」**を守ることに執着 → だから国家は大事
  • **社会の多様性(移民、フェミニズム、LGBTQなど)**は「日本らしさ」を壊す → だから社会は敵

この「国家と社会のズレ」が、彼らの「国家愛」と「社会嫌悪」を生み出しています。

### **まとめ**
ネトウヨが「国家」は愛しながらも「公」や「社会」を憎む理由は、大きく以下の点に集約されます。

1. **国家は自己肯定感を満たすが、公や社会は自己を制約するから**
2. **「公」や「社会」が左翼的価値観と結びついているから**
3. **新自由主義的な個人主義を持ち、公的介入を嫌うから**
4. **国家は「自己投影」できるが、社会は「他者」の集合体だから**
5. **国家は伝統と誇り、社会は変化と多様性を象徴するから**

彼らにとって「国家」とは、自己承認の手段であり、誇りの拠り所。一方で、「公」や「社会」は自分の自由を奪い、自分と異なる価値観を押し付けてくる「敵」なのです。この矛盾した思想が、彼らの攻撃的な言動や選択的な愛国心につながっているのかもしれません。


■あらゆる物事には優先順位がある

「あれもこれも」とやりたくなる人も多いと思います。
しかし、一度に全てを実行することは不可能です。
当サイトでは「優先順位」の観点から、強弱をつけてサイトを運営しています。
(マスコミの「偏向報道」とは、この強弱の使い方を意図的に誤らせていることを指します。)

(1)まずは日本にとって致命的な事態を回避

統一教会に搾取され続け日本を衰退へと追いやった自民党を許さない




(3)マスコミが報道しない重大事項が第一

時折「このサイトは偏りすぎだ!」と批判をする人がいますが、このサイトの主な目的は最悪の事態を避けるために「マスコミが隠す情報」をまとめること です。
マスコミが大きく報道していることはほとんどの国民が知っていますから、あえて当サイトで報じる価値はあまりありません。
ですが、本来は知っておかなければならない重大な情報があるにもかかわらず、それをマスコミが報じないために、国民が誤った判断を下すことを危険視しています。
したがって、当サイトではマスコミが隠す情報を特に重点的にまとめています。
是非テレビや新聞などと当サイトを比較してみてください。
何が日本にとって重要な情報なのか、おのずとわかってくると思います。

(4)過去の歴史は重要

モンゴルが日本を侵略したことを忘れ反中で内モンゴルの側につく裏切り者を許してはいけない
列島民族モンゴル人はロシアと中国に滅ぼされないことを感謝して日本で相撲を取っていればいい



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外国人参政権の恐怖 【成立する危険性が出てきました |
カルタゴの悲劇
カルタゴはなぜ滅んだのか?!
カルタゴが滅亡するまで

(5)当サイト編集に必要な「柱」

当サイトは反日の実態をまとめ、真実を掘り下げることが最大の目的です。
ということは、政治家並みとまではいいませんが、それなりの精神力が必要になります。
以下は国家・外交とは何たるかをまとめた「柱」です。

  1. 隣接する国は互いに敵対する
  2. 敵の敵は戦術的な味方である
  3. 敵対していても平和な関係を作ることはできる
  4. 国際関係は善悪ではなく損得で考える
  5. 国際関係は利用できるか利用されていないかで考える
  6. 優れた陸軍大国が同時に海軍大国を兼ねることはできない(その逆もしかり)
  7. 国際政治を損得で見る。善悪を持ち込まない
  8. 外国を利用できるか考える
  9. 日本が利用されているのではないか疑う
  10. 目的は自国の生存と発展だけ
  11. 手段は選ばない
  12. 損得だけを考える。道義は擬装である
  13. 国際関係を2国間だけでなく多国間的に考える
  14. 油断しない
  15. 友好・理解を真に受けない
  16. 徹底的に人が悪い考えに立つ
  17. 科学技術の発達を考慮する

とどのつまり、日本以外はみな敵国です。

「国家に真の友人はいない」…キッシンジャー
「隣国を援助する国は滅びる」…マキャヴェッリ
「我が国以外は全て仮想敵国である」…チャーチル
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。長く深淵を覗く者を、深淵もまた等しく見返す」…ニーチェ
「過失ありて罰せられず、功績なく賞を受くれば、国が滅びる」…韓非子
「平和を望むなら、戦争に備えよ。(Si vis pacem, para bellum.)」…ラテン語の格言
「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。」…アラン

(6)当サイトが重視しないこと

  • マスコミが大々的に報じていること(国民はみな知っているから)
  • 政策や国益とは関係のないこと(麻生元首相の読み間違いなど)
※ただし、マスコミの偏向報道の実態を説明するためであれば、その限りではありません。
低俗報道の正体悪意の写真集長谷川豊の正体など)

(7)反日勢力を「一掃」するには年月が必要

できれば一刻も早く反日勢力を一掃したいところですが、残念なことに日本には反日主義者が非常に多く存在します。
国政選挙でも、選挙区によっては売国議員しかいないというケースもあります。
この場合は、より危険な人物をまず先に排除し、その後他の危険人物を排除する、という段階を踏まざるを得ません。
したがって、全ての反日勢力を一掃するのに年月を要するのはやむを得ません。

(8)結論を急ぐことはかえって危険

当サイトは真実の拡散に全力を注いでいます。
しかし、結論を急ぎすぎるあまり、2009年の総選挙の結果を受けて悲観論を表明した有志の方がいらっしゃいました。
結論を急ぐあまり悲観視する、現状を嘆くあまり自暴自棄になる。それはそもそも間違いです。
結論を急ぎすぎて、かえって歴史・進路を誤るケースが散見されます。
ナチスドイツ誕生は困窮した生活のあまり、国民が自暴自棄になって「一度やらせてみよう!」となった結果です。
また2009年の誤った選択は、常軌を逸した潔癖思考・幼稚な思想(→反日主義者の精神構造)によるものです。
そういったことで右往左往しすぎた有志の方も、2009年の誤った選択をしてしまった人たちの裏返しです。

■思い込みは禁物

現在日本に住んでいる人たちは、多かれ少なかれ間違いなく偏向報道の影響を受けています。
テレビや新聞を通して、マスコミから気づかないうちに影響を受けています。
「今はもうマスコミの嘘に騙されない」と思っている人たちも、目覚める前には影響をしっかり受けています。
したがって、「自分も偏向報道の影響を受け続けているのだ」と自覚することが必要です。
もっとも、思い込んでいる自分自身はその自分の思い込みに気づきません。気づくのは他者です。
他者の指摘で気づけるように、「自分も偏向報道の影響を受けているかも」程度の自覚をしましょう。
そうすれば、本当に正しい情報に接した時に自分の偏向に気づき、修正ができます。

■完璧主義は取らない

何かを盲信したり、すぐに周りに流されてしまう人たちは、人としての信念やプライドを持っていないのです。
そのため、「盆の上の豆」のごとくある一定方向に転がってしまい、この態度が真の愛国者たちを潰してきたのです。
まさしく「長いものに巻かれろ」という言葉そのものです。
これは「フライデー襲撃事件」当時の講談社や、安倍晋三氏に対してサブリミナル攻撃を仕掛けたTBSの思い上がった態度に通じます。

参考

■参考サイト

基本を押えて (当サイトと相互リンク:SADATAJP氏の思考作法の「基本中の基本」を教えてくれる注目ブログ)

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最終更新:2025年06月11日 23:43