こなた「ねぇねぇ、シン!見て見てー!」
シン「ん?…こなた…なんだよ、その格好?」
こなた「ほら、今度…クラスで劇をやるじゃん!…その時の衣装だよ。
なんたって私、ヒロイン役だしねー♪どう、可愛いでしょ?」
シン「そういやアンタがヒロイン役だったっけ。しかし、役回りといい衣装の合わなさといい…どうやらアンタを選んだヤツの眼は節穴みたいだな」
こなた「うわー、さりげにヒドイこと言ってるよ…!しかも私という本人が目の前にいるのに…」
シン「オレは思ったことを言っただけだけだっての…」
こなた「でも、思ったことを全部口に出すのってさ…場合によってはあまり良くないと思うんだよね。
こういう時、かける言葉って他にたくさんあるじゃん。似合ってる…とかさ」
シン「……そうかな。少なくともウソを付くよりは…マシだとオレは思うけど」
こなた「…………」
シン「でも…アンタがヒロインだなんて全く想像できないな。ヒロインって一言でいっても、どんな役回りなんだ?
一日中、パソコンでゲームしてるオタクヒロインとか…」
こなた「はいはい、…もういいよ。シンにこの格好を見せようとした私がバカだったーってことですよ」
そういってこなたはむくれながら、シンの部屋を出て行ったのだった。
シン「アイツ…何しにきた?」
「似合っている」…その一言も言えない男、シン・アスカ。
彼が他人の気持ちを解せるようになるには…まだまだ時間がかかりそうだ。
最終更新:2007年11月10日 09:38