シン「ひなたさん、眼鏡に汚れが付いてますよ」
ひなた「まあ、本当ですかぁ?」
ひかげ「はいお姉ちゃん、ハンカチ」
ひなた「ありがとう、ひかげちゃん。…んしょっと(眼鏡を外す)」
シン「う!?」
ひなた「あのぉ、
アスカさん?(ふきふき)」
シン「(…今まで眼鏡のせいで気付かなかったが…ピンクの髪のロングヘアー…
そして高良ほどでは無い中ランクの胸、絶妙な位置にあるヘアピン!
こ、これはまさしく、あのピンク教祖!?)」
ひかげ「ちょっと…大丈夫ですか?」
ひなた「(眼鏡を掛け直して)アスカさん、どうかなさったんですか?顔色が悪いですよぉ?」
シン「ハッ…!?い、いや、何でも無いです!ちょっと立ち眩みがしただけですから!」
ひかげ「(あれ、お姉ちゃんが眼鏡を掛けたら元気になった…?)」
シン「(ああ、ビックリした…不意打ちを食らったってのもあるけど…
高良よりも更に似たような特徴が加わってるせいだろうか、久々にゾッとしたぜ…)」
ひかげ「(…もしかして)ねえ、お姉ちゃん。まだ汚れてるみたいだから、もう一度眼鏡外してみてくれる?」
ひなた「本当?ひかげちゃん、どこどこぉ?(再び眼鏡をパージ)」
シン「……ッ!!ぴ、ピンク教祖が俺の前にー!平和な糟日部にエターナルの魔手が伸びて来た!
嫌だ、やめてくれ、俺はもう戦いたくないんだーッ!!(ダッシュで逃亡)」
ひなた「え?あ、アスカさぁん…?」
ひかげ「よっし、思い通り!お姉ちゃんが眼鏡さえ外せば、今みたいにあの人を追っ払える!
これでもう、あの人がお姉ちゃんに言い寄ろうとしても大丈夫!
やったよお姉ちゃん、これなら私にだってお姉ちゃんを守ってあげることが出来――」
ひなた「……ひかげちゃん、どうしよう。お姉ちゃん、アスカさんに嫌われちゃった…ぐすん…(泣)」
ひかげ「え…あ…ううっ…!?な、なんで?わ、私、お姉ちゃんを守ろうとしたのに…
どうして私、今こんな風に罪悪感で胸がいっぱいなの……?」
最終更新:2009年08月17日 10:22