ふゆき「♪~~~」
ひかる「む、何だか今日は御機嫌だな、ふゆき」
ふゆき「はい。実はですねひかるちゃん、私、最近水泳の特訓をしていまして
それでようやく水の中に全身を浸けられるようになったんですよ」
ひかる「何だって、カナヅチのふゆきがか!?
そうか、そいつはめでたいことだ。今日は赤飯でも炊くかな」
ふゆき「うふふ…やはり教えてくれる先生が良いからでしょうか。
まだちょっと泳ぐのは恐いですけど…
だけどこんな風に、これからも少しずつ上達して行ければ嬉しいですね」
ひかる「……ふむ。その先生とやらに一度会ってみたい物だな。
ふゆきに手取り足取り水泳を教え込んでいる奴…
今後の動向次第では、そいつは生かしてはおけぬかもしれん」
シン「ふぇっくしょい!」
白石「ん、風邪でも引いたのか、シン?それともいつもみたく、お前の噂をする女の子でもいるのかな」
シン「意地の悪い言い方をするなよ…まあ、最近天原先生とプールに良く行ってるから
ひょっとしたらそれで体が冷えちまってるってのもあるのかもしれないな」
白石「………。ちょっと待て、シン……お前、今、何と言った?」
シン「だから天原先生が泳げないって言うから、泳ぎ方を教える為に一緒にプールに」
白石「天原先生と?プールに?二人きりで?」
シン「まあ、やっぱり泳げないってのは恥ずかしいだろうからな…
あまり人目に付かないようにはしているけど」
白石「……水着姿の天原先生に…手取り足取り泳ぎ方を教えていると言う訳か…?」
シン「まあな。最初の内は水を怖がって何度も俺にしがみ付いて来るもんだから苦労したぞ。
とりあえず最初の内は水に慣れてもらう事にして、今度は――」
白石「まったく君は厄介な奴だよ!知れば誰もが望むだろう、君のようになりたいと、君のようにありたいと!
――皆の者、聞けーッ!シン・アスカを潰せ!壊せ!破壊せよ!」
最終更新:2009年11月04日 19:44