娘がどこからか古い写真を出してきたようだ
「この写真に写ってるのってお母さんだよね」
「あら懐かしいわね。そうよ、こっちが
こなたおばさんでこっちが
みゆきおばさんでこれが
つかさおばさん」
「この人は誰?」
娘は若い頃の母親の隣に並ぶ、紅い瞳の青年を指した
「あんたのお父さんよ」
「これがお父さん」
「あの馬鹿、突然自分のいた世界に帰ってちゃって、その後、あんたがお腹の中にいるって判ったの」
「お父さんてどんな人だったの?」
「スケベ男よ!」
「ス、スケベ」
「でも優しい奴だったわ」
「お父さんの事、今でも好き?」
「もちろんよ」
最終更新:2009年05月08日 04:10