<泉家にて>
ゆたか「う~……」
シン 「大丈夫か? 熱は少し下がったみたいだけど」
ゆたか「うん……ごめんねシンさん」
シン 「いいって。困ったときはお互い様だろ?」
こなた「いやあ兄貴風吹かせまくりですねこの居候は」
シン 「……唐突に出てきて何を言いやがりますかねこのロリ先輩は」
こなた「ひどっ!? まぁそれはともかくシンはちょっと下がってよ」
シン 「なんで?」
こなた「え~と事細かに説明するとこれからゆーちゃんのパジャマ引っぺがしてきめ細やか~な肌にじっとり
と浮かんだ汗をじっくりたっぷりねっとりとタオルで拭うんだけどまさか一緒にやるとか……
ってシンー? あらら真っ赤になって出てっちゃったよ。いやー若いねー (=ω =.)ニヤニヤ」
ゆたか「こ、こなたお姉ちゃん恥ずかしいよ……///」
シン 「はぁはぁ、いきなりなんてこと言い出すんだアイツは」
――ピンポーン
シン 「ん? 誰だろ……はーい、今開けますー」
――ガチャリ
シン 「あれ?」
みなみ「……こんにちは」
シン 「あぁいらっしゃい、って俺が言うのも変か。ゆたかの見舞い?」
みなみ「……(コクリ) これ、よかったら」
シン 「果物の詰め合わせか、きっと喜ぶよ。立ち話もなんだし上がって」
みなみ「……おじゃまします」
シン 「あ~今ちょっとゆたか達立て込んでるからリビングにでも」
みなみ「(コクリ)」
――コンコン
こなた「はいはーい、ってどうしたの? チャイムなってたけどお客さん?」
シン 「ああ、みなみが見舞いに来てるんだけど今会えるか?」
こなた「あ~、汗拭いたらそのまま気持ちよさそうに寝ちゃったんだよね~」
シン 「そっか、参ったな……」
こなた「まぁすぐに起きるでしょ。時間が空いてるなら待っててもらおうよ」
シン 「そうだな、せっかく会いに来てくれたんだし」
こなた「あたしここで看てるから起きたら教えに行くよ」
シン 「ん、じゃあ話し相手になっとくか」
こなた「新しいフラグをしっかり立てる気だね +(=ω =.)」
シン 「……毎度毎度そっちの話に持ってくのはやめい」
こなた「あは☆ じゃあそっちはヨロシク~」
シン 「ああ……」
シン (なんだかんだでしっかり看病してるんだな……意外、っていうのはさすがに失礼か)
みなみ (どうしよう、今日は冷え込んでたから……)
みなみ (うう……でも人の家の御手洗いを勝手に借りるのは……)
みなみ (だけど……もう我慢が……)
みなみ「し、失礼します(ペコリ)」
シン 「せっかくもらったし、果物切っておくかな……っとその前に、う~トイレトイレ」
――ガチャリ
みなみ「……えっ?」
シン 「……へっ?」
みなみ「…………………………」
シン 「…………………………」
シン (お、落ち着けシン・アスカ、落ち着くんだ。ザフト軍人はうろたえない!)
みなみ「あ、あの……///」
シン (マズイ、このままでは変質者だ、KOOLだ、KOOLになれ「え? 僕のこと呼んd」うるさい黙れ!)
みなみ「その……ドアを///」
シン (そう、ここで慌てるのは素人だ。いつだって誰だって人生に一度や二度は経験することだ、何も
問題はない。ここはナチュラルに謝って穏やかに事態を終結させるべし!)
シン 「ご、ゴメン!」
――バタンッ!
シン (よし、これでいい。ちょいとばかし慌てたがこれで……)
みなみ「…………あの、」
シン 「…………………」
シン (内側に入ってどうするよ俺ーーーッ!!)
みなみ「え、えぇと、その……」
シン (落ち着け! こんなときには素数を数えるんだ! 2、4、6、8、ってこれ素数じゃなくぁwせdrftgyステラlp;)
シン「ごごごごごごご、ぐぉめんなさぁ~いっ!!」
――ガチャッ! バタンッ!
みなみ (し、シンさんに見られたシンさんに見られたシンさんに見られたシンさんに見られたシンさんに見らr(ry///)
こなた「……いやぁ、まさかあんな高度なフラグまで立てるとはねぇ。タ○ルちゃんもびっくりだよ」
ゆたか「うぅ……あ、こなたお姉ちゃん?」
こなた「ゆーちゃん、もう少し寝てようか。落ち着くまでもうちょっとかかるだろうし(ラッキースケベ的に考えて)」
ゆたか「? う、うん、わかったよ……」
なんとか落ち着いたシンとみなみだったが、その日は帰るまでお互い目を合わせられなかったという。
最終更新:2007年12月02日 09:45