禁断の扉
作:ガンガン福岡
人の気配もない、深夜の山道…
停まった車の中に私「泉こなた」はいた…
窓、ドアの隙間すべてにガムテープで目張りをした車の中に…
私は買っておいた練炭を七輪に入れ、着火した。
「これで…私は死ねるんだ…」
不思議と恐怖は感じない。しかし…正常だった歯車が狂ったことは確かなのだ。
そう、あの日から…
私は、ポケットから取り出した睡眠薬を飲み、シートにもたれかかりながら
薬が効き始めるまでの間、ゆっくりと回想することにした…
あの運命が変わってしまった日のことを…
キーンコーンカーンコーン…
夕日が差し込む教室、退屈な授業から開放された私は
大きく伸びをし、あくびをした。
「ふぁ~…今日もやっと学校終わったぁ~。つかさ、帰ろ~」
「あ、ちょっと私、お手洗い行ってくるから。
こなちゃん先におねえちゃんの所へ行っててよ」
そう言うと、つかさは小走りになって廊下に出て行った。
私は鞄を持ち、かがみのクラスへ向かった。
「かがみ~帰ろうよ~って、居ないや。」
かがみのクラスに行ってみたが、どうやら席を外しているらしい。
机の中に教科書が詰まっているから、まだ帰る準備はしていないのだろう。
「暫くしたら戻ってくるでしょ。ここで待ってよ…ん?」
机の棚の中から、見慣れぬノートが少し、出ている。何だろう…?
私はノートを引っ張り出してみた。
ノートの表紙には「日記」と書かれている。
「かがみ、日記とか書いてるのか~。むふふ、どんなこと書いてるのかな?
見られちゃ恥ずかしいこととか書いてるのかな~。」
人の日記を見るのは背徳感がある。
しかし、それで抑えきれるほど私の好奇心は弱くはなかった。
「ちょっとだけなら…どれどれ…」
ニヤニヤしながらパラパラと軽くめくってみたが…
私の顔から笑みが消え…とたんに青ざめていった…
「なに…これ…」
「こなちゃ~ん」
ドキッ!! 私はとっさにノートを鞄の裏ポケットにしまいこんだ。
「どしたのこなちゃん?」
「つ、つかさが急に声かけたからビックリしちゃったよぉ~アハハ…」
「おねえちゃんは?居ないの?」
と、つかさが言い終わるか終わらないかの時に、かがみが教室に入ってきた。
「あ、おまたせ~。先生に呼ばれちゃっててさ。委員会の仕事も楽じゃないわよ~」
そう言うと、かがみは帰る準備をはじめた。
まずい!日記が無いのがばれるか…と思われたが、かがみはつかさに一瞬、視線を移すと
再び準備を続けた…ばれてないのか?
「さて、と。それじゃ帰ろっか」
帰り道、3人が並んで歩いている。
みゆきは、委員会の仕事があって少し帰りが遅くなるそうなので
先に帰っていてくれ、とのことだった。
「そういえばアンタ、今日ゲマズ行くんでしょ?私もついて行っていいわよ?
欲しいラノベあったし。」
「え、いや…かがみごめんね。ちょっと用事が出来て今日は行かないことにしたんだ…」
「よかったぁ~。おねえちゃんが行っちゃったら私一人で帰らなきゃいけないかと思っちゃったよ」
私は、一刻も早く、ノートの中身を読みたかったのだ…
「それじゃあね、また明日~」
「ばいばいこなちゃん♪」
二人と別れた後の列車の中で、私は深いため息をついた…
かがみと一緒にいると、ばれるのではないかと気が気ではなかったのだ…
やっと緊張から開放された…なんとか普通どおりには接することは出来たはずだが。
「早く…早く読みたい…」
しかし…いざ現物を目の前にして私は固まっていた…
これを開いてしまったら…全ては壊れてしまうんじゃないのかと…
家へ帰り、部屋に戻ってきた私は、しばらくノートを見つめながら考えていた。
しかし…もうすでに見てしまったのだ…少しだが十分に破壊力が大きいものを…
「もう…見るしか…ない…」
家に持って帰ってきてしまったのだ。後戻りなど出来るはずもない。
私は、ゆっくり、ページをめくった…
表紙には「日記」と書かれていたのでてっきりかがみの書いた日記だと思っていたが
実際は、かがみ、つかさ、みゆきの3人による、交換日記だった…
私は、今まで彼女らが交換日記をしていることは知らなかった…
理由は、最初の頃のページを読むことで理解した。
こなたは面倒くさがりやなので多分、交換日記なんてやらないだろう、と…
「まぁ、確かにね…やらないだろうなぁ…」
初期の頃は、本当に日常的なことばかり書かれていて
いかにも女子高生らしい文面が広がっていた。
しかし…3年生になったある日から、文面が変わっていった。
×月○日 かがみ
今日こなたと話してたんだけど、あいつ廊下で周りに
人が居るのもおかまいなしで、アダルトゲームの話すんのよ。
もう私恥ずかしくて恥ずかしくて…一緒に歩きたくなかったわよ!
何でああも、人目を気にせずにいられるかねぇ。
×月□日 つかさ
うわぁ…それ嫌だよね。そうそう、この前私もこなちゃんに
恥かしい思いさせられたんだよ!
教室でプレミアものゲットしたってフィギュア見せて来るんだもん!
周りの男子がクスクス笑ってて、私まで笑われるなんて信じられない。
こなちゃんサイテー!
×月△日 みゆき
確かにそれはありますね。私もこの前、木の枝にスカートが引っかかってしまい
外そうとあくせくしてる時に、泉さんが
「これが萌えの瞬間だー!」とか何とか言って
カメラのシャッターを押すような真似事の動作をやって、
余計な周りの注目を浴びました…
本当に迷惑な話ですよ…こっちは本気で困ってたというのに…茶化すなんて。
それからは、どんどんエスカレートしていき…
ウザいだのKYだのキモイだの…事あるごとに私への不満、文句を書き散らしていた…
「みんな…私の事そんな風に思ってたんだ…」
かがみ…いつも怒ってたけど最後には許してくれてた…
つかさもみゆきさんも…いつも笑って接してくれていた…なのに…
心の中でこんな事思ってたなんて…
こんな風に私を見てたなんて!!!酷い…酷いよ…
その夜、私は一睡も出来なかった…泣いた…涙が枯れるまで泣いた…
「よっす!おはよ~こなた」
「あ、おはよう…」
駅のホーム、毎朝かがみ達と待ち合わせしている場所だ。
「どうしたの?眼が真赤だし、フラフラしてるわよ?大丈夫なの…?」
「え、うん…ネトゲで徹夜しちゃって…ね…」
「ったく、よくやるわねぇ~アンタはもうちょっと受験生という自覚をだな…」
「おねえちゃん、私も眠いよぅ~」
「アンタは寝すぎだっつーの!」
いつものように、賑やかな通学時間…しかし…
(どうせ…心の中では私をあざ笑ってるくせに…白々しいよ…)
こんな思いが私の頭の中をよぎっていた…
「ゆきちゃんおはよう」
「おはようございます、つかささん、泉さん」
「聞いて聞いてゆきちゃん、今朝ね…」
「あらあら、それは大変でしたね、臭かったでしょう?」
教室に入った私とつかさは、席に座っている
みゆきさんの所へ行き、挨拶をしていた。他愛の無い雑談…
「泉さん、顔色がすぐれない様ですが、大丈夫ですか…?」
私の顔を、心配そうに見つめている…とても…やさしい顔で…
「うん、昨日徹夜しちゃって…ちょっとフラフラだよ…」
(心配そうなフリしてて…本当はこのダメ人間が、とか思ってるんだろ…)
それから、休み時間、昼食時と、いつものように
4人で過ごしたんだが、私の心はここにあらず、と言った感じだった…
時々私の様子をみて、「大丈夫?」と声をかけてくるが
「眠いだけだから…」と返答しておいた。どうせ本気で心配してないんだし。
何を言われても嘘、何をされても嘘。心の中で私の事を3人で非難してるんだ…
キーンコーンカーンコーン…
今日の授業の終了を告げるチャイムが鳴った。
今日は、みゆきも一緒に帰るそうだ。
帰り道、3人が楽しく会話している。私はだまって後をついて行く。
「でさー。もう臭くって…」
「だよね~臭いよね」
「困ったものですね」
「こなた?どうしたのさっきから。喋ってないじゃない?」
「え、あ…うん…」
「まったく、ゲームもほどほどにしときなさいよ?今日は早めに寝なさいよね」
「……うっさい……」
「え…?」
私はもう耐え切れなかった…この嘘で固めた友達ごっこに限界が来てしまった。
「心配してるフリなんてウザいよ!どうせ私のことキモくてバカのオタクとしか思ってないくせに!」
「ち、ちょ…え?どう…したの?」
「こ、こなちゃん…」
「泉さん…一体?」
私のあまりの剣幕に、びっくりしてたじろく3人。
私は、鞄から例のノートを取り出し、3人の前に突き出した。
「な、何で…アンタがそれを…?」
「かがみさん!?これはどういうことです?」
「わ、私はてっきり…つかさが昨日持って行ったものかと…」
「わ、私知らないよぅ…」
「もういいよ!全部見たよ!あんたらが私のことどう思ってるかよーーく分かったよ!」
「…」
「キモイだのウザイだの…普段はなにも無いように平然と接しておいて、影で悪口書いて…」
「…」
「イヤなら直接言えばいいじゃん!こんな私の知らないところでこそこそこそこそと!」
私はノートをかがみに叩きつけた。
「私のことあざ笑って…バカにして…酷いよ…酷いよみんな!」
「…な…によ……勝手に言いたいことばっか言って…」
「お、おねえちゃん?」
「それじゃあアンタはどうだってんのよ!私達のこと少しは考えてくれたことあるの!?」
「え…?」
「人のことは考えずに自分のことばっかり人に押し付けて…どれだけ私達が困ってたか分からないの!?
日記!?ハッ!そりゃ愚痴の一つも書きたくなるわよ!アンタの行動見てたらね!
だいたい日記なんてそんなもんでしょ?
普段言えなかったり出来なかったことをこっそり書いてしまっておくものが日記じゃない!
それをアンタは勝手に取って見ておいて…覗いてはいけない心の中に…
プライベートにズカズカ土足で荒らしておいて被害者ぶって私達に当り散らして…
アンタのほうがよっぽど酷いじゃない!もううんざりなのよアンタに振り回されるのはっ!」
そう言い放つや否や、かがみははっとのけぞり、信じられないと言った顔つきで私を見ていた。
私は完全に硬直していた。それこそ、さっきまでの怒りが
どこかへ飛んで行ってしまったかのように。
「あ…わ、私…」
かがみの可愛らしい唇がみるみる青ざめてゆき、プルプル震えている。
大きく見開いた瞳には、涙がにじみ出していた。
「私は…私は…」
搾り出すように弱々しくそう言うと、かがみは走ってその場を去ってしまった。
「お、おねえちゃん!待ってー!」
つかさもそれを追う様に走っていった。
残った私とみゆきさんは、あっけにとられたまま、かがみ達が去っていった方を見つめていたが…
「あ、あの…泉さん…これは…」
みゆきさんが声をかけてきたことで我にかえり、みゆきさんに一瞥を与えた後
私も足早にその場を去った。
背中の方で何か言っている声が聞こえていたような気がしたが、もはや
私の耳には届いていなかった。
「もう…終わりだな…これで…」
家へ帰ってきた私は、部屋に入り、力なくベッドに倒れこんだ。
思い出すのは、楽しかったみんなとの思い出…
その友情が、たった一つの出来事で、もろくも崩れ去った現実…
「私は…見なかった方が良かったのかな…知らなかった方が幸せだったのかな…」
分かっていることはただ一つ、みんなとは以前の様には接することが、もう出来ないということだ。
「学校、もう行きたくないな…」
こなた達と別れて家に帰ってきたかがみは、部屋へ入るととすぐに、こもってしまった。
心配して、両親や姉たちが声をかけても「そっとしておいて…」の返事ばかり。
「仕方がない。かがみが落ち着くまで様子をみるしかない。」
「おねえちゃん…」
心配そうに、姉の部屋をみつめるつかさ。
「おねえちゃん、おねえちゃんは悪くないよ。私やゆきちゃんの代わりに気持ちをぶつけてくれたんだから…
それでも…こなちゃんには悪いこと…しちゃったよね。明日、ゆきちゃんと一緒に謝ろうよ?
一生懸命謝ったら…きっと…こなちゃんも許してくれると思う。そしてまた…みんな仲良くなれたら…
それじゃ…おやすみ…お姉ちゃん。また明日…」
そう言うと、つかさは自分の部屋に戻って行った。
翌朝、つかさはかがみの部屋の前に立っている。
「おねえちゃん、起きてる?」
ドンドンと戸を叩いてみるが、反応が無い。
「まだ寝てるのかな…?おねえちゃん…」
ドンドンドン、ドンドンドン…
「どうしたんだつかさ?」
ただおが何事かと二階に上がってきた。それにつられてみき、姉たちも…
「おねえちゃんに呼びかけても、返事しないの…」
「かがみ。返事をしなさい、かがみ」
ドンドンドン、ドンドンドン…
何やら、嫌な予感がただおの頭の中をよぎった…まさか…
「ちょっと離れていなさい」
ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!
ただおはドアに向かって体当たりをした。ドアを叩き破るつもりだ
ドンッ!!ドンッ!!バンッ!!開いた!
「おねえちゃ…」
「見るなっーーー!!」
とっさにみきがつかさの目を両手で覆った。
「きゃあああああああああああああ!」
二人の姉の絶叫が響いたのは、その直後だった…
その知らせは、私の所にも届いていた…
かがみが…首を吊って命を絶ったことを…
二日後、かがみの葬式が行われたが…私が行けるはずがなかった…
後日、私はつかさとみゆきさんに呼び出された。
何でも渡したいものがあるそうだ。
待ち合わせは、学校の近くの公園。
ちなみに、私はあれから学校へ行っていない。
とても、行く勇気がなかったのだ…
公園に着くと、すでにみゆきさんとつかさがいた。
「あ…久しぶり…つかさ、みゆきさん…」
私はおずおずと言った。とてもつかさの顔を直視出来ない。
「こなちゃんのせいだ…こなちゃんのせいでおねえちゃんが…
日記見なけりゃこんなことにならなかったのに!!返してよ!おねえちゃんを返してよ!!」
何日も泣きはらしたのだろう、真赤になった目をこちらに向けて睨んでいる。
私は…なにも答えることが出来なかった…
「つかささん…!!」
みゆきさんは、つかさの肩をそっと掴み、首を横に振った。
「分かってる!分かってるけどそれでも…うわあああああー!!」
つかさは、みゆきさんの胸に抱かれて、号泣した。
みゆきさんは、懐から封筒を取り出すと、こなたに差し出した。
「泉さん、これを渡したかったんです。これは、あなた宛のかがみさんの遺書…」
「かがみの…」
私は、それを受け取ると、封筒から紙を取り出し、読んでいった。
かがみの字だ…いつもノートで見ていた…ちょっと丸文字がかった生きていた頃のかがみの字…
こなたへ
こなたがこれを見ている頃、私はもうこの世にはいないと思います。
あんな酷いこと言ってごめんね。そうだよね…こなたの言うとおりだよ。
友達なんだから、こなたに直接言えばよかったんだ、でも…
やっぱり言いにくいよ。それでこの関係が壊れるんじゃないかって思って…
でもそれが溜まりに溜まって…つい交換日記に書いてしまって…本当にごめん
つかさとみゆきを責めないでください。二人はただ私につられただけだったから…
本当に悪いのは私…
もう、こなたにあわせる顔がありません。私にはもうこの方法しかないの…
こんな紙に気持ちを残していく私を許してください…やっぱ…私って卑怯だよね…
最後に、あんなこと言っておいて信じてもらえないかも知れないけれど
本当に楽しかった…嫌なこともあったけど楽しいことの方が多かった。
それだけに今の心境がつらい。このつらさを終わりにしようと思います。
こなた…私と友達でいてくれるよね…?少なくとも私は友達だと思わせていて…
かがみ
「あああああああああああ!ががみ゛ぃーーーー!!」
私は地面に膝をついて号泣していた。今さら遅いよかがみ!
何で…何で死んじゃったんだよ…
「泉さん…あなたが人の日記を見たという行為に関しては
私も賛同いたしかねます…けど…たとえ見られていなくても、私たちが誹謗中傷していたのは事実です…
本当に…申し訳ありません…泉さん…」
「ううん。私の方が悪かったよ…みんなの気持ちも知らずに迷惑かけてばっかりで…ううう」
「お互い、すれ違う前に、救済策があったでしょうに…
そうすれば…このようなことにはならなかったのかも知れませんね…」
あれから、私は学校へ通うことにした。
落ち着きを取り戻したつかさやみゆきさんの支えがあったからだ。
でも…周りの生徒達の視線は冷ややかだった。
特にC組の生徒からの態度が強烈で、みさきちや峰岸さんからは
幾度と無く非難の声をを浴びせられた…当然だとは思うけどね…
つかさやみゆきさんが守ってくれてたけど…私の精神はもうボロボロになっていた。
いや、あのノートを見てしまった時からすでに、崩壊していたのかもしれない。
「かがみ…会いたいよ…かがみ…」
思うことは、ただひたすらかがみに会うことを切望することだった…
「ふぅ…そろそろ効いてきたかな…」
ようやく、頭がぼーっとしてきた。この意識が消える頃には…
「かがみに…会えるんだね…」
あれから私は、かがみに会うための”準備”を着々と進めていった。
ホームセンターで七輪、練炭を買い、ガムテープを買い
ネットで睡眠薬を手に入れ、場所の散策もした。
自殺する為の車を用意するため、深夜、車の運転の練習もした。
もちろん、家の車でだ。ATで良かった。MTだとどうにもならない。
そして…最後の”準備”を終え…私はついに決行したのだ…
「意識が…薄くなってきた…息も…苦しい…」
あ…かがみ…かがみが呼んでる…
「うん…ごめんね…待たせちゃって…一人で寂しかったんだね…
ふふ…寂しがりやさんだね…かがみは…え?うん…そうだよ…」
「もう…すぐ…会える…からね…みんなと…一緒…に……」
次のニュースです…今日未明、幸手市の山中で
車に乗った3人の女性の遺体を近くを散歩していた
男性が発見しました。所持していた身分証から遺体は
糟日部私立陵桜学園高等部在学、柊つかさ(18)さん
高良みゆき(17)さん、幸手市在住の少女(18)と判明しました。
車内に、七輪が残っていたことから、死因は一酸化炭素中毒による窒息死と断定。
なお、柊つかささん、高良みゆきさんの二人の首には絞められた跡があり
少女に目立った外傷が見られないことから、少女が二人を殺害した後、
無理心中をはかったと見られています。なお、この三人は、先月自殺した
柊かがみさんと親交があり、何らかのトラブルがなかったか、聞き込み調査を行っている状況です。
これを受けて警察は、容疑者を、被疑者死亡のまま書類送検をし…
最終更新:2024年04月27日 22:14