こな休さん


by (≡ω≡.)神奈川&樺太



かがみ・つかさ・みゆきが昼飯の直前に(≡ω≡.)にバレないように早退

「あれ?つかさとみゆきさんいないや・・・トイレかな?(≡ω≡.)」
──10分後──
「今日は食堂で食べてるのかな・・・そうだかがみんと食べよっと」
隣の教室に行くこなた「かがみんもいない・・・みんなどこ行ったんだろう(≡ω≡.;)」
仕方なく教室で一人で弁当食うこなた
モシャモシャ(≡ω≡.;)
クラスの男子1「泉が一人で飯食ってるぞww友達いねえのかよwww」
男子2「お前一緒に食ってやれよwwってか聞こえちゃうw」
こなた「(聞こえてるよ・・・)(≡ω≡.;)」
女子1「柊さんと高良さんしか友達いないんじゃない?かわいそ~ww」
女子2「しかも毎日チョココロネ食べてない?きもいんですけど~www」
「いいじゃん・・・好きなもの食べたって(≡ω≡.;)」

かがみ「こなたのやつ、今頃一人で食べてるんじゃない?」
つかさ「いい気味だね~!もうこなちゃんのオタトーク聞きながらご飯食べるのはウンザリだよ」
みゆき「確かにそれはありますね。」

「(ひとりだとチョココルネも美味しく感じないな・・・・・・ ) (≡ω≡.)」
「(つかさ達何してるんだろ・・・・・・ 昨日買ったコンプティーグでも読んで待ってよ) (≡ω≡.)」
「(うひゅひゅ、ハルヒ萌え~♪) (≡ω≡.)」

男子1「んんっ?泉、何読んでんだ?見せろよ。」
「えっ!ちょwwwおまwwww (≡ω≡.;)」
男子1「(ペラッペラッ)なんだこれ?アニメの絵ばかりじゃねえか。お前、こんなんばっか読んでるのかよ。(男子2に渡す)」
男子2「(ペラッペラッ)何が面白いんだ?これ。」
「いいでしょ!返してよ~ (≡ω≡.;)」
男子2「・・・・・・ ははぁ~お前オタクだから、こう言うの見て『モエ~モエ~』言うんだろ?」
男子1「そうそう。俺もTVで見た。なんか踊ったりする奴だろ?キモイよね~泉、お前オタクだろ?俺らに踊り見せてくれよ。」
「いや、私は・・・・・・ それに、別にオタクは踊らないし・・・・・・ (≡ω≡.;)」
男子1「皆さん注目!泉がこれからオタクダンスやりま~す!!」
「工エエェェ(≡ω≡.;)ェェエエ工」

ザワ・・・・・・ ザワワ・・・・・・ ザワ

男子1「ささっ!泉。教壇の上に。」
男子2「なんか用意する物あるか?」
「・・・・・・ や、別に・・・・・・ (≡ω≡.)」
男子2「皆さんご静粛に!それでは!泉こなたによるオタクダンスです!拍手~~!」

パチ!パチ!パチ!パチ!

(≡ω≡.:)

女子1「・・・・・・ ちょっと~早くやってよ!」
男子3「そうだそうだ!やれ!やれ!」
男子4「お前、秋葉原でメイド服着て踊ってるんだろ!?」
女子3「ちょ!マジ?超ウケるんですけど~」
男子5「早くしないと昼休み終わるぞ!」
女子2「・・・・・・ 」
男子1「お~ど~れ!!お~ど~れ!!」

「「「「「「お~ど~れ!!!!お~ど~れ!!!!」」」」」
「「「「「「お~ど~れ!!!!お~ど~れ!!!!」」」」」
「「「「「「お~ど~れ!!!!お~ど~れ!!!!」」」」」

「うっ・・・・・・ (≡ω≡.:)」
男子1「おっ!始まるのか?」
「うっ・・・・・・ うわ~~~!!!! (>ω<.)(壇上から飛び蹴り)」
男子1「ぐはっ!!ちょ!泉!!やめろ!」
「キーーーーー!! (>ω<.)(合気道で当身)」
男子1「うげぇ!」
男子2「おい!泉、止めろ!!」
「ちぇりゃぁ!! (>ω<.)(軽いけど体重を乗せた蹴り)」
男子2「ひぎぃ!!」
「ハァ・・・・・・ ハァ・・・・・・ そんなにオタクを馬鹿にして楽しいか!そんなに私を馬鹿にして楽しいか!! (>ω<.)」
男子1「・・・・・・ 分かった!分かった!止めろ。な?謝る。謝るから・・・・・・ って、うわっ!」
「うるさい!うるさい!(椅子を持ち上げる)お前なんか死ね~~~~!! (>ω<.)」
男子1「うわ~~~~~~!!!!!」

ガスッ!!


かがみ「じゃあね。つかさ。」
つかさ「バイバイ、お姉ちゃん。さて、こなちゃんどうしてるかな?」
みゆき「机で気持ち悪い雑誌でも読んでるのではないでしょうか。」
つかさ「ありえる~あれもいい加減にして欲しいよね。ぶっちゃけ興味無いっつうの!」
みゆき「ほんと困りますよね。・・・あら?教室が騒がしいですね。なんでしょう?」

男子4「・・・・・・ おい!誰か先生呼んで来い!早く!!・・・・・・ 」
女子4「・・・・・・ それより救急車じゃない!?血、超出てるよ!!・・・・・・ 」
男子2「・・・・・・ おい、大丈夫かよ?おい!!・・・・・・ 」

つかさ「なんかあったのかな?・・・・・・ ねぇ?何があったの?」
女子3「あっ・・・・・・ あのね。泉がキレて椅子で男子1を殴ったのよ。」
つかさ「え~~~~!?こなちゃんが?」
みゆき「本当ですか?あの泉さんが・・・・・・ 信じられません。」
女子3「本当よ!凄かったんだから~男子2名ボコボコにして、止めに椅子で・・・・・・ 」
つかさ「とりあえず、教室行ってみよ!」
みゆき「そうですね。」


校長「黒井君、病院に行った生徒の様態はどうだ?」
ななこ「はい。先程病院から連絡がありまして、命には別状無いようです。」
校長「そうか、それは良かった・・・・・・ それでは、泉くん。悪いんだが、そういうことだから・・・・・・ 」
「はい・・・・・・ 申し訳ございませんでした。 (≡ω≡.)」
ななこ「ほな、泉。行こか。」
「失礼しました。 (≡ω≡.)」

ザワ・・・・・・ ザワワ・・・・・・ ザワ

ガラッ!

ななこ「よ~し、はよ席着きぃ~。泉も席座り。」
「・・・・・・ (≡ω≡.)」
ななこ「・・・・・・ んんっ!え~まぁ、クラスで残念な事が起きてしまった。一人は検査入院。一人もそこそこの怪我や。」
ななこ「まぁ、当然ながら泉にも罰は受けてもらう。1ヶ月の停学や。」
女子3「退学じゃないんですか~?」
ななこ「たかが、喧嘩やないか。そんなんで退学なんかにできるかいな。」
男子4「でも、泉が勝手に暴力振るったんっすよ。」
女子4「そうそう。なんか昼休みにいきなり『お前らウザイ!』とか言って」
「・・・・・・ (≡ω≡.)!!」
ななこ「ああ?なんやさっき校長室で聞いてた話とちゃうな。うちが泉から聞いたのだと、なんかオタクなのを馬鹿にされた・・・・・・ 」
女子5「それ、嘘で~す。先生。」
男子3「おいおい、マジかよ。泉、ここまでしておいて被害者ぶる気か。」
女子4「サイテ~」
みゆき「人としてどうかと思いますね。」

ワイワイ・・・・・・ ガヤガヤ・・・・・・

ななこ「ちょっ!静かに!・・・・・・ おい、泉。さっきセンセに説明した話。あれ嘘か?」
「 本当です。 (≡ω≡.:)」
ななこ「しかし、クラスのみんなは違う言ってるで。これはどう説明するんや?」
「それは・・・・・・ その・・・・・・ (≡ω≡.:)」
ななこ「まさか、クラス全員嘘ついてるとか言わんよな?」
「・・・・・・ (≡ω≡.:)」
ななこ「ハァ~~センセ、もう少し泉はマシな奴だとは思っとったけど・・・・・・ 」
「違う!私、悪くない!! (≡ω≡.)」
ななこ「いい加減にしとき!」
「・・・・・・ (≡ω≡.)!!」
ななこ「あんたはちょっと格闘技やってたからってムカツク同級生を二人も病院送りにしたんやで。それなのに反省もせんで被害者ぶって・・・・・・ はよ荷物まとめて帰り!センセ、もう顔も見たくない!」
「・・・・・・ 先生 (TωT.)」
ななこ「(ったく、ネトゲーで仲良いからって騙くらかそうとしたんかな。もう少し付き合い方変えんといかんな)」

ガサゴソ・・・・・・ ガサゴソ・・・・・・ ガタッ

「・・・・・・ それじゃ、失礼します。 (TωT.)」

(≡ω≡.)!!

ドターーーン!!

「(痛っ!・・・・・・ 誰かに足を引っ掛けられた・・・・・・ (≡ω≡.:)」
ななこ「・・・・・・ おい、泉。静かに教室からも出られへんのか?」
「いや、誰かが足を・・・・・・ (≡ω≡.:)」
つかさ「大丈夫?こなちゃん。」
「(えっ!もしかして・・・・・・ 今のつかさが? (≡ω≡.))」
つかさ「どうしたの?・・・・・・ まさか、私が転ばしたとか思ってる?」
「い・・・・・・ いや・・・・・・ (≡ω≡.:)」
つかさ「ごめんなさい。ごめんなさい。殴らないで。許して・・・・・・ 私じゃないの私じゃないの!いや!そんな怖い顔で見ないで!!」
男子3「おい!泉!!八つ当たり止せよ!!」
女子4「さっさと帰れば~?」
男子4「ったく、仲良くしてもらった柊にまで当たるのかよ。マジ最低だな。」
つかさ「ごめん。怒らないで、こなちゃん・・・・・・ うっ・・・・・・ うっ・・・・・・ 」
「つ・・・・・・ つかさ・・・・・・ (≡ω≡.:)」
みゆき「つかささん、大丈夫ですか?・・・・・・ 泉さん。つかささんが怖がっています。早くお帰りになってください。」
「(そんな・・・・・・ みゆきさんまで・・・・・・ )ごめんね。つかさ。それじゃ、また・・・・・・ (≡ω≡.:)」

「オタクが帰るぞ・・・・・・ 」
「なんか、休み貰えたって嬉しそうじゃね?」
「家でゲーム三昧か。アイツには夢のようじゃね?」
「男子1達ボコったのコレ目当てじゃね?」
「ちょ!それマジあり得るwww」
「おい!オタクこっち見たぞ!」
「やべ!2週間後にヤラれるwwW」
「オタク、マジうぜぇww」


つかさ「(小声で)クラスのみんな。巧くやってくれたね。」
みゆき「(小声で)そりゃ、皆さん自分が一番可愛いですから・・・・・・ 」

(少し過去に戻って6時間目。3-Bのみ午後は自習。こなたは校長室に)

ザワ・・・・・・ ザワワ・・・・・・ ザワ

「どうなるんだ?これから。」
「マジ全員で反省会とかじゃね?」
「嘘!今日彼氏とデート・・・・・・ 」
「私も今日バイトあるんだけど~」
「超サイアク。マジで泉ウザイ。」

みゆき「皆さん。ちょっとよろしいですか?」
男子4「なんだよ高良。泉の友達だからって俺らを責めるのか?」
みゆき「いいえ。皆さんに一つ提案があるのです。」
男子4「提案?なんだそれ?」
みゆき「私を含めて皆さんは高校3年生。つまり受験生です。今日もそれぞれ目指す進路に向けて勉強されていたかと思います。」
女子3「私、してないけど~ww」
みゆき「おほん!・・・・・・ とにかく、あと数ヶ月もしないうちに大学受験が始まりまる。そんな時にこんな事件。どうなりますかね?」
男子3「ど、どうなるんだ?」
みゆき「恐らくクラス全員で泉さんを虐めたと言うことで内申書は最悪。推薦の方はさぞや苦労されるのではないかと・・・・・・ 」

ザワ・・・・・・ ザワワ・・・・・・ ザワ

みゆき「お静かに・・・・・・ それに問題が長引けば反省やら何やらで勉強時間も削られ、一般の方の勉強時間も減ってしまうかもしれませんね。これは私としても避けたい事態です。」
男子3「っても、今更どうしようもないだろ・・・・・・ 泉も校長室に呼ばれて全部喋ってるだろうし・・・・・・ 」
みゆき「いいえ。一つだけ方法があります。」
男子4「マジかよ!」
女子5「本当!?なになに?」
みゆき「それは・・・・・・ 泉さんが原因ということにすればよろしいのです!」
男子4「・・・・・・ どういう事だ?」
みゆき「つまり、泉さんがキレて男子1と2を負傷させた。周りは怖くて止めれなかった。とすれば罪は泉さんだけになります。」

ザワ・・・・・・ ザワワ・・・・・・ ザワ

みゆき「偶然にも泉さんが暴れてた際に、この教室に他のクラスの方は居なかったそうですし、皆さんが口裏合わせればさほど難しいことではありません。」
男子6「でも・・・・・・ もしバレたら・・・・・・ 」
みゆき「クラス全員の証言と、加害者の戯言。黒井先生はどちらを信じるでしょうかね?」
男子6「・・・・・・ 」
みゆき「あんなチビのオタクに人生の重大な時期を台無しにされてもよろしいのですか?皆さん・・・・・・ 」
女子5「高良さん。あなたは泉さんと親しいんじゃ・・・・・・ それなのに良いの?」
みゆき「親しい?失礼ながら私、あんなオタクを友人とは一度も思ったことはございません・・・・・・ 」
クラス全員「・・・・・・ 」
みゆき「賢い皆さんでしたら、正しい選択が出来ると思われます・・・・・・ あら?どうやら戻ってこられたみたいですね。では・・・・・・ 」

つかさ「(小声で)結局、誰一人としてアイツの味方が居なかったんだね。」
みゆき「(小声で)まぁ、あんなオタク。庇うのも馬鹿馬鹿しいですしね。今更真実を言う人なんて居ないでしょう。」
ななこ「柊。高良。何を喋ってるや?さっさと自分の席に戻り。」
みゆき「あっ、すいません。柊さんが先程のでショックを受けてたので・・・・・・ 」
ななこ「おっ、そっか。柊、大丈夫か?」
つかさ「はい。もう大丈夫です。」
ななこ「そっか。まぁ、お前らは泉と仲良かったしな・・・・・・ みんなも今日の事はショックだろうが、明日からいつも通り勉強するんやで!」
クラス全員「は~い。」


(帰宅後・こなたの部屋)
そうじろう「さっきからずっと黙ってるな・・・・・・ 」
「・・・・・・ (≡ω≡.)」
そうじろう「いいか?お前がクラスで暴れて友達に怪我させた。これは紛れも無い事実なんだ。」
「・・・・・・ 友達なんかじゃない。 (≡ω≡.)」
そうじろう「?」
「あいつら、友達なんかじゃないもん!私のことオタクだからって馬鹿にして・・・・・・ 虐められて・・・・・・ だから・・・・・・ (≡ω≡.)」
そうじろう「・・・・・・ それで?」
「えっ? (≡ω≡.)?」
そうじろう「それが怪我をさせて良い理由になるのか?」
「・・・・・・ (≡ω≡.)」
そうじろう「確かにお前は小学校から虐められてた。それは中学になっても変わらなかった。いや、むしろ酷くなる一方だった。」
そうじろう「日に日に塞ぎ込むようになっていくお前を見て、せめて心だけでも強くなって欲しいと思って俺は合気道を習わせた。」
そうじろう「その後も虐めは無くならなかったが、お前はそれを気にせず笑っていられる元気な娘に育ってくれた。お父さん嬉しかった。」
そうじろう「だが高校に入学した途端、合気道を止めてアニメに漫画にゲームにのめり込む一方。そして結果がこれだ。」
「・・・・・・ (≡ω≡.)」
そうじろう「育て方を間違えたのかもしれんな・・・・・・ 」
「・・・・・・ ごめんなさい。 (≡ω≡.)」
そうじろう「よしよし・・・・・・ お父さんも一緒に行ってやるから、明日にでも怪我した子の家に謝りに行くぞ。」
(≡ω≡.)!!
「いやっ・・・・・・ (≡ω≡.)!!」
そうじろう「こなた!いい加減に・・・・・・ 」
「いやっ!なんで私が悪くないのに謝らなきゃいけないの!どうして先生もお父さんも私を信じてくれないの!! (≡ω≡.)!!」
そうじろう「いい加減にしろ!(バシッ!)」
「・・・・・・ うっ・・・・・・ うっ・・・・・・ ウワァ~~~~~~ン (TωT.)」
そうじろう「どうして素直に反省できないんだ!悪いことをやったと思ってないのか!」
「ウワァ~~~~~ン、ヒッグ、ヒッグ、グスッ、・・・・・・ (TωT.)」
そうじろう「ったく、素直に反省してるなら許してやろうと思ったが、やっぱ駄目みたいだな。罰としてお前の部屋のゲームとグッズと漫画、全部処分するからな!」
「ヒッ!そ・・・・・・ それだけは止めて! (TωT.)!!」
そうじろう「駄目だ!こうでもしないと反省しないみたいだしな・・・・・・ さっさとそこをどけ!!」

バキッ・・・・・・ ビリッ・・・・・・ グシャ・・・・・・ ベキベキッ・・・・・・

「お願い、許して!反省してるから!謝るから!!お父さん!!・・・・・・ (TωT.)!!」


ゆたか「・・・・・・ お姉ちゃん・・・・・・ 居る?」
「・・・・・・ (TωT.)」
ゆたか「あのね・・・・・・ 私は、お姉ちゃんが理由もなく人を傷つけるなんて信じられないんだ・・・・・・ 」
「・・・・・・ (TωT.)」
ゆたか「みんながどう言おうと、私はお姉ちゃんの味方だよ・・・・・・ それじゃ、おやすみなさい。」
「・・・・・・ グスッ・・・・・・ ゆーちゃん・・・・・・ (TωT.)」



(そうじろう暴走から数日後・・・・・・ )
「(1ヶ月か・・・・・・ 長いな・・・・・・ ) (≡ω≡.;)」
「(お父さんに部屋の漫画とかゲーム全部捨てられちゃったし、パソコンも書斎に持っていかれた。こうも何にも無いと清々しいな・・・・・・ ) (≡ω≡.;)」
「(学校からの課題の『毎日の反省文』と『週2の奉仕活動』も面倒だし・・・・・・ ) (≡ω≡.;)」
「(でも、学校行ったらまた虐められるのかな・・・・・・ ぐすっ・・・・・・ かがみ達に会いたいな・・・・・・ ) (TωT.)」
「(うおっまぶしっ!・・・・・・ 夕焼け、もう夕方か・・・・・・ ) (≡ω≡.;)」

アイマイサンセンチ~ソレプニッテコトカイ~♪

「(誰からだろ・・・・・・ ) (≡ω≡.;)」

Pi!

「もしもし。 (≡ω≡.)」
???「もしもし、泉くんかい?」
「あっ、店長。 (≡ω≡.)」
コスプレ喫茶の店長「よかった。今、大丈夫だよね?」
「えっ?・・・・・・ ま、まぁ・・・・・・ (≡ω≡.;)」
コスプレ喫茶の店長「なら、これから店に来れるかい?というより来てくれ!」
「で、でも・・・・・・ 私・・・・・・ (≡ω≡.;)」
コスプレ喫茶の店長「頼んだよ。それじゃ!」

プ~プ~プ~

「(なんか店長慌ててたな。それに停学中ってバイト良いのかな?) (≡ω≡.;)」
「(まぁ、大丈夫なら昼とか入れてもらってバリバリ稼ぐのも良いな!) (≡ω≡.)♪」

「父さん、ちょっと出かけてくるね~ (≡ω≡.)♪」
そうじろう「んんっ?どこにだ?」
「アキバ。 (≡ω≡.)♪」
そうじろう「停学中に何を・・・・・・ っておい!待ちなさい!!」
「(≡ω≡.)♪」


「まんがりんたらおもしろりん~♪いっぱいありらんたらきてみろりん~♪ (≡ω≡.)♪」
「うい~す♪ (≡ω≡.)♪」
店員「あら?泉さんじゃない。今日シフトだっけ?」
「いや、違うんだけどさ。なんか店長に呼ばれたんだ。もしかして今日、めっちゃ忙しいの?私頑張っちゃうよ! (≡ω≡.)!」
店員「えっ!?そこまで忙しくないわよ?いつもと同じくらいかな。」
「ふ~ん・・・・・・ それじゃ、なんで呼ばれたんだろう・・・・・・ (≡ω≡.)?」
店員「そういえば、パトリシアさんもちょっと前に来てたわね。店長に呼ばれてすぐ奥に行っちゃったけど。」
「パティもね~・・・・・・ まっ、いっか!とりあえず着替えて・・・・・・ (≡ω≡.)♪」

ガチャ!

店長「お~い、泉くんはまだ・・・・・・ おっ、もう来てたのか。早いね~。」
「お疲れ様です、店長。すぐに着替えますね! (≡ω≡.)!」
店長「あ~、服はそのままで良いから、こっちの部屋に来てもらえるかな?」
「は、はい・・・・・・ (なんだろう?) (≡ω≡.)?」
「失礼します。 (≡ω≡.)」
パトリシア「コナータ!」
「パティ!ここに居たんだ。いったい何の話・・・・・・ (≡ω≡.;)」
???「泉さん。とりあえずお座りなさい。」
「・・・・・・ 教頭先生。 (≡ω≡.;)」

教頭「さて、泉さんが来られたのでもう一度最初から話しましょうか。」
教頭「泉さん。我が校の生徒規則第4章6項が何か言えるかね?」
「・・・・・・ いえ、分かりません。 (≡ω≡.)」
教頭「ふむ。家に帰ったら見直すと良いでしょう。」
教頭「そこにはこう書かれています。『陵桜学園の生徒は一部の例外を除き、原則アルバイトを禁止する。』と。」
教頭「この場合の『例外』とは主に経済的事情とかですが、お二人はそれには該当しませんのであしからず。」
「・・・・・・ (≡ω≡.;)」
パティ「・・・・・・ 」
教頭「従来ならば違反した2名とも一定期間の停学処分となるのですが、パトリシアさんは留学生ということと生活態度を鑑みて今回に限り不問と致します。」
教頭「そして泉さんも現在別件で停学中と言う事で、特別に免除とします。」
教頭「まぁ、当然ここでのバイトは辞めていただきますが、よろしいですね?店長。」
店長「・・・・・・ 」
教頭「間違ってもこのまま雇い続けるなどしないでくださいね。どうも二人に休日労働させている疑いもありますし、こちらとしては余り大事にはしたくありませんので・・・・・・ 」
店長「・・・・・・ はい。」
教頭「では、私はこれで・・・・・・ 細かい事はそちらで話し合ってください。」

店長「はぁ・・・・・・ なんて事だ・・・・・・ よりにもよってパトリシア君に辞められちゃうのか・・・」
「店長・・・・・・ その・・・・・・ すいません。 (≡ω≡.;)」
店長「『すいません』じゃ済まないよ!ったく。面倒な事起こしてくれたね!」
「えっ! ∑(≡ω≡.)!」
店長「キミが来る前に聞いたぞ。『泉くんが学校でも問題を起こしたので、その生活態度を見直していたらお宅でアルバイトをしているのが判明しました。』ってね。おかげでパトリシア君も見つかってしまった!」
「・・・・・・ (≡ω≡.;)」
店長「まぁ、キミが辞めるのは良いよ。代わりの娘が見つかればすぐ辞めてもらうつもりだったしね・・・・・・ でも、パトリシア君の方は困るんだよ。彼女目当てのお客さんも結構居るし、店としては大打撃だ!」
「そ・・・・・・ そんな・・・・・・ (≡ω≡.;)」
店長「浮かれ気分で仕事はする、ミスは多い、時間にルーズ、そんなキミを渋々雇っていたのに・・・・・・ とんだ疫病神だ!!」
「・・・・・・ (≡ω≡.;)」
パティ「店長、コナタを虐めないデ。」
店長「しかしね、こうでも言わないと私の気も治まらないよ!・・・・・・ なぁ、パトリシア君。このままバイト続けて貰えないか?お客さんも悲しむんだよ・・・」
パティ「でも・・・・・・ ワタシ学校も大事。学校辞めさせられるの、困りマス。」
店長「そこを何とか・・・・・・ お給料もアップするし・・・・・・ お願いだよ・・・・・・ 」
パティ「・・・ゴメンナサイ。」
店長「そうか・・・・・・ 残念だよ。気が変わったらいつでも連絡してくれ。大歓迎だから!・・・・・・ ほら、キミはさっさと荷物持って帰りなさい!!」
∑(≡ω≡.)!

「・・・・・・ (≡ω≡.;)」
パティ「待っテ!コナタ。」
「・・・・・・ パティ。 (≡ω≡.;)」
パティ「コナタ、歩くの早イ。やっと追いつイタ。」
「・・・・・・ ごめんね、パティ。私のせいでバイト辞めさせられて。 (≡ω≡.;)」
パティ「・・・・・・ ホントヨ。」
「えっ!? (≡ω≡.)?」

バシッ!

「痛っ! ∑(≡ω≡.)!」
パティ「ワタシ、あのアルバイト好きでシタ。ずっとずっと続けたかっタ。でもオワタ。全部コナタのせいネ。」
「・・・・・・ (≡ω≡.;)」
パティ「コナタが学校で問題起こさキャ、ワタシばれなかった。でも、ワタシも学校の約束破ってタ。だからワタシも悪イ。」
「・・・・・・ (≡ω≡.;)」
パティ「だから一発ヤキ入れた。これでチャラ。」
パティ「バイバ~イ、コナタ。もう話しかけないデネ。」

「(どうして・・・・・・ どうして私がこんな目に合わないといけないの?) (≡ω≡.;)」
「(学校にも、バイトにも、私の居場所が無くなっちゃったよ・・・・・・ ) (≡ω≡.;)」
「(やだ・・・・・・ 涙が止まらない・・・・・・ なんで・・・・・・ ) (TωT.;)」
「(耐えられないよ・・・・・・ ウウッ・・・・・・ ) (TωT.;)」

「ちょwwwなんかチビが道の真ん中で泣いてるwww」
「なにあれ?ワケワカラン♪」
「歩行の邪魔!端っこで泣け!!」
「ドキュソ氏ね!」
「半島にカエレ!」

「ウッ・・・・・・ ウッ・・・・・・ グスッ・・・・・・ (TωT.;)」
後編へ
最終更新:2024年04月13日 21:33