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蜘蛛は何処に消えた? - (2009/04/27 (月) 21:46:33) のソース
*蜘蛛は何処に消えた? ◆5xPP7aGpCE 「ギュギュッチー、ボクを選んでくれてありがとうですぅー!」 タママが併走するギュオーにそんな言葉を投げかける。 パッチリした瞳に小柄な身体、見た目には無害なこのケロン人―――中は真っ黒! (メイちゃんの仇は絶対楽に殺さないですぅ! 後悔させて後悔させて心底反省する程痛めつけてから殺すですぅ!) 彼の脳内で恐ろしい光景が繰り広げられる、妄想でも強がりでも無く彼は本気でそれを実行するつもりなのだ。 未遂に終わったが―――先程気に入らないという理由だけで加持に延々と暴力を振るった末に殺そうとしたのだ。 「気にする事は無い、向こうは居場所がハッキリしておるがこちらは大まかな行き先しか解らん……どちらに助けが必要かは一目瞭然と思わんかね?」 そして実際に加持を殺したのがこのリヒャルト・ギュオー、彼もまた悪人に分類される。 (つまりコテージに向かえば確実に危険な奴と関わらねばならぬという事……追跡が徒労に終わろうが戦わずに済むに越した事は無い) 元より草壁メイの敵討ちなど興味は無い、より自分に得になりそうな選択をしたというだけである。 ならどちらにも行かず一人神社で帰りを待つという選択肢は無かったのか? ギュオーはそれを真っ先に却下した。 何もしない事は確実に二人の心証を悪くする、今回限りの身の安全と引き換えに信頼を損なうのはデメリットが大きすぎるという訳だ。 (どうせ奴が逃げたのは何時間も前、探すフリをして施設の探索でもさせてもらうとしよう) ギュオーが見た島の施設は神社とレストランのみ、どちらも首輪解析に繋がる手掛かりや道具一つ見付からなかった。 せめて市街地に行く前にあと一箇所程度調べておきたい、それがギュオーの出した結論である。 「タマタマタマタマタマーーーッ!! それでは飛ばすですよーーっ!!」 そんな彼の本心に気付いているのか不明だが遅れを取り戻すべく腹黒ケロン人が加速する。 邪魔な車など存在しない、広い車道を二人は駆ける。 (人間風情でボクの足から逃げられるとは思わない事ですぅ! すぐ追いついてみせるですぅ!) (ケロン人の一兵卒でこの脚力……やはり侮れんな、降臨者との関係も機を見て訊ねるとしよう) タママは走る走る、センターラインの上を仇に早く追いつこうと風の様に疾走する。 ギュオーもそれに苦区も無く付いてゆく、さすがは腐っても獣神将。 緑豊かな丘陵を左手、こんもりと盛り上がる砂丘を右手に見ながら一向にペースを落とさない。 この二人、身体能力だけならかなりのものであるが見ていてやたら不安なのは気のせいか。 ―――たぶん間違ってない 腹黒ランナーが過ぎ去って暫くした砂丘で突然砂が盛り上がる。 地中に何者かが隠れていたのだ、男は二人か戻ってこない事をそのまま動かずに確認する。 「……どうや行っちまったようだな。それにしてもあんな派手な格好で動くとはね~、よっぽどの馬鹿だなアイツは」 赤は遠距離からでも非常に目立つ、緑の背景となれば尚更目立つ。 タママ一人だったのたら結果は違っていたかもしれない、しかしより早く二人を発見したのは雨蜘蛛。 只ならぬ速度で向かってくる不審者に関わる気にはとてもなれず砂に潜り込んでやり過ごしたのだった。 「う~、まだ気持ち悪い。あの緑の場所で休むか……」 まあ、実際には体調が優れない以上どんな相手でも接触する気分にはなれなかったろうが。 雨蜘蛛はそのまま道路を横断して素早く森へと消えた。 ―――これでタママ本人が知る事無く第一の機会は過ぎ去ったのだった。 ※ 「左に行けば博物館、右はやや遠いが人が集まりそうなモールか。どうするかねタママ君?」 I-8、Y字路で標識を見ながらギュオーが訊ねる。 E-10に禁止エリアが有る為メイ殺害犯は何処かで上陸したと考えるのが自然、そして行き先となりえるのがこの二つだ。 「う~ん、博物館の方が近いですけどぉ……海から遠いですしねぇ。モールは遠いですけどぉ、途中の道路は海沿いで奴が居そうですしぃ……迷いますねぇ」 ニアミスが有ったとも知らずに相談する二人、まあ彼らも雨蜘蛛との遭遇はもっと先と考えていたので仕方無いとも言えるが。 所謂灯台下暗しという奴である。 「ならば二手に別れるとしよう、私は博物館でタママ君がモールだ。採掘場で待ち合わせして神社に戻る、どうだね?」 ギュオーが左の道路に位置取りしながらタママに提案する。 相談の形をとってはいるが今にも走り出さんとする体勢、実質的にYesかNoの二択のみ。 「わかったですぅ! ギュギュッチー、もし奴が見つかったら生かして採掘場に連れてくるですぅ!」 そしてタママはとにかく早く犯人に辿り着きたかった為にあっさりと了承して右の道路へ走ってゆく。 ギュオーはその後ろ姿を見送った後ニヤリと笑い、自分は先程よりペースを落として博物館を目指す。 「博物館……いかにも首輪や主催者に繋がる何かが得られそうな場所だ、それに移動距離も短く体力の消耗も抑えられる」 一石二鳥だとしたり顔のギュオー。 体力の回復と知識の収集。 レストランの時とは違い、今回はしっかりと目的を持った提案だった。 ※ そしてキョロキョロと犯人を捜しながら海岸沿いの道路を駆けてゆくタママ二等兵である。 走っているうちに彼もギュオーの態度にどこか引っ掛かるものを感じていた。 「ひょっとして、ギュギュッチは博物館が気になるのですかぁ? それはそれで構いませんけどぉ」 提案は納得できるものだったし今更引き返すつもりもない。 単純に犯人がそっちに居る可能性が高いと踏んだのかもしれないと解釈してタママは一人納得する。 「犯人が見付かるならそんな事どうだっていいですぅ! オラオラオラオラオラーーーッ!!!」 一層ターボを効かせて海岸道路を走り抜けるのだった。 ※ 「これはこれは……誰の仕業か知らんが見事な暴れぶりだな」 ギュオーが博物館の敷地に入るなり見た光景、それは一面焼け野原になった芝生と残骸と化した黒焦げリングであった。 すぐさま地面に手を当ててみるが鎮火してかなりの時間が経過しているのだろう、さほど熱は感じられない。 そして遠くに見える博物館そのものに外見の異常は見られない、何があったかはこれから調べるとして収蔵品に被害が及ばなかった事に安堵した。 周囲に気を配りながら焦げた芝生に足を踏み入れる。 手掛かりは直ぐ見付かった、リングの成れの果てに首無しの死体が埋もれていたのだ。 「首輪を回収したか、やはり考える事は皆同じらしいな。血の固まり具合からして死亡は早朝、メイ殺しの犯人とは別人と見るのが妥当だな」 詳細名簿を見ていた為ガイシャの身元はすぐに解った。 アシュラマン―――六本の腕を持つ参加者という特徴は間違えようがない。 更に別の死体が埋まってないかと思ったが見当たらない。 ここに居た何者かはウォーズマンに匹敵する強者、アシュラマンを殺した上で首輪を持ち去った。 もう近くには居ないだろうがますます集団で行動すべきだなという思いをギュオーは強くする。 「危ない奴は予想以上に多い……やはり信頼を保つに越した事は無い」 これ以上調べる価値は無い、そう結論付けてギュオーはリングを後にした。 こんな場所にリングが設置されていた理由については考えるだけ無駄だ、殺し合いの目的すら不明なのだ。 元より本命は博物館、哀れなアシュラマンの死体をそのままにしておく事に一切躊躇いは無い。 残された物言わぬ抜け殻は朽ち果てるのをただ待つのみだった。 ※ 「『解剖! アリゾナ総本部』『貴方も一日でムキムキマンに! クロノス調整槽のひみつ』か、うぬぬ……」 メサに偽装された総本部を縦割りした模型に人がすっぽりと入る調整槽。 念入りに入り口から様子を窺って人影が無い事を確認したギュオーが発見したのはそんな展示物だった。 十二神将の一人である彼にとってはその真贋を見分けるのは容易い―――その結論は嘘偽り無い本物。 主催者の連中はクロノスの機密すら容易く奪える、その事実を突きつけられギュオーは一つの説を考える。 ―――この展示物はお前達の事なら何でも知っているぞ、という警告ではないか? この会場から脱出したとしても隠れる場所は何処にも無い、そう思わせるのも目的の一つという訳だ。 しかし何一つ証拠は無い、ここは展示に嘘が無い事だけを考えるべきだとギュオーは雑念を払う。 ホールを見渡せば隅まで展示された彼にとって9つもの異世界の物品と情報。 名簿の裏をメモにしてギュオーは熱心に観察する。 ―――当然ながらメイ殺しの犯人など彼の頭からは消えていた。 ※ 改めて場面が変わりこちらはタママ二等兵。 犯人を発見できないまま辿り着いたのはF-10のショッピングモール。 奴はあそこに居ますかぁと意気込んだのも束の間、モールから続け様に破壊音が響いてくる。 様子を窺う事にしたタママが見たのは暴れまわる二人の超人の姿だった。 (なーんか係わり合いになりたくない人たちですねぇ、加勢しろなんて無理に付き合わされるのはごめんですぅ) 犯人でない事は一目で解った。 巨大な手を背負ったホッケーマスクの男とブタ鼻とさか頭のツルッパゲ、どちらも聞いていた特徴とは違いすぎる。 「まだまだ僕は余裕だよ! あんたみたいな外道に負けてたまるもんかオメガマン!」 「生意気を……必ずその首をコレクションに加えてやるわ~、キン肉マン!」 声を掛けるようにもお互い相手の事しか目に入っていないらしくタママに気付く様子は無い。 (これは聞くだけ無駄かもしれませんねぇ、勝手に探させてもらいますぅ) そのまま二人に見付からない様にモールを見回るがやはり誰も居なかった。 がっかりして外に出るとまだ破壊音が聞こえてくる。 「勝手にやってろですぅ……」 溜息が出た。 時計を見ればそろそろ採掘所に向かわなければいけない時間だった。 ※ 「いかんなもうこんな時間か。つい夢中になりすぎた」 ギュオーが気付いた時には既にかなりの時間が進んでいた。 タママはとっくに採掘場で待っているかもしれない、まだ見て回りたいがこちらに来られたらサボッた事がバレるかもしれんと思い直す。 せめてあと少しと案内図を見ると『ロッカールーム』という文字に目が留まった。 「我がクロノス戦闘員の服に加持が着ていたものと似た制服、それに一般的な学生服か……十分な成果だ」 10分後、そこには元気に博物館を後にするリヒャルト・ギュオーの姿が! ロッカールームには何種類もの制服が入っていた。 サイズの合うものは三着しか無かったがそれでも服の心配が無くなったのは大きい。 「フフ……これで緊急時に躊躇い無く獣化できる」 変身の度に服を脱ぐのではいつかは隙を付かれる、その心配が無くなってギュオーは満足げに採掘場へ向かった。 「大丈夫だスエゾー、きっと何処かに食べ物が置いてある」 「ホンマならええんやけどな、あ~早く食いモンが欲しいわ~」 ギュオーが立ち去って数分後、階段を降りてくるガイバーとモンスターの姿があった。 彼らは今の今まで部屋に篭りきりでパソコンに集中していたので束の間の訪問者には気付く事が無かった。 そしてギュオーも全ての部屋を確認する手間を惜しんだ為に彼らの居た部屋を見逃した。 こうして第二のニアミスは誰一人気付かぬまま過ぎ去ったのである。 ※ 「こんなに探して居ないなんてぇ……ギュギュッチは本当に真面目に捜してくれたんですかぁ?」 G-7採掘場、互いに成果が無かった事を確認した二人は今後の相談に移っていた。 いきなりタママが疑いの目でギュオーを見る、本性モードで凝視されるとさすがの獣神将も思わず顎を引く。 「も、もちろんだタママ君、私は熱意を持って博物館を捜索したが奴の姿は影も形も見当たらなかったのだよ! 「そうですかぁ? じゃあ奴は何処に隠れてるってんですかぁ!?」 今にも八つ当たりしてきそうな形相でタママが憤った、このままではマズいとギュオーはとにかく彼の矛先を逸らす事を試みた。 そうしなければこの腹黒蛙、いつ態度を翻すかわかったものではない。 「タママ君、そもそも犯人は本当に東に向かったのか? ここは最初から考えてみる事から始めようではないか」 そう言ってギュオーは地面に地図を広げた。 タママが話を聞く構えを見せたのを確認して成功だとほくそえむ。 「メイが拉致されたのは明け方の神社だ、遺体発見現場がこの辺り……そして昼間にレストランを訪れている」 指で地図をなぞりながらギュオーは一つ一つ判明している事を確認する。 タママは頷きながらそれを聞いていたが最後で首を傾げる。 「そういえばクロエから奴が東に向かった理由を聞いてなかったですねぇ、ひょっとしてハズレって事だったんですかねぇ?」 二人がウォーズマンから聞いたのは海岸に残された痕跡のみ、肝心の根拠は伝えられていなかった。 それに対してギュオーは独自の推理を展開する。 「では考えてみよう、まずウォーズマンが見つけた食事の跡が確かに犯人のものであるのか? 答えはYESだ」 その理由は何ですかぁ?と聞きたげなタママの視線を受けながらギュオーは理由を説明する。 「朝の食事か昼の食事かは煮炊きの跡を調べれば解る。機械超人であるウォーズマンの分析は十分信ずるに足る、放送の前か後かは不明だが昼間に奴が海岸に居たのは間違いない」 ギュオーはトントンと地図の海岸を叩いた。 「わざわざ辺鄙な場所を選んだのは食事中に隙が出来るからだろうが……自炊したのは食料を節約する為か他の理由か。奴がメイの荷物を手に入れてる事から食料を失ったとは考え難い」 そこまでは解らないがさして重要とは思えない部分、タママも気にせず話は先に続く。 「成る程ですぅ~、それで東に向かった理由はどう考えるです?」 ここからが肝心な部分だ。一度咳払いしてからギュオーは口を開いた。 「私が彼の考えを知らない以上、その結論も一度忘れるとしよう。ここは奴の気持ちになってみる事だ」 犯人の気持ち、と言った途端タママの目元が歪むが他に言いようが無い。 さすがにその程度で爆発しないだろうと話を続ける。 「奴の行き先に放送が影響したのか不明な以上、まずは聞いてないという前提で考えてみよう。ボートに乗る目的は何だねタママ君?」 「それは移動する為ですぅ!」 即答が来た、当然の答えだ。 それに満足そうな表情を浮かべギュオーは地図に置いた指を海上に伸ばした。 「奴が海に出た時点ではJ-3の禁止エリアは無かった、となれば西回りと東回りのどちらで移動を始めた……」 ギュオーの指が東に動く、海岸沿いを進んでぐるりと曲がり真っ直ぐ北へ。 そしてF-10で止まる、これ以上は禁止エリアで先に進めない。 「東回りなら誰だってモールを目指しますよねぇ、でも変なオッサン二人しか居なかったですぅ。そして東の砂浜には足跡一つ無かったですう」 納得の行かないという表情のタママ、先程熱心に捜したたけに当然だろう。 「なら途中で上陸したという線も考えられる、その場合施設を避けて行動してるという事になるな」 ギュオーは施設から離れた森へと指を動かした。 西から神社、採掘場、博物館、モールと並ぶ施設を避けると近いのは山小屋か廃屋、そこで指が止まる。 気のせいかタママの眼光が強くなった。 「……とはいっても決め手は無い、今度は西回りの可能性を考えるとしようタママ君」 結論を急ぐことは無いとギュオーは再び指を南部の海岸に戻す。 「コテージが目的地ならわざわざボートで移動する必要は無い、温泉も少し海から離れている、行くとしたらその先と考えるべきだな」 ツツツと指が狭い海上を動く、それはあくまで地図の都合で実際には水平線が見える程開けているのだろうが。 指が止まったその場所は―――遊園地。 「二つの禁止エリアで封鎖されかけた施設、如何にも興味をそそられる場所と思わんかね? さらに足を伸ばして市街地を目指した可能性もある」 如何にもな可能性にタママの表情は真剣だ、きっとその頭の中では「ありえるですぅ」という考えが巡っているのだろう。 だが西回りと考えるにはクリアせねばならぬ問題がある。 「でも、奴が放送を聞いてから海に出た可能性もあるんですよねぇ。そしたら西は危ないと避けませんかぁ?」 最もな意見だ、一時間以内に禁止エリアになる場所に飛び込むのは危なすぎる。 しかしギュオーはそれを予測して既に答えを用意していた。 「逆だ、むしろそちらに何か有ると気付いた可能性がある。遊園地の禁止エリアが意図的ならその前に立ちふさがるJ-3も意図的……そう思わんかね?」 キラリと歯を見せて結論付ける、証拠は何一つ無いが犯人探しに熱心だというポーズは見せられた……筈。 するとタママは突然キラキラーッとギュオーに向けた瞳を輝かせた。 「凄いですぅーーーーーっ!! そんなギュギュッチの事を疑ったなんてボク恥ずかしいですぅ!」 ……どうやら効果は予想以上だったらしい。 「とにかく一度神社に戻ってウォーズマンと改めて相談だ、奴の推理の根拠も聞く必要があるからな」 さっきまでの憤りが雲散霧消した事に内心安堵しながらギュオーはこれからの行動を口にする。 話しているうちにもかなり時間が経過してしまっていた、早く神社に戻らねばならない。 「はいですぅ! 今度こそ奴をとっ捕まえるですぅ!」 早足で前を進むタママの後姿を見ながらギュオーは地図をバッグに格納した。 その中には彼を欺いて得た成果が詰まっている。 多くの異世界に関する知識がその中には有る。 残念ながら直接首輪解除に繋がるような展示物は見当たらなかった。 いや、全てを見た訳ではないのであったかもしれないが確かめる術は無い。 ともかくこれで――― (信頼と休息と知識を得られたか、後は分析と実験だな) ギュオーが求める世界に一歩近付いたのか―――それはまだ、解らない。 【G-7/採掘場/一日目・夕方】 【リヒャルト・ギュオー@強殖装甲ガイバー】 【状態】 全身打撲、中ダメージ、回復中 【持ち物】参加者詳細名簿&基本セット×2(片方水損失)、首輪(草壁メイ) 首輪(加持リョウジ)、E:アスカのプラグスーツ@新世紀エヴァンゲリオン、ガイバーの指3本 空のビール缶(大量・全て水入り)@新世紀エヴァンゲリオン、ネルフの制服@新世紀エヴァンゲリオン、北高の男子制服@涼宮ハルヒの憂鬱、クロノス戦闘員の制服@強殖装甲ガイバー 毒入りカプセル×4@現実、博物館のパンフ 【思考】 1:優勝し、別の世界に行く。そのさい、主催者も殺す。 2:タママと一緒に神社に向かい、仲間を待つ。 3:自分で戦闘する際は油断なしで全力で全て殺す。 4:首輪を解除できる参加者を探す。 5:ある程度大人数のチームに紛れ込み、食事時に毒を使って皆殺しにする。 6:タママを気に入っているが、時が来れば殺す。 ※詳細名簿の「リヒャルト・ギュオー」「深町晶」「アプトム」「ネオ・ゼクトール」「ノーヴェ」「リナ・インバース」「ドロロ兵長」に関する記述部分が破棄されました。 ※首輪の内側に彫られた『Mei』『Ryouji』の文字には気付いていません。 ※擬似ブラックホールは、力の制限下では制御する自信がないので撃つつもりはないようです。 ※ガイバーユニットが多数支給されている可能性に思い至りました ※名簿の裏側に博物館で調べた事がメモされています。 【タママ二等兵@ケロロ軍曹】 【状態】 疲労(中)、全身裂傷(処置済み)、肩に引っ掻き傷、頬に擦り傷 【持ち物】ディパック、基本セット、グロック26(残弾0/11)と予備マガジン2つ@現実 【思考】 0.草壁メイの仇を探し出し、殺す。 1.ギュオーと神社に戻ってウォーズマンと合流。 2.軍曹さん、サッキーを守り、ゲームを止める。妨害者は排除。 3.次にアスカに会ったら絶対に逃がさない。 4.サツキ、ケロロ、冬月が心配。 5.ウォーズマン、ギュオーに一目置く。 6.ギュオーを気に入っているが、警戒は怠らない ※色々あってドロロの存在をすっかり忘れています(色々なくても忘れたかもしれません)。 ※加持がサツキから盗んだものをグロック26だと思っています。