updated:2013-04-15 21:58:03 (Mon)
2013年4月1日 締切 新聞論評 学籍番号 201214068 氏名 境悠貴
1.新聞情報
- 見出し:わからないから面白い
- 発行日: 2013年3月31日
- 新聞社:日本経済新聞 朝刊
- 面数:第36面
2.要約
小説の評価で一人に難しすぎると言われた時に、小説を読め、煎じ詰めて出来た作品だ、確かに技量がまだ足らない、という3つの思いが浮かんだ。社会とは「わからない」ものであり、そこが面白い人は幸せだ。(96字)
3.論評
社会に出るということは、どういう形にしても経済的な考えをして行かなければならないということを実感した。
確かに、自分の意見を押し通していくことも間違いではないが、多くの人に知られる、又は多くの利益に繋げるには、少しでも多くの意見に合った形にしなければならない。技術者や生産者、もしくは芸術家でも、まず自分の能力を最大限に活かして個人的に良い物を作る。そこから確実に知られるようにするには、誰でも理解でき、求められているようなものに改良していく。その過程が「わからない」になるのだろう。つまり、「わからない」とは顧客のニーズであり、分からなくてもどうしても知らなければならないものである。
まったく先の見えない状態から改良していくことは難しいことだが、それに面白みを感じる人は幸せだろう。そして、「わからない」の面白みを理解している人が、長く同じ仕事を続けられるのかもしれない。(386字)
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