updated:2013-05-01 13:55:24 (Wed)
2013年4月29日 締切 新聞論評 学籍番号 201114030 氏名 北尾渉
1.新聞情報
- 見出し:任天堂、2期連続赤字 円高修正でも補えず
- 発行日: 2013年4月25日
- 新聞社:日本経済新聞 朝刊
- 面 数:第9面
2.要約
任天堂が24日に発表した2013年3月期の連結決算は、営業損益が364億円の赤字だった。家庭用ゲーム機「WiiU」やソフトの販売が計画よりも下回った。円高修正の追い風は吹いたが補えなかった。(86字)
3.論評
ゲーム機市場にて次世代の家庭用ゲーム機が発表されていく中、任天堂はいち早く次世代機である、「WiiU」を発売した。しかし、本体側にも不具合が発生したり、動作が不安定だったりと、スタートはよろしいものではなかった。また、2013年の1月から3月末までの期間と、4月から7月末の「ピクミン3」までの期間に任天堂のゲームソフトが全く発売されない事態に、そして、テレビCMやポスターではカラオケを推すという事態に陥っている。
同社のハードである、「ニンテンドー3DS」(以下3DS)にて発売された、「とびだせどうぶつの森」は300万本以上販売しているヒット商品である。また3DSでは、様々なソフトが発売される予定である。
今回の赤字の要因は、ハードウェアである「WiiU」にあり、HD対応になったため、ハードにかかる金額がさらに上がったと考える。他社ハードである、SCEの「PlayStation 3」やMicrosoft社の「Xbox360」ともに初期段階は採算が取れなかったのではないかと推測する。
今回は、あまりソフトウェアがなく、売り上げ不振である「WiiU」であるが、他2社にも言えることだが、今後皆が喜ぶようなソフトを出して、ゲーム市場を盛り上げてほしいものである。(482字)
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