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放置

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匿名ユーザー

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放置 04/02/26

  ICタグで商品管理と万引防止の効果を狙う作戦が近い将来実用化される勢いで進められている。

  このICタグの大量生産低価格化によって郵便・宅配便などの管理から食品は生産地消味期限表示など、図書整理展示品管理、その他あらゆる分野で活用が可能な技術であり、「消防隊員の位置把握」も使用を想定しているらしい。

  これは余りにも利用範囲が大き過ぎて今ひとつ実感に乏しいわけだが、ひとつの案がある。ICタグで個人情報を溜め込むやり方は非常に嫌悪感があるのだが、このタグを自転車に付けてみてはどうか。

  自転車に付けるとは言っても盗難防止などという狭い考えではない。今まで期待されながらも現実味に欠けるとの反対で常に潰されてきた「公共自転車案」がこのICタグで一気に進むのだ。放置自転車をただ撤去するよりも積極的な管理により新規雇用も期待出来る。

  公共自転車は当然決められた場所なら乗り捨て可能で、また置いてあるものなら乗ってゆくことが出来る仕組みであるが、保管場所の確保が難しい。自転車にICタグを付ければ、とんでもない場所に乗り捨てられても、どこで借りられたものかが判明するだろうし、借りる者も登録制にしておけば重ねての狼藉は難しくなる。

  借りることの出来る場所を限定しておかねばならないことは問題だ。その自転車でどこかへ買い物に行き、用事を済ませ荷物を抱えて出てきてみたら「やられた」これは困る。仕方がないから近くにある奴に乗ってゆくと次の人が「やられた」

  鍵を付ければよいのか。鍵を掛けたまま放置された自転車はどうすればよいのか。管理者がマスターキーを持っておればよいのか。マスターキーを作成した者が乗り放題捨て放題でこれも困る。

  どうもこれ日本では無理だな。
 
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