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去勢

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去勢 04/11/22

  野生化した動物は繁殖すれば自由闊達に振舞うきまりになっている。

  残念なのは、人間にとってその自由が迷惑である場合が多いことであり、迷惑な振舞に応じて何らかの対策を施すためには貴重な税金を際限なく投入しなればならない。

  繁殖した群に対してた戦ったり追い払ったりするのは、群れの規模が大きくなり不幸なことに人間の生活圏と重なるからあって、確かに生活圏が重なる理由は人間による乱開発が最大の要因であるから重々反省せねばならないわけだが、増えてしまったものは仕方がないので人間の生活に支障を来たす以上対策が求められる。

  群れは天敵がいれば適正な数に自然と落ち着くのだが、愚かにも餌付けなどをして増やしてしまった場合は裏切る形で排斥したり間引きをしたりせねばならない。しかしそれは一時的な対症療法に過ぎないのであり、根本的に群れの規模を維持する為の劇的な効果が期待出来る方法を選ばねばならない。

  これは沖縄のミバエを撲滅した故事に倣うのが最も効果的であるように思われる。つまり雄を不妊状態にして野に放つのであり、大騒ぎを繰り拡げる群れに対して種付けの権利を持つ大将を一時的に捕獲した上で不妊手術を施し、のちに放つと次の年からは子供は生まれずに群れの膨張は回避可能だ。 無意味な知恵比べに税金を費やすよりも、大将を一匹捕らえて去勢するだけのことに税金を投入すればよいと思うのだ。

  雌の衆が欲求不満から叛乱を起こしでもすれば新たなる大将が選出される恐れがある。不妊手術をしたとしても種がないだけの空砲状態を維持する必要がある。それは雄として不能にすることは限りない同情と応援を送りたくなるからであり、少なくとも雄雌ともに欲求不満が生まれるような状態作り出すべきではない。

  ところで群れの大将が勃ち発射はするけれど種のないという人間でもありがちな状態を作り出したとして、翌年に子供がばかすか生まれてしまうと色々困ることになる。それは明らかに雌が大将を蔑ろにした上での不貞行為であり、大将は種無しにされたことを知っている人間から見れば産まれる筈のない子供が産まれたことは、すなわち群れ以外、大将の目を盗んで姦通した雌・間雄・そして人間も含めた全員が大将に威厳を認めていないことになる。
 
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