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辛党

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辛党 2003/03/04

  辛党なもので、甘いものは滅多に食べないが、それでも食べてみて悪くないと思えるものがいくつかある。辛党推薦の甘物を幾つか紹介しよう。

  「いこもち」九州は鹿児島、指宿のいこもち。煎粉餅。酒には絶対合わないが、たまに食べてみると美味しい。抑えられた甘さが大変よろしい。粘りつくのがあまりいい気分ではないので食べる前に冷蔵庫でキンキンに冷やしておくと歯応えもよく、甘さもそれほど感じない。わらび餅とマシュマロと米の餅を足して割った風で味らしい味がしないのに何故か癖になる。

  「柿羊羹」これはどこでも売っている。広島の扇屋のものは柿でなく柿ジャムを練り込んであるので普通の羊羹とさほど変わらない。岩手大船度のさいとう製菓のものは確かに柿の雰囲気が出てはいるが、色は普通なのであまり見栄えの良い物ではない。柿羊羹で一番のお勧めは和歌山市内にある駿河屋の柿羊羹だ。色から既に柿色で、着色料かどうかは聞かないでくれ、味もさっぱりしている。大垣でも博多でも静岡でも京都でも柿羊羹を見かけたことがあるが、もういい。せいぜい年に一度駿河屋の柿羊羹を一切れ二切れぐらいでいい。いくら美味いと言っても胸焼けするのだ。同じく冷蔵庫でキンキンに冷やすことが望ましい。

  普段甘い物を食べない奴が何を言うかと言われたならば、こう返そう。

  「甘い物は嫌いで胸焼けする。辛党だから酒を飲むし七味より一味が好きだし卵焼きに砂糖を入れる奴は射殺してもよい。そういう奴が認める甘物を信用は出来ないかね」

  複眼視してみようか。甘党で酒を全然飲めない奴がいる。そいつが辛うじて飲めるお酒を認めることが出来るかどうか。

  「シャンパン」「カルアミルク」「甘酒」

  ぅをぇ。許さん。認めん。

  駄目だ。胸焼けしてきた。今日はこれまで。

 
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