テスト中

金縛り

最終更新:

匿名ユーザー

- view
管理者のみ編集可

金縛り 04/06/04

  「必死で羊を数えている夢」を見て魘されたことがあるか。

  金縛りとは意識があるのに体が動かない状態のことで、「意識があるのに体が動かない状態になっている夢」と区別をつけねばならないが、明らかに覚醒していて瞼が半開きで物が見えながら周囲の音も変容することなく聞こえてくるのに体が動かない時は、そのまま眠りに落ちると心地よいが、起きねばならない理由があれば非常に苦しい。

  浅い眠りの時に発生し易いわけだが、「浅い眠り」の意味するところは、「眠り始め」、「眠っている途中で浅くなったところ」、「眠りから覚める瞬間」、「一度起きて目覚ましを止めてから二度寝した時」

  最後の奴が問題だ。起きて目覚ましを止めてから少しぼうとするつもりで楽な姿勢をとるわけだが、眠らないつもりで目を閉じていると目覚し時計を止めた行為が「一度起きた」との安心を保証し、そして眠る。ここで全てを諦めて深く眠ってしまえば当面の課題は先送りにされるが、浅くて金縛り状態になった場合は、例えば机に突っ伏した状態なり、腕を変な方向に突き伸ばして体の下に敷いている状態なりが、楽な姿勢であった筈なのに動けないから拷問だ。指先ひとつも動かせず、瞬きさえも出来ず、何故か屁だけは普通に出ることが苦しくて情けなくて悔しくて悲しい。

  眠りっ屁はその人が金縛りに遭っている可能性を示しているわけだが、それより何か金縛りが直ぐに解ける方法はないものか。お経なんて却下だ。理に叶っていて効き目のある方法を、金縛りに遭ったその日は一日中考えている。

 
TOTAL ACCESS: -  Today: -  Yesterday: -
LAST UPDATED 2025-11-07 16:25:23 (Fri)
 
ウィキ募集バナー