クリフトとアリーナの想いは @ wiki内検索 / 「テンプレ」で検索した結果

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    テンプレ ほのぼのから悲恋物まで、あらゆるクリアリの行く末を語り合っていきましょう! 職人さんによるSS投稿、常時募集! 【投稿内容に関するお願い】 原作や投下された作品など、他人の作品を悪く言うのは控えましょう。 趣向の合わない作品やレスはスルーしましょう。 性描写を含むもの、あるいはグロネタ801ネタ百合ネタ等は、相応の板でお願いします。 読む人を選ぶ作品(死ネタ、悲恋、鬱ネタ等)を投下する時には、先に注意書きをお願いします。 個人のサイトやサークルなどを特定する投稿(画像などへのリンク含む)はご遠慮下さい。 【進行に関するお願い】 原則、投稿はsage進行(E-mail欄にsageと入力)でお願いします。 次スレは980の人が立てて下さい。反応がない場合は、できそうな人が宣言をして立てましょう。     ,. --、     | |田|| 姫様、お気をつ...
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  • 2008.08.08_2
    クリフトとアリーナへの想いはPart9 2008.06.24の長編版 285 名前 父の日(長編)1/6 ◆ByK7Tencho  Mail sage 投稿日 2008/08/08(金) 05 57 38 ID ZpQgBA8q0 ある初夏の日、ここサントハイムでは久々の好天に恵まれた。 先週からずっと続いていた長雨も、ここらでしばし一休み。 城内の洗濯場では、整然と列をなした洗濯物が風で勢いよくはためく。 だが、日が落ちてからは異常なほどの蒸し暑さに見舞われた。 特に賄い場では、鍋や釜から出る熱気もあってか、灼熱のようだったという。 かくて、今年初めての熱帯夜となった今夜は、暑さで眠れないと嘆く声が あちこちで上がっていることだろう。 「ふう、今日もすっかり遅くなってしまった」 勤めを終えたクリフトは、凝った肩をとんとんと軽く...
  • 2005.11.20
    【片想】クリフトとアリーナの想いは Part4【両想】 187 :1/4:2005/11/20(日) 17 32 43 ID D9gmKe+K0 旅の途中で迎えた、姫様の誕生日。 プレゼントをひとりずつ贈ろう、ということになり、私は街の雑貨屋を訪れた。 色々と見てまわり、ようやく決めたのは──海のように深い青のイヤリング。 気に入っていただけるだろうか。 不安と少しの期待を旨に、私は店を後にした。 「アリーナ、お誕生日おめでとー!」 宿では、普段の闘いを忘れるかのように、賑やかな宴が開かれた。 姫様の顔にも、喜びいっぱいの表情を見ることができた。 「年頃の娘さんになど、贈り物をしたことが無く……」 ライアンさんのプレゼントは、手袋だった。 「ひと目見たときから、これはアリーナさんにと思って……」 トルネコさんのプレゼ...
  • 2009.9.17
    クリフトとアリーナの想いはPart10 292 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ  Mail sage 投稿日 2009/09/16(水) 22 08 26 ID CR/FumUQO マーニャ「クリフトの喜ぶプレゼント? それなら簡単よ、 クリフトの前でちょっと顎を上げて目を閉じて、何を言われても返事をしないで百秒数えなさい。すっごく喜ぶわよ!」 297 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ  Mail sage 投稿日 2009/09/17(木) 00 00 12 ID z23usw+r0 292 すみません、そのネタください! 292さんからの勝手に続きです。 「クリフト~」 「姫様?なんでしょうか」 クリフトは読んでいた本を机に置き、椅子から立ち上がってアリーナに向き合う。 「クリフトにプレゼントあげる~...
  • 2008.06.24
    クリフトとアリーナへの想いはPart9 236 名前 父の日 ◆ByK7Tencho  Mail sage 投稿日 2008/06/24(火) 06 53 14 ID 435YrFe40 どこかの世界では、ちょうど今頃、父親に感謝をする日があるという。 ささやかなプレゼントを贈ったり、心のこもった料理を作ってあげたり。 わたしもそれに習って、異国の風習をたしなんでみることにした。 わたしの父は歌うのが大好きで、一日四回の練習は欠かさない。 だから迷わず、世界の民謡集(楽譜付)をプレゼントとして選んだ。 もちろん父は大喜び。さっそく練習のレパートリーに加えるそうだ。 課題曲がまた増えるから、王立交響楽団の皆さんには気の毒だったかな。 今日の公務を終えたわたしは、寝室のドアを開けて部屋の灯りをともす。 もう一人の『父の日』の対象者に送る、プ...
  • 2006.03.19_2
    クリフトとアリーナの想いは Part4.2 640 :(前編)1/3 ◆YdWRYb4NOY :2006/03/19(日) 21 42 58 ID l0WIgsy40 がんばれクリフト!新婚道中 ~テンペにて~ 紆余曲折を経て、晴れて夫婦となったサントハイム王国の姫アリーナと、王室付の神官クリフト。 そんな彼らが始めたのは、目的もあてもない、お忍びの二人だけの旅… 早朝に出発してから数時間が経ち、山あいの村テンペの入り口が見えてきました。 普通の旅人なら夕方近くまでかかりますが、まだ太陽の位置は高いままです。 さすが『導かれし者』と呼ばれた中でも一、二を争う機動力の持ち主だけあって、見事な早足ですね。 二人が村に入ろうとすると…何やら様子がおかしいのに気がつきました。 村人たちの動きはあわただしく、村のあちこちに垂れ幕がかかっています...
  • 2006.04.10
    クリフトとアリーナの想いは Part4.2 871 :(1/2) ◆YdWRYb4NOY :2006/04/10(月) 00 25 34 ID YiW2/lSi0 -空気の読めない男、胸の小さい女- サントハイム城の北部に位置する村、テンペ。 この村に魔物たちが住み着いてから、何人の娘たちがその犠牲となったでしょう。 事情を知り、彼らを一掃すべく立ち上がった同国の王女アリーナ姫と、 侍従である神官クリフト、それに魔法使いブライの三人。 そしていよいよ今日は決戦の日です。 生贄を捧げる祭壇に降ろされた籠から、先頭を切って勢いよく飛び出したのはアリーナ姫。 後に続くのは…何とシスターの格好をしたクリフトと、老婆に変装したブライでした。 「よーし、行くわよ。魔物たちなんてこの私の一撃でボコボコにしてやるわ!」 「こんな格好、他の誰か...
  • 2006.02.27
    クリフトとアリーナの想いは Part4.2 348 :煩悩神官が現れた! ◆cbox66Yxk6 :2006/02/27(月) 21 26 05 ID D9iykS9k0 世界が平和になったとはいえ、魔物が消えたわけではない。 クリフトは馬を走らせながら、祈りの言葉を呟いた。 「神よ、ご慈悲を」 どんよりと曇った空から冷たい雨粒が滑り落ち、クリフトの頬を打った。 「神官様、お願いです。この先にある集落のものをお助けください」 王命によりテンペの悲劇における被害の状況を確認に訪れたクリフトは、村に着いた早々、 顔色を変えて駆け寄ってきた村長に縋り付かれた。 事情を聞いたクリフトは顔を強張らせ、即座に同行していた者たちに幾つかの指示を与えた。 「馬の用意を。そしてキメラの翼でサントハイムへこの事態を知らせてください」 「クリフト殿は?」 ...
  • メモ
    スレ内で出た、ゲーム内会話、攻略本設定などのメモ。 いたストのセリフネタバレなど。 ***クリフトのアリーナへの想いはPart13 139 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ  Mail sage 投稿日 2013/05/31(金) 23 45 58.50  ID Q/uwB0AK0 派閥樹形図ネタ作ってみたから保守がてら貼ってみる クリフトとアリーナの想いは?   │   │   ├─両想いだよ(クリ×アリ派)   │  │   │  ├─結婚するよ   │  │  │   │  │  ├─身分を乗り越えて祝福されて末永く幸せになるんだよ(王道ハッピーエンド派)   │  │  │  │   │  │  │  ├─みんなが協力して後押ししてくれるよ(仲間の友情派)   │  │  │  │   │  │  │  ├─偶然プロポーズ...
  • 2010.11.11
    クリフトのアリーナの想いはPart11 391 名前 従者の心主知らず3(1/3) Mail sage 投稿日 2010/11/11(木) 05 42 07 ID +mX12tXf0 最近クリフトが独り言を教えてくれなくなって、ちゃんと聞こうと決めたのは城を出てからのこと。 テンペで聞いたときは結局今までどおり難しいことだったの。 だったら別に気にしなくてもいいかなって思うんだけど、なんか気になるのよね、クリフトの独り言。 でも私は今別のことで頭がいっぱい。今日はテンペを出てフレノールに向かってるところよ。 「いつかはエンドールの国の武術大会にも出てみたいわ。そこで私はもっと輝くのよ……」 「いやはや、お忍びで旅するなど年ごろの姫君のする事とは思えませんな。 亡くなられたお妃様に似ていらっしゃるのはお顔だけとは情けなや」 ブライの独り言は...
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    クリフトとアリーナの想いは@wikiへようこそ こちらは2ch「クリフトとアリーナの想いは」スレのまとめwikiです。 ほのぼのから悲恋物まで、あらゆるクリアリの行く末を語り合っていきましょう! 携帯の方はこちらからどうぞ。     ,. --、     | |田|| 姫様、お気をつけて      |__,|_||     __△__       L..、_,i    ヽ___/  . 。ぐ/|.゚.ー゚ノゝ   / ,ノノハ)) クリフトがいるから    `K~キチス  (9ノ ノ(,゚.ヮ゚ノi. 大丈夫よ!     ∪i÷-|j @〃とヾ二)つ     Li_,_/」   ん'vく/___iゝ      し'`J      じ'i_ノ 現行スレ したらば クリフトとアリーナへの想いは Vol.1 http //jbbs.shi...
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    アンケート過去ログ 理想のクリアリの年齢差は? 集計期間 2008.06.01〜2008.06.30 選択肢 投票数 同い年 4 クリフトの方が1〜2歳上 20 クリフトの方が3〜4歳上 27 クリフトの方が5歳以上上 3 アリーナの方が歳上 1 プレイした/読んだ作品は?(複数回答OK) 集計期間 2008.07.01〜2008.07.31 選択肢 投票数 FC版 DQIV 13 PS版 DQIV 9 DS版 DQIV 13 いたストPS2 6 いたストDS 7 ゲームブック 9 小説(久美沙織) 10 プリンセスアリーナ(漫画) 9 クリアリのサマーバケーション行くならどこがいい?(0解答省略) 集計期間 2008.08.01〜2008.08.31 選択肢 投票数 得票率 アネイル 8 35% スタンシアラ 5 22% ソレッタ 2 9% イル...
  • 2006.07.05_2
    クリフトのアリーナへの想いはPart5 長編4/12 1へ2006.03.09 560 :1/9(前スレ506):2006/07/05(水) 14 51 40 ID RF0+W6sc0 「姫さま、あまりはしゃぐと危ないですよ」 「大丈夫よ、クリフト。わたしは落ちても泳げるから平気」 「そうですか? でも、お気をつけくださいね」  水の都、スタンシアラ。街中に張り巡らされた水路は常に水が循環されており水質がよく美しい。多くの荷物を載せた筏や小舟が盛んに往来している様子を見ればしみじみと、世界が平和になったことを実感できる。  アリーナは活き活きとした表情でこの美しいスタンシアラの街並みを筏に揺られながら眺めている。時折同じように筏ですれ違う人々に笑顔で手など振っていることもある。もちろん、アリーナの格好はといえば冒険の間していたもので、街の人々は当然一見しただけで...
  • 2006.01.26
    クリフトとアリーナの想いは Part4.2 34 :1/7:2006/01/26(木) 01 17 47 ID QPBNOmLZ0 「姫様。具合はいかがですか?」 宿のベッドに横たわるあたしに、そっと声をかけてきたのはクリフト。 「んー……」 思わず、気だるそうな声で答える。 三日ほど前から、身体がだるくて、熱が下がらなかった。 重い身体を、少しだけ持ち上げた。 「クリフトぉー。りんご、むいてぇー」 「はい」 クリフトは優しく微笑むと、テーブルに置かれた籠からりんごを 取り出した。 さくさくと、簡単に皮を剥いていく。器用だなー、クリフト。 ちょっとワガママ言っても、病気だと、クリフトはなんでも言うことを きいてくれる。 嬉しいなー。このまま、病気でもいいかもなー。 「はい、どうぞ」 小分けにされたりんごをお皿に盛っ...
  • 2009.5.01
    クリフトとアリーナへの想いはPart.9 943 名前 ◆rU9leHZ6PU  Mail sage 投稿日 2009/05/01(金) 14 23 09 ID /QDPETZa0 「まぁ! 素敵じゃない」 丁寧に包装され、手のひらに乗るほどの小さな箱をミネアが開けると、マーニャが目を輝かせた。 美しい多面体にカットされたその石は、光を反射し薄紫に輝いている。 「これ、ガーネットじゃない? それにしても上品な色合いね」 姉が宝石に詳しい事に少し驚きつつ、 ミネアはこの小さくも美しく輝く石のついた片方だけのピアスをじっと見つめた。 この綺麗な装飾品に心が躍らないわけではない。 しかし―― 「で、このピアス、誰から貰ったの?」 ある日、地階のバーにて一行は夕食のあと少しばかり酒を楽しんでいた。 「お前シラフだから有利だよなぁ」 勇者は椅...
  • 2009.4.05
    クリフトとアリーナへの想いはPart.9 864 名前 737  Mail sage 投稿日 2009/04/05(日) 20 43 02 ID oABWxfeH0 【スライムピアス】 アリーナは馬車の中で、勇者(男)のスライムピアスを拾った。 とめ具の部分が壊れていた。おそらくそのせいで落としたのだろう。 「前からこれ、いいなって気になってたのよね。  何の素材で出来てるのかしら?」 試しにぐっと押してみる。 するとヒビが入り、あっけなく砕け散ってしまった。 顔が青ざめる。アリーナは完全に力加減を誤った。 「どっ、ど、どどどうしよう……!?  勇者、結構気に入ってたみたいだし………!」 アリーナは低い“かしこさ”で必死に考える。 (あ、そうだ!明日までに私が粘土で代わりのを作ればいいのよ!) 「―――――で、おおみみずになっちゃ...
  • 2007.03.29
    クリフトとアリーナの想いはPart7 225 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/29(木) 19 35 18 ID fD0wWhMX0 「よっしゃー、お題!初めてのキス!」 酔っ払ったマーニャが叫んだ。 宿屋で皆で酒を飲みながら、いつの間にかゲームが始まっていた。 お題を決めて、カードを皆で一斉に引き、ジョーカーを引き当てた者が お題についての自分の体験を告白する、という他愛もないゲームである。 カードを引いた勇者が、げっ、と声を上げた。 「あ、ジョーカー引いたわね!さあ、初キスについて語ってもらうわよ!」 「マジかよ、勘弁してくれよー。」 と、勇者が目を上げると、教会に行っていたクリフトとアリーナが戻ってきた。 「パス!俺、このお題クリフトにパスする!」 「そんなルールは、ありませんじゃ。」 「男らしくあ...
  • 2010.11.09
    クリフトのアリーナの想いはPart11 385 名前 従者の心主知らず2(1/2) Mail sage 投稿日 2010/11/09(火) 22 23 42 ID cYlB+bE60 最近クリフトが独り言を教えてくれなくなっちゃって、ちゃんと聞こうと決めたのはついこないだのこと。 やっと聞けたと思ったらやっぱり難しいことだったの。だったら今までどおりすぐ教えてくれればいいのに。 テンペで怪物をやっつけたときそう思ったわ。 「カゴに入れって言われたときは正直ちょっとだけこわかったわ」 「な、そうだったのですか!」 「ちょ、ちょっとだけよ!私にこわいものなんてないんだからっ」 「申し訳ありません、姫さまのお気持ちにも気づかず、私は……」 「だ、だからちょっとだけっ」 もう、クリフトったらすぐ謝るんだから。何だか恥ずかしくなっちゃったじゃない...
  • 2012.01.24
    クリフトのアリーナの想いはPart12.5 120 名前 この命尽きようとも Mail sage 投稿日 2012/01/24(火) 01 56 30.25 ID ZDvbHHfr0 その日、サントハイムの城内に緊張に満ちた囁きが走った。 魔王が倒されて以来、王宮にここまでの緊迫感が漂ったのは久しいことである。 そしてその噂はやがて、城内の教会で暮らすクリフトの耳にも伝わった。 「何…ですって…。」 その噂を聞いて、衝撃のあまりクリフトは思わずよろめいた。 肌が髪と同化して見えるほどに、顔面蒼白になっている。 クリフトに話を伝えにきた城の従者は、わななきながら頭を垂れた。 「…クリフト様…何と申し上げれば…。」 クリフトは従者を諌めるように手を上げた。 しかし、その手がわずかに震えているのに気づき、それを隠すように握りこむ。 自分を落...
  • 2005.02.27
    【脳筋】クリフトとアリーナの想いは3【ヘタレ】 79 :1/5:05/02/27 02 42 34 ID /lqs+HkT 薄暗い部屋の中。 髪を撫でられる感触がして、アリーナは重たげに目を開けた。 どうやら少し眠ってしまっていたらしい。 まだ夜中であると判り、ほっとする。外は、満月。 部屋にはカーテン越しに優しい月の光が入ってきている。 視線を移すと、そこには最愛の人の顔があった。 「クリフト…」 「姫様」 視線が重なる。 そして、唇に優しい感触。 ――こんな日が、本当に来るなんて。 半年前、初めて想いを伝えたあの日も、今日と同じ満月だった。 冒険か終わり、消えていた人々がこのサントハイムの城に戻ってきて間もない頃。 意を決して扉をノックした、あの日。 ――クリフト…私、あなたのことが好き。 旅のさ...
  • 2005.02.27_2
    【脳筋】クリフトとアリーナの想いは3【ヘタレ】 93 :1/8:05/02/27 23 33 14 ID Q3KC8gpW サントハイム王国。 この国は領土も広く、良い人もたくさんいます。 私はこの国の王女として、何不自由なく育った。 ある日、私は訳があって持ち前の格闘の腕を活かして世界を救う旅に出た。 皆王女が格闘技なんて変だって言うけど私はそんな事無いと思う。 だって、神様は私たちに同じだけの力をくれるってクリフトが言ってたし、実際は私は世界一の格闘家になれた。 そんなわけで、周りを全く見れていない私にとってクリフトとの昨夜の初めての体験は、 私に知らないことをたくさん知らせてくれた。 クリフトは顔を赤らめながらも私への思いを明かしてくれたし、私もクリフトもお互いの色々なことが分かった気がする。 クリフトと私の間に誕生した新し...
  • 2006.05.13
    クリフトのアリーナへの想いはPart5 216 :【おしゃれの理由】1/3 ◆YdWRYb4NOY :2006/05/13(土) 00 35 36 ID aaZmzNSZ0 こんにちは! あたしはアリーナ。今はとある事情でお城にはいないけど、 これでも一応サントハイム王国のお姫様なのよ。 故郷を離れて寂しくないかって? 大丈夫、頼もしい仲間たちと馬車で旅をしてるから、 毎日退屈しなくていいわ。 朝のあたしは忙しい。 まずは今日着る防具を決める。 お城に行くらしいから、光のドレスが無難かな? 朝食をとった後、歯を磨いて顔を洗う。 洗顔はスキンケアの基本ね。 それから粉おしろいを薄くはたく。 オレンジ色の頬紅をそっとつけたら、 今度は淡いピンクの口紅を紅筆に含ませ、丁寧に重ねていく。 おっと、アイシャドウも忘れちゃだ...
  • 2010.12.12
    クリフトのアリーナの想いはPart11 455 :従者の心主知らず さえずりの塔 中編 1/7 :2010/12/12(日) 14 41 09 ID IGxLLnPj お父さま。声が出せないだなんてすごくつらいはずよ。助けられるのは私たちだけよ。絶対にご病気を治してみせるわ! 「さえずりの蜜ならもしかしたらお父さまの病気も治せるかもしれない。さあ 急ぎましょう!」 「では行きますぞ!」 私たちはじいの魔法ルーラで再び砂漠のバザーに舞い戻った。夕方だったせいかやっぱり片づけ始めてるお店もあった。 「さえずりの蜜はどこ?早く手に入れてお城にもどらなくちゃ!」 私たちは急いでお店の人たちに聞いて回った。 「さえずりの蜜?うーん、そんなのあったかなあ」 「さえずりの蜜?ああ、昔あったかねえ。向こうの道具屋で聞いてみておくれ」 ...
  • 2002.11.09
    本当はクリアリが好き 563 名前が無い@ただの名無しのようだ :02/11/09 21 36 ID ??? 「見て見てクリフト、虹よ!!」  アリーナが歓声を上げる。  クリフトは眩しそうに目を細めた。  今彼らは、大海原を疾駆する船の上にいる。海風にアリーナのマントがふくらみ、クリフトの神官服の裾がはためく。二人は甲板で、水平線の向こうに消えようとするサントハイムを、見送っていたところだったのだ。  ざん、ざざあああっ  波が船にぶつかって砕け、盛大に飛沫があがる。 「うわ」 「ねークリフト、少しは水に慣れた?」 「はいっ、今はあの、落っこちないかぎりは大丈夫かなという気に・・・のわっ」 「ほらほら、また!!」  甲板まで届く水飛沫の中に、七色の柱がたち現れる。アリーナは船の左舷に張り付いた。 「濡れますよ!」 「かまわないわよ...
  • 強くなったあいつ
    『何であなたたちまでついてきちゃったのよ?』 旅を始めたわたしが、お供の二人に口走った最初の台詞。 魔法使いのじいはともかく、問題は…唯一の幼なじみで、 今年お城の神官になったばかりのあいつ。 頭はいいんだけど、ちょっと…ううん、正直言ってかなり頼りない。 高い所が嫌いだし、水も苦手で、おまけに犬も怖いときてるし。 触れないどころか、近づくのも嫌だっていうんだから、どうしようもないわ。 まったく、情けないわね。 そんなので、これからの長旅を乗り切れると思ってんの? 年上の子から、いつもいじめられていた弱虫のあいつ。 泣きじゃくるあいつを助けて慰めるのが、わたしの役目だった。 今回の旅でもまた、そうなっちゃうのかしら? あーあ、考えるだけでも気が重いわ。 城から出てまもなく、キリキリバッタが二匹現れた。 最近は治安が悪く、昼間からでも...
  • 2007.11.26
    クリフトとアリーナの想いはPart8 65 :胸騒ぎの髭剃り 1/4 ◆e.sLpeggy2 :2007/11/26(月) 20 47 49 ID ZW5/e2s90 「うーん、やっぱり川で顔を洗うのって、最高!!」 アリーナは、川辺でぶるぶると顔を振ると、思い切り伸びをした。 ここは、サランからやや離れた森の中。 城を飛び出したアリーナは、クリフト、ブライとともに3人で旅をしていた。 アリーナにとっては何もかもが新鮮で、毎日が驚きと喜びの連続であった。 アリーナは顔を洗った後、そのまま川沿いを歩いていたが、 下流の方向に、やはり川辺で顔を洗っているクリフトを見つけた。 ―――へえ、クリフトが顔を洗ってるところなんて初めて見たわ…。 何となく興味を持って眺めていると、クリフトは丁寧にタオルで顔を拭いた後、 なにやら顔を撫で回し、腰の...
  • 2010.11.21
    クリフトのアリーナの想いはPart11 422 名前 従者の心主知らず 砂漠のバザー編 1/11 Mail sage 投稿日 2010/11/21(日) 23 57 27 ID 3GeiDYf70 最近クリフトが独り言を教えてくれなくなって、ちゃんと聞こうと決めたのはお城を出てからのこと。 今まででわかったことは、 独り言の内容は、立場や身分、町の構造について?みたいなやっぱり難しいことだったってことと、 教えてくれない理由は、なんて言えば私に一度で伝わるかすぐに浮かばないからなんだって。 確かにクリフトってたんたんとしゃべるときは難しい言葉を使いがちだけど。 でも私なんか思ったことはぽんぽん言っちゃうのにクリフトは気をつかいすぎなのよ。ほんとそう思うわ。 でも私は今別のことで頭がいっぱい。やっと来たわよ砂漠のバザー! 「来たわ来たわ!ここが砂...
  • 2006.02.10
    クリフトとアリーナの想いは Part4.2 155 :煩悩神官が現れた!:2006/02/10(金) 11 06 32 ID oQS9E1y20 ―――夢を見た。    姫様が驚いていた。    姫様が怒っていた。    姫様が笑っていた。    姫様が・・・抱きついてきた・・・頬を伝う涙・・・そして    私が最後に見た光景は、真っ白なシーツに赤いシミ――― 「クリフト、知ってるか? イムルで見る夢は『正夢』らしいぜ?」 ソロさんの言葉を聞いた瞬間、私は己が如何に愚かな人間であるかを思い知った。 あのような夢を見てしまった、それだけでも罪深いというのに・・・ ―――私は彼の言葉を耳にした瞬間、己がうちで欲望という名の獣が 目覚めるのを確かに感じたのです。 ステンドグラス越しに注がれる月の光に、 私はかな...
  • 2010.11.16
    クリフトのアリーナの想いはPart11 397 名前 従者の心主知らず フレノール編 1/11 Mail sage 投稿日 2010/11/16(火) 06 35 50 ID kcgnFnNt0 最近クリフトが独り言を教えてくれなくなって、ちゃんと聞こうと決めたのはお城を出てからのこと。 でも気づいたの。 私が知りたいのは独り言の内容もあるけど、どうしてクリフトが独り言を教えてくれなくなったかってことなのよ。 ちっちゃなころは私の後ばっかりついてきて何でもお話してくれたのに。 お説教も多かったけど。 でも私は今別のことで頭がいっぱい。フレノールでメイを助けた後ご褒美と言わんばかりのビッグニュース! 「バザー?砂漠?面白そう!行きましょ!」 「世界各地をめぐるバザーのことは聞いたことがありますが実物は。ちょっと興味がありますね。南の砂漠か。ふむ…...
  • 2013.01.05
    クリフトのアリーナの想いはPart12.5 634 名前 キウイが導くハーモニー(後編) 1 Mail sage 投稿日 2013/01/05(土) 23 51 42.10 ID dubNSjM00 ある日、アリーナは王に呼び出された。 「え、他国の式典に私が参加するの?」 王に言われて、アリーナは驚いた。 「王子が行く場面だが、王子がいないのだから、王女が行くのだ。」 「今までそんなこと、なかったわよ。」 「今までのお前では任せられなかった。だが今のお前なら大丈夫だ。 サントハイムを代表しての参加だ、任せたぞ。」 国王は多忙のため具体的な説明を全くせず、ブライに任せた。 アリーナの部屋で、ブライが説明をする。 「ワシが同行しますゆえ、迷うことはありますまい。 行き先はブランカの城ですな。」 「ブランカなんだ…」 ...
  • 2006.08.02
    クリフトのアリーナへの想いはPart5 725 :姫様のマント 1/9:2006/08/02(水) 01 16 21 ID A8MVjg8j0 壮絶なキングレオ戦に勝利した後、モンバーバラの宿屋にて体を休めることになった。 夕食後に宿屋の井戸でうずくまっているソロにライアンはそっと近づいて後ろからポンと 肩をたたいた。 「俺って勇者とか言われつつ実はリーダーシップに欠けてるかも。」 と落ち込んだ様子のソロ。 「トルネコさんはもともとああいうキャラだとしても、あの真面目なクリフトまでが 姫様ホイミとかしちゃって俺の命令って認めてもらえてないのかな。」 「いや、クリフト殿のアレは仕方ないでしょうな。それより、ソロ殿がそこまで落ち こんでおられることのほうがこのライアンは心配ですな。」 「ううっ。こんなこと相談できるのはやっぱりライアンだけだ。・・・...
  • 2006.03.28
    クリフトとアリーナの想いは Part4.2 722 :【桜!すっぽんぽん祭り】1/6 ◆cbox66Yxk6 :2006/03/28(火) 16 42 02 ID 5LzM1dQp0 事の起こりは一通の手紙から。 「よう、みんな来てくれたんだな」 ソロから呼び出された旅の面々は、アネイルの町へやってきていた。 「ねぇ、ソロ。どこでお花見するの?」 アネイルといえば温泉地。お花見も楽しみだが、温泉もまたみなの心をひきつけていた。 そんなアリーナの質問に、ソロは嬉しそうに答えた。 「温泉に浸かりながら花見酒。一石二鳥だろ」 「温泉?じゃ、男女別々なの?」 つまんないな、とぼやくアリーナ。 ソロはにんまりと笑うと、同じようにがっかりしているクリフトの肩に手を置いた。 「ま、それはついてのお楽しみって事で」 そう言い置くと、楽しげに温泉に...
  • 2007.06.27
    クリフトとアリーナの想いはPart7 503 :いたスト1/6 ◆XJ3Ut0uuQQ :2007/06/27(水) 12 10 51 ID nvkLSFGq0 私は、先日やっと神学校を卒業し、正式な神官となった。 神官になると、神官用の衣服一式が支給される。 ミサ用の服、奉仕活動のときのための服、いろいろあるが、 一番嬉しかったのは旅のときに着る、明るい緑色の服と帽子だ。 神官は、神の教えを説くためにあちらこちらを旅することが多い。 旅の途中では、怪我をしたり、祈りを欲していたりなど、神官を必要とする人々と出会うこともある。 そういった人々のため、神官の旅装には、神官である証として、サントハイム十字が 目立つところに刻まれているのが通常だ。 それ以外には、特に決まった型があるわけではなく、服自体のデザインは皆さまざまだった。 私が...
  • クリアリ萌え語り13
    【クリアリ】クリフトとアリーナの想いは Part13【アリクリ】 942 1 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ Mail sage 投稿日 2014/09/16(火) 23 45 20.03 ID V5hvAjgr0 軽いSS。 『蜂蜜酒であなたと6月を迎えたい』 「ク、リ、フ、ト、何を隠しているの? 」 アリーナのイタズラっぽい表情でクリフトの腕を掴んだ。その様子にこうなってはもう逃げられない事を経験則で分かっていたクリフトは大きなため息を吐いた。 「蜂蜜酒ですよ、姫様。ハーブを混ぜておりますので養命酒の方が近いかもしれません」 「ふーん、味見したい」 「ダメです。これはブライ様の為にお作りしたものです」 「ケチ」 プイとアリーナは拗ねたようにそっぽを向いた。 「姫様、我儘が過ぎますよ」 「じゃ、私の為の蜂蜜酒作って、そうね...
  • クリアリ萌え語り12
    クリフトのアリーナの想いはPart12 270 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ  Mail sage 投稿日 2011/08/07(日) 12 10 54.06  ID UhEgS/kCO マーニャ「堅物の ミネアはともかく アリーナは どんな男が 好きなの?」 ミネア「私だって‥」 アリーナ「お城では 男ばかりだったから 好きとか よくわかんないかな」 マーニャ「アリーナは かわいいんだから お城の男達には 人気だったんじゃないの?」 アリーナ「そうなのかな? あれもダメ これもダメで 小うるさい男ばかりだったと思うな」 マーニャ「アリーナの事を 気にかけてたんじゃないの? 特にうるさい奴とか いなかった?」 アリーナ「それはもう ダントツで ブライとクリフトよ! ブライなんて いつまでも子供扱いで ちっとも好きにさせてくれない...
  • 2010.03.31
    クリフトのアリーナの想いはPart11 148 名前 1/4 Mail sage 投稿日 2010/03/31(水) 23 04 54 ID v4DuJ16U0 サントハイムズに萌えたので冒険中のほのぼのss書いてみました。 イメージと違う人はごめんなさい ******* 導かれし者たちの間で、年に一度"お願い"が叶う日がある。 それは誕生日。 本来ならプレゼントを贈って、ご馳走を食べて、とお祝いしたいところ。 だが先の見えぬ長旅はそうそうお金をかけてもいられない。また足を止めてはならないときもある。 しかし大切な仲間の特別な日に少しでも何かしてあげたい、というのは皆の共通の想いだ。 そこで"誕生日の人の"お願い"をかなえる"ということになったのだった。 提案者のトルネコの「次に宿...
  • 2007.10.13
    クリフトとアリーナの想いはPart7 長編10/12 1へ2006.03.09 790 :1/12 (506):2007/10/13(土) 11 41 37 ID ck/9Jskj0  兵士に抱きかかえられて教会へと連れられたアリーナは、来客用の部屋へと通され質素な造りのベッドに寝かされた。クリフトはまだ食事の途中だったハンナを呼び、事情をかなり省略して話した上でアリーナのことを頼んだ。ハンナはアリーナの様子を見るとクリフトたち男性陣を部屋から追い出し、すぐに濡れてしまった服を着替えさせた。アリーナはそのハンナが若い頃に着ていたと言う若草色のワンピースを着せてもらい、そのままぐったりとした様子でベッドの上に沈んでいる。  そしてハンナは庭先で花の手入れをしていたこの教会の老神父を呼び、アリーナの具合を診てもらうことにした。アリーナのいる部屋へとハンナとともに入っていった老神...
  • 2006.05.12_2
    クリフトのアリーナへの想いはPart5 205 :【神官服】1/5 ◆cbox66Yxk6 :2006/05/12(金) 19 14 48 ID 6M0hqCC90 「隣、よろしいでしょうか?」 夜の酒場に場違いな神官服を、これでもかというほどきちんと着込んだ青年が、穏やかな微笑を浮かべて訊ねてきた。 「・・・・・・いいわよ」 どうぞ。 琥珀色の液体で満たされたグラスを手に、少し身体をずらして見上げると、彼は生真面目に「ありがとうございます」と言いながら、優雅に腰を下ろした。 鄙びた町の酒場は人気が少なく、彼ら以外は数えるほどしかいない。それ故、さほど注目を浴びるということはなかったものの、こういった場で神官服は妙に浮き上がって見えた。 マーニャは鼻の頭にしわを寄せると、カウンターの隣の席に座る青年に向けて呆れたように呟く。 「クリフト・・・こういっち...
  • 2008.03.09
    クリフトとアリーナの想いはPart8 831 :アリーナの縁談大作戦1:2008/03/09(日) 14 19 21 ID D9Hnszoi0 城の中庭に咲く桔梗が青紫の花を開き始める季節。 サントハイムは今日も平和であった。 ただ一ついつもと違うのは、あのお姫様が部屋に籠もりっきりでいること。 ここ数日間、彼女はずっとこんな調子である。 女官がアリーナを追い掛け回す音も、修行の掛け声も、噴水遊びの音も聞こえない城内は、不自然な静けさに包まれていた。 何事かとブライがアリーナの部屋を覗き込むと、彼女は本を山積みにし、時々頭を抱えながら、何やら必死で書き物をしている様子である。 「どうしちゃったんでしょうか、姫様。」 背後の声にブライは飛び上がった。そこにいたのは言わずと知れたあの青年である。 「脅かすな。もっと年寄りの心臓をいたわらんか。」 クリ...
  • 2007.02.05
    クリフトのアリーナへの想いはPart6 894 :ペギー ◆XJ3Ut0uuQQ :2007/02/05(月) 09 10 20 ID T9dDciSt0 アリーナは、最近、不機嫌だった。 「クリフトぉ、また張り切りすぎちゃってさぁ、馬車のテント、焦がしちゃった。」 「マーニャさん、またですか…。あとで、張りなおすの、手伝ってくださいね。」 「クリフトさん、このステッチ、すごく細かくて綺麗ですわね。」 「サントハイムに代々伝わる刺繍方法です。ミネアさんに興味がおありなら、後で教えて差し上げますよ。」 「クリフトさん、申し訳ないですが、この間の買い出しの値段、分かります?」 「私のノートに控えてあったと思います、トルネコさん。今持って来ます。」 「クリフト、薬草が切れそうじゃ。あとで調合しておいてくれんか。」 「かしこまりました、ブライ様。」 ...
  • 2007.02.27
    クリフトとアリーナの想いはPart7 20 :【勝負】1/6 ◆XJ3Ut0uuQQ :2007/02/27(火) 12 39 03 ID LUTvY6IV0 旅の途中で魔物に遭遇した勇者一行は、勇者、ライアン、マーニャ、アリーナのパーティで応戦した。 しかし、魔物の中にデビルプラントがおり、マホトーンを唱えられてしまったためマーニャは後手に回り、ライアンとアリーナが中心、勇者がサブとなって連携を組むことになった。 そして、魔物を全滅させた後、アリーナが晴れ晴れとした表情で言った言葉が事の発端となった。 「うーん、やっぱり、最後に信じられるのは自分の腕よね!」 アリーナに悪気はなかったのであるが、魔法を封じられて充分に攻撃に参加できず、ストレスの溜まっていたらしいマーニャは、この言葉にムッとした顔をした。 これで済めばその場は適当に収まったのであろうが、...
  • 2006.05.25_2
    クリフトのアリーナへの想いはPart5 331 :280@仲直り:2006/05/25(木) 22 13 32 ID d9xyXAx/O なによ、なによ、なによ! クリフトったらあんな些細なことで怒っちゃってさ! 本当、心が狭いんだから。もう知らないわ! アリーナは怒りを全身露わにし、クリフトがいた部屋を後にした。 次の日。 二人が喧嘩をしたということを長年付き合ってきた戦友たちは雰囲気ですぐに分かった。 なぁに、いつものことだ、またすぐにでも仲直りするだろうとタカを括っていたのだが…。 どうもそんな気配はみられなかった。 根が深くない問題だと思うのだろうが、ただ、お互い意地っ張りだし、素直になれない性格だから長引いているのだろう。 二人だけならともかく、二人が醸しだす気まずい雰囲気に他者が圧倒されて闘気を殺がれ、いつもならサクサクと進むはずの...
  • 2007.01.31
    クリフトのアリーナへの想いはPart6 861 :828(1/6):2007/01/31(水) 18 50 35 ID BaM2vXTL0 俺達は、新しく仲間になったアリーナ、ブライ、クリフトの3人を加え、総勢7名でミントスを旅立った。 これだけ人数が増えると、魔物と戦うときも全員の力は要らなくなる。 俺は、旅の間の戦力をなるべく温存するためにも、非常事態でない限り、戦闘メンバーは4名と決めた。 また、魔物の群れと戦うには、メンバーの息のあったプレイが不可欠だ。 そこで、とりあえずは、一番長く一緒に旅をしている俺、マーニャ、ミネアの3人を基本に新しい連中を1人ずつ組み入れて、コンビネーションを見ることにした。 「それだと、私、しばらく休みっぱなしになっちゃって、申し訳ありませんねぇ。」 この提案に、トルネコさんは、全然申し訳なくなさそうに、満面の笑みを浮か...
  • 2010.05.14
    クリフトのアリーナの想いはPart11 208 名前 はねぼうし 1 Mail sage 投稿日 2010/05/14(金) 00 51 02 ID zw4f3H4K0 それは、世界が朱に染まる夕刻の時だった。 最寄の小さな村に到着し、馬車から一同が解散になり、 各々が自由行動を満喫している時だった。 忘れ物に気づいたアリーナは一人馬車に戻り、 荷台内の大きな道具袋を漁っていた。 ふと、手に何か柔らかく滑らかな肌触りの物が触れたので それを取り出してみると、それは女性用装備のはねぼうしだった。 「!」 (・・・この帽子、お母様の形見に似てるわ) アリーナがサントハイムから旅立つ時に 自室より持ち出したお気に入りのはねぼうしは 母親の形見でもあった。 それに酷似したその帽子を両手でゆっくりと回しながら、注意深く眺めてい...
  • 2006.03.01
    クリフトとアリーナの想いは Part4.2 388 :ぱふぱふ屋の店長 ◆YdWRYb4NOY :2006/03/01(水) 23 02 50 ID /EKmUyNy0 コホン、皆の者元気に過ごしておるかの?ワシはサントハイム王国の宮廷魔法使い、ブライじゃよ。 はあ、今日は本当に忙しい一日じゃったわい。何が忙しかったかって?よくぞ聞いてくれたのう。 実はな、我が国の王女、アリーナ姫様の結婚式が行われたんじゃよ。いや、ほんにめでたいことじゃ。 国内外からの貴賓や一般の国民がこぞってお祝いに駆けつけてくれたんでな、 城の周辺はかつてない賑やかさじゃった。もちろん、姫様やワシと共に戦ったかつての仲間らも言うに及ばずじゃ。 遠路はるばるご苦労じゃったのう。ん?誰か一人足りないとな?ああ、青二才の神官クリフトのことですかな。 あのアホタレめが。…まんまと姫様の婿に納...
  • 2008.01.12
    クリフトとアリーナの想いはPart8 長編11/12 1へ2006.03.09 294 :1/8 (506):2008/01/12(土) 03 28 17 ID N3C10Mhy0  遠いとおい、遥かな記憶。  優しく響く少し低めの声。  穏やかな表情を作り出す瞳。  どんどん伸びていく背丈。  いつも、いつでも、すぐそばに。  それは疑いもしない本当に当たり前のことで。  心地の良い朝のまどろみの中にアリーナはいた。温かい毛布に包まれ夢を見ていたような気がする。とても懐かしいような、それでいてつい昨日のことのような、そんな不思議な時間の経過を感じる夢。  昨日から続いていた雨は夜になっても止まず激しさを増していたが、明け方には上がっていた。灰色の雲も風に流れて、もうアッテムトの上空からはその姿を消している。降り続いた雨が空気中の塵や埃を...
  • 2006.06.05
    クリフトのアリーナへの想いはPart5 411 :終わらない夏 ◆a6AUZ2f2mI :2006/06/05(月) 14 01 28 ID /rHs70QfO 「わぁ~い!海だあぁー!」 アリーナが両手を広げて海へと駆け出してゆく。 眼下に広がるのはエメラルドグリーンの大海原。その彼方には綿菓子のような積乱雲が高度を上げて青空を浸食してゆく。 太陽光は水面に反射してキラキラと輝く。 アリーナがこんないい天気なのに城にこもって勉強なんて嫌だ、外に出ないと勿体無いとアリーナの勉強担当のクリフトに散々ごねて、クリフトは仕方なしに王に許可をとり、外へ出た。 アリーナは他の女官の授業にはごねないのだ。渋々ながら受けている。 クリフトなら我儘を言えば自分の要望が通ると思っているし、クリフトも融通を聞かせてしまうからクリフトの授業はいっこうに進まない。 ...
  • 2012.01.18
    クリフトのアリーナの想いはPart12.5 73 名前 1/8 Mail sage 投稿日 2012/01/18(水) 02 33 13.25 ID PE5bo6oc0 冒険後の話で一つ書きました。 ちょと長くなりましたが。 アリーナたちがサントハイムに帰還してから半年。 着々と復興は進み、城は元通りの美しさを取り戻しつつあった。 だがそこに、頭を抱える人物がいた。 「足りませんな」 「足りぬか」 サントハイム王、ブライ、それに大臣たち。 「失業者も増えておると言うのに」 「しかしこれ以上国民に負担はかけられん」 「うーむ…」 復興は進んでいたが、空白の数年間、ほぼ国としての機能が停止していたのだ。 その間に職を失った者、整備されなくなった道路、廃墟と化した関所など、 まだまだ問題は山積みだった。 アリーナと...
  • クリアリ萌え語り10
    クリフトとアリーナの想いはPart10 129 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ  Mail sage 投稿日 2009/07/30(木) 08 32 04 ID mA+7PtBw0 世界は平和になった サントハイムの城にも失われた人々が戻り世の春を謳歌する そんな折、国王は世界の救世主であり、また年頃を迎えた姫の結婚相手を真剣に考え始める 世界中から名乗りを上げるものが続出しサントハイム姫のご尊顔を拝しようと訪れるが いずれも道中にて不慮の死を遂げてしまう その影には嫉妬に狂った一人の神官の姿があった… 的なダーククリフトのSSだれか書いてくれないかな 最後は世界中の男(花婿候補)を葬った(精神的な)強さに姫がほれるとかで 131 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ  Mail sage 投稿日 2009/07/...
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