正義の味方


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『私はヒーロー、これといった名前はない』

『私はヒーロー、町を守る正義の味方だ』

『ヒーローといっても、私は怪獣と戦ったり悪の秘密結社を壊滅させるわけではない』

『目の前で困っている人を救い、平和な明日を報酬に生きていく存在、それが正義の味方だ!』

正義の味方とは『マスターさんは晩御飯に悩んでいる』に登場する劇中劇である。


概要


10年以上前に放送されたテレビドラマで全35話。

特殊な力はないが正義感を持ったヒーローが街の人々を助ける姿を描いており、あまり売れなかったがごく一部のコアなファンによって支えられている


藤丸立香もその1人であり、幼少期に正義の味方を視聴して主人公に憧れるようになり、常に正しく振舞おうとしている
立香にとって人生の全てであり、カルデアに入れたのはこの作品のおかげと言っても過言ではない

しかしサーヴァント達からの評価は最悪で、中でもメイヴは「人形劇を見せられてるような3流の作品」と酷評している。

何故か立香の周囲ではドラマの内容に触れたがらず、親も制止していたとの事だが‥‥‥?


登場人物


「正義の味方」

主人公。名前は不明
赤いマスクをつけたヒーローで優しい性格をしており人を疑うことを知らないお人好し。
常人よりは優れた能力を持っているが戦うためではなく守るために使う
彼の性格に関してはマシュも「先輩が憧れるのも納得のもの」と賞賛されている

街で人々を出来る限り尽くしてきたが、立香の台詞を見るに最終話で死亡したとされる
だが‥‥‥‥

「街の人々」

正義の味方が助けていた街の人達。
トラックに轢かれそうになったり、川に落ちたり、様々な不幸に見舞われる





+ 実は‥‥‥
この作品は正義の味方を市民がひたすら虐める内容となっている

立香が気付かなかったのはまだ幼く内容を理解出来なかったから、それと正義の味方に盲信して周囲が見えてなかったからだろう。

上記のトラック云々も実は当たり屋。
人々は正義の味方の優しさを利用し、ひたすら私欲のために使い潰していく

その最終回も酷使されて死亡した正義の味方の代わりを待ち続けるという陰湿なバッドエンド。

そもそも正義の味方が死亡したのもここまでされるなら死んだ方がマシという俳優と脚本家のアドリブによるもの。

なお、立香の妹である藤丸立花は人々の醜さをこの作品で知って立香とは違う歪んだ正義に目覚めてしまった。


マスターさんは晩御飯に悩んでいる世界の監督は操り人形に過ぎず、本来は別世界の混沌のカレルカレンの作品である事が明かされたらしい。制作理由は「単なる暇つぶし」。
無関係な立香達からすればいい迷惑である。


最終更新:2021年09月17日 17:13