「嫌いなんだよ、『強いくせに弱いフリをする奴』と『弱いくせに強いフリをする奴が』」
【D-7 〜異常者達と10の魔王〜】の実質上のラスボス。
願いの魔王の1人で『魔王の中で1番強い』の肩書きを持つ。
その名の通り全身が氷で出来ており、自らの意思で砕いて形を変えたり、再生も可能。
また、彼によって放たれた氷は何があっても溶けることは無い。
性格は極めて冷酷かつ傲慢な実力主義者。
強さを絶対視しており、1度敗北し『弱者』と判断した者は容赦なく凍らせ捨ててしまう
それは
スターアベネスであっても例外ではなく、終盤
たくっちスノーに負けた彼を見切り独断で行動するようになる。
実力を偽ったり隠すのが嫌いな性分。
本編におけるブリザード
物語の中盤まではあまり姿を見せず、
スターアベネスの命令によって魔王モルルファイの討伐に向かっていた。
その後、モルルファイの部下を買い取ったドルゴランの口から「ブリザードが魔王とその部下をたった1人で蹴散らした」と明かされD-7のド肝を抜いた。
そしてアーサー編でモルルファイは遂にブリザードによって打ち滅ぼされた。
その後は暫く登場していなかったが、ドズグロ編で帰還し、
たくっちスノーに敗北したアベネスを用済みと判断しテネを凍結。
敗れたドズグロも見苦しく言い訳する姿を「弱いくせに強いフリをするやつが嫌い」と瞬く間に凍結し、遂に
たくっちスノーたちの前に姿を現す。
彼の目的は「世界征服」魔王の中では最もシンプルな動機である。
だが彼の場合はネガイワールドに飽き足らず時空全土にまで手を伸ばし、ありとあらゆる世界で恐れられる最悪な存在として君臨する事を夢としている。
「この世に存在する何十‥‥‥何百‥‥‥何千という世界、ありとあらゆる居場所にいても俺のことが忘れられず、全てを恐怖に叩き落としてやりたい」
「俺は時空を飛び出し、ありとあらゆる世界に俺の名を知らしめ、全てを倒し」
「誰もが恐れる時空最強の魔王になってやる」
D-7との戦いでは巧みな技を駆使して追い詰めていくが、
たくっちスノーが新しく作りだした【ノーザンクロス・ティー】の前に敗北し、死亡する。
しかし、ブリザードは時空から「強くなりたい」という願いさえ届けばいくらでも蘇る
そして、事件解決後にどこかへ………
「次こそは勝つ……D-7!!」
最終更新:2021年03月06日 11:05