【アルテマーラ】……
かつてこの世に存在していたインキュバスの呪文、何故あのモンスターがその使い方の紙を持っていたのか、そんなことは今どうでもよかった
アロン「どうすればいいのかな……この呪文……」
アロンはこの呪文を覚えるか否か悩んでいた、簡潔に言えばこの魔法を使えば人間でも女性型モンスターを妊娠させることが出来る、つまり子供を作れるのだ。
だが同時にこの魔法を使ってしまえばアロンは一生女性型モンスターと一生責任を持って夫婦にならなければならない、それはこのミルクバーの経営より苦難の道となるだろう
アロン「分かんないことだらけなんだよな………せめて昔のことを知ってそうなやつ……」
アロン「あ、そういえばモンスターにそんなのがいた!」
アロンはモンスター図鑑を開いて確認する
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【ミステリーブック】
フェアリーの亜種モンスター。
巨大な魔導書の中に住み着いて膨大な知識を蓄えている。その姿を見た者は滅多にいない
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アロン「懐かしいな、ミステリーブック………会いに行こう」
………
昔、
ミルヒラッテが勇者でアロンが冒険者だった頃……2人は魔王を倒す旅の途中大図書館でミステリーブックと出会っていた。
ミステリーブックは親切に武器の在処や道具の使い方などを教えてくれたものだ
アロン「ここに来るのも何年ぶりだろうか………あった」
アロンは大図書館にある1つの本を抜き取り、呪文が書いてあるページを指で押す
これがミステリーブックに会うための秘密の暗号だ
本の中に穴が空いて、穴から綺麗な妖精が出てくる
アロン「ミステリーブック!」
ミステリーブック「ほう……アロンか、久しいのう、随分大きくなったものじゃ」
アロン「相変わらずお婆ちゃんみたいに言うな」
ミステリーブック「実際私にはお前が生まれた時からずっと見てたからのぉ」
アロン「えぇ!?」
ミステリーブック「何を驚いておるんじゃ、私は何百年もこの世界を見てきたんじゃぞ? お主ら人間の事はなんでもわかっとる」
ミステリーブック「魔王のことも、勇者のことも、後……お前のことも、だからほれ」
ミステリーブックが指さしたテーブルには、ミルクの入った瓶が置いてあった、恐らくあれは……
ミステリーブック「そ、その……モンスターの母乳を売ったり飲んだりしてる事も知ってるんじゃ、搾られる前に取っといたぞ」
ミステリーブック「自分にスクイーズ掛けて搾るの結構恥ずかしかったんじゃからな、へんたい」
アロン「そ、そのー、今回貴方に会いに来たのはそういうことじゃないんですよ」
アロン「色々と聞きたいことがありまして………」
……
アロンはミステリーブックの前に座って話をする
アロン「俺が冒険者の権限を剥奪されたのってどういう事なんですか?受付の人は俺に商売人の適性があるって言って、実際ミルクバーが結構売れてるわけなんですが」
ミステリーブック「それはの、お主に商売人としての才能があったのは確かなんじゃ」
アロン「才能?」
ミステリーブック「ああ、その人の見る目は確かじゃ…実際私も初めて会った時からお前は戦闘に向いてないと思っていた」
アロン「なら何で言わなかったんですか!」
ミステリーブック「あの時のお前は勇者に尽くそうと必死になっていたし、奴の仲間はお前しかいなかった。そんな状態で言えるはずもない」
アロン「でも、それだと俺は……」
ミステリーブック「安心せい、勇者でも商売人を出来るくらいには平和なんじゃ、わざわざ冒険者をするほどでもあるまい」
アロン「それは……そうだけど」
アロン「じゃあ次の質問………ここ最近新種のモンスターが次々と増えていくんだけど、何が原因だろう?」
ミステリーブック「ん? それはのぅ、この世界に居るモンスター達が繁殖し始めたからじゃないかの?」
アロン「繁殖!?」
ミステリーブック「ああ、お前のミルクバーの効果が出てモンスターの種類が増え始めたんじゃろ」
アロン「ちょっと待ってくれ!俺のミルクバーと何が関係してるんだ!?」
ミステリーブック「お主はモンスターの母乳を売ってるじゃろ?」
アロン「ああ……」
ミステリーブック「持ち帰りは出来るか?」
アロン「出来るよ、その場で飲まず買う冒険者も結構いる」
ミステリーブック「冒険者がモンスターに倒されたら所持品はどうなるか覚えたるか?」
アロン「全部モンスターに奪われ……あ!!」
ミステリーブック「気づいたようじゃの、モンスターを倒した冒険者の持ち物は全てモンスターのものとなる」
ミステリーブック「母乳というのは遺伝子が詰まっており、更にそいつの魔力もある……それをモンスターが飲めば新しい反応か起きて新種が出来てもおかしくない」
ミステリーブック「まぁ男共からすれば女性型の新種の母乳が取り放題、エッチし放題で良い事だらけじゃろうがな」
アロン「う、それはそうですけど……」
アロン「では、最後に……過去に存在していた唯一の男性型『インキュバス』についてなんですが」
ミステリーブック「インキュバスか、生きとったのはもう100年近く前じゃな」
アロン「アルテマーラという魔法を使ってたそうなんですが」
ミステリーブック「アルテマーラはどんな相手でも妊娠出来る精子を作り出す魔法、インキュバスはその魔法を使いあらゆる女性型モンスターを犯したらしいぞ」
ミステリーブック「そ、その……私もその時にインキュバスに犯されたことがある」
ミステリーブックは1度本の中に戻り尻を突き出して女性器を見せつける、無理やり太いものを入れられた跡のように縦割れしている。
アロンは生唾を飲み込みながら指を這わせた。
ミステリーブック「ひゃうん♡…ってやめんか馬鹿者!お主はいつからそんなエロ男になったのやら……」
ミステリーブック「まあそれはいい……聞きたいことはなんじゃ?」
アロン「それで気になっていたんですが、インキュバスは聞いての通りモンスター、いや生き物の中で随一の生殖力を持っている」
アロン「なのにどうして絶滅してしまったんですか?」
ミステリーブック「簡単じゃ、アルテマーラに弱点があることを知らなかったんじゃ」
アロン「弱点?」
ミステリーブック「アルテマーラで他種族を孕ませたところで生まれるのはハーフかそのモンスターの子供、インキュバスではない」
アロン「えっとつまりどういうことですか?」
ミステリーブック「インキュバス達は性豪で数多くの女性型モンスターを産ませた、じゃが誰一人として『インキュバス』を産むものは居なかったというわけじゃ」
ミステリーブック「ゴブリンが孕んでもゴブリンしか産めない、ということじゃな」
アロン「え、じゃあインキュバスの女版……そうだ、サキュバスとヤれば良かったのに」
ミステリーブック「実はインキュバスとサキュバスは犬猿の仲なんじゃよ、だからもしインキュバスがサキュバスに抱かれたとしても子供は出来んかったろうな」
アロン「な、なるほど………では最後!」
アロン「今、俺はアルテマーラを使うための方法が書かれた紙を持ってます、これを覚えるべきでしょうか?」
ミステリーブック「何!?アルテマーラを使えるというのか!?」
アロン「あ、はい……まさかこれ、使ったら次第にインキュバスになっていくとかそういう奴ですか!?」
ミステリーブック「いや、そういう副作用はないが……そもそもアルテマーラの存在を知っているのはこの世で私と魔王一族だけなのだ、それを扱えるということは相当凄いことだぞ」
アロン「そ、そうなんですか?それなら覚えようかな」
ミステリーブック「うむ、だがお主、アルテマーラを覚えたらどうする気だ?」
ミステリーブック「女性型モンスターを犯すのか?その時は覚悟しないとならないぞ」
ミステリーブック「誰を妊娠させるかまでは聞かぬが、孕ませたら一生責任を取り家族として生きねばならない、ミルクバーも続けられぬ可能性もあるぞ」
ミステリーブック「外の観点で言えば妊娠させた時点で『お主の1つの物語』は終わりとなる」
アロン「それは、そうですけど……
」
ミステリーブック「それでも良いのか?」
アロン「構いません!俺にはもう、勇者様がいるから」
ミステリーブック「ふぅ、分かった、教えてやろう」
アロン「ありがとうございます!」
ミステリーブック「まずな………」
……
アロン「お、覚えました!」
ミステリーブック「よし、後は魔法を使い精液が黒くなっているかチェックするんじゃ」
ミステリーブック「オカズはここにある……私にぶっかけていいぞ」
そう言ってミステリーブックは普段手で隠してる胸を見せつけ、立ち上がって女性器も見せる
昔は気にしてなかったが今は性欲が強くなっているため、アロンはすぐに勃起してしまう
ミステリーブック「ほれ、早くせんと時間切れになるぞ」
アロン「はい、分かりました」
アロンは急いでオナニーを始める
ミステリーブック「さぁ、私の胸にかけてみろ」
アロン「はい、いきますよ」
アロンは自分の手についた液体をミステリーブックの胸に擦り付けるようにかける
ミステリーブック「んっ……♡気持ちいいではないか」
ミステリーブックの胸は母乳が吹き出るせいで少し張っていた為、アロンの出した精液が染みて胸が熱くなる、そして
その精液は魔力を帯びて黒く染っていた
アロン「せ、成功ですね……これを女性型モンスターに入れたら、妊娠……」
ミステリーブック「ん……この匂い、インキュバスとの行為を思い出してくる……」
アロン「……っ!」
アロンは我慢が出来ず、ミステリーブックの小さな女性器に挿入する
ミステリーブック「うあっ!?お、お主何をっ!」
アロン「大丈夫です、もうアルテマーラは切れたので妊娠は……」
ミステリーブック「そういう問題じゃ……ああんっ!!待って、いきなり動かんでくれぇ!!」
アロンは本能のままに腰を振る
アロン「くそ、なんでこんなにエロいんですか!」
ミステリーブック「あああんっ、やめてくれぇ、そんなに激しくしたら……イクッ、イッてしまう!」
アロン「俺も、イキそうだ!」
ミステリーブック「出して、中に出してくださいぃ〜♡」
アロン「うっ、出すぞ!」
ミステリーブック「ああああーー!!!」
2人は同時に絶頂を迎えた
ミステリーブック「ば、馬鹿者ぉ……お主………勇者というものがありながらこうしてモンスターを犯しおって……」
アロン「す、すみません……では失礼します」
アロンは転移の石でミルクバーへと戻っていく、また1人になったミステリーブックは……
ミステリーブック「……ま、まぁ……最近溜まってたしちょうど良かったんじゃ、ひとりエッチのオカズもまた出来たしな……」
誰も居ないことを確認して、消しゴムを手に取り割れ目を擦り始める
ミステリーブック「ふぅ、今日はこのぐらいにしとくかの」
ミステリーブックの股間からは愛液が垂れていた。
最終更新:2021年11月07日 07:29