守影術士ドグレ




守影術士ドグレとは、フリーゲーム「ナントカ三術将」に登場するキャラクターである。

イグニスの兄で、同じく守影術士を扱える。
兄弟だけによく似ており、イグニスとの違いは無愛想な彼と違い表情豊かで特によく笑う所。

性格も多らかで人当たりが良く、献身的に守ってくれる。
その人柄からか弟の同僚であるジーンも信頼している。
その一方で、自身はイグニスよりも優れていると思っている節がある………?

専属の契約者はおらず、小さな村に居座って丸ごと防衛しながら放浪している。

イグニス同様守影術が使用可能。

主な技


影柱

イグニスも普段使用する守影術の基本技。
エレメントの柱を直接ぶつけたり、柱で囲んで結界を作り出す。
ドグレの柱は四角く角張った形状をしている。

影写

ドグレ曰く「守影術唯一の攻撃技にして最高の技術。」
対象の影を取り込むことで、鎧のように装着することが出来る。



原作におけるドグレ


【ナントカ三術将2】で登場。
森で巨大なエレメントに襲われそうになったジーンとメアトを影柱で救出する。
以降はその人柄でジーンをサポートしつつ、収穫祭を応援していたが………?





イグニス「奴の本性はそんなものではない………奴は中途半端で信じられない男だった。」






「オレはこの時をずっと待っていたんだよ!!」




その正体は、ナントカ三術将2のラスボス。
そして本性は自分が強くなる為なら犠牲や裏切り、破壊も厭わない偽善者にしてエゴイスト。


上記のイグニスの台詞からも分かるようにろくに鍛えもしなかった中途半端な実力を持っているが、自身の方が弟より優れているとイグニスに強いコンプレックスを抱いている。

努力して強くなることを拒み、守っていたのではなく影写の力でエレメントの力を奪い取っていたのが真相。
被害は大きく、ドグレが去った後にハイエレメントを失った複数の村が壊滅した。

ジーンに目をつけたのはジーンの一番弟子であり膨大なエレメントの塊であるクーを影写する為。

計画通りクーを取り込んで膨大な魔力を手に入れ無属性魔法『バースト』まで使えるようになるが、ジーン達の力によってクーを引き離されてコントロールを失い暴走、逆に魔力に取り込まれて怪物になってしまう。

魔晶石の体は何があっても傷付かず徐々に追い詰められていくが、メアトが決死で放った『次元葬』により異次元空間の奥深くへと飛ばされ、元の人格が戻らないまま物語からフェードアウトしていった。


その後はスピンオフ『ナントカ三術将2.5』に登場。
2のデータを読み込むとイグニスではなくドグレが三術将に選ばれたifの物語を見ることが出来る、なおこの話だと本性剥き出しであった。


メイドウィン小説において


MMトウスター『仮面ライダーセイバーif』で登場。どういう訳か次元層から帰ってこれたが記憶を失い、神山飛羽真に助けられる。

以降は飛羽真に寄り添いながら騒動解決のために活動してきたが、案の定記憶喪失は嘘。
禁書オムニフォースの力を乗っ取ってセイバー達を圧倒し、マスターロゴスの所に向かうが、飛羽真の側に着いた方が悪くないと判断し裏切りに裏切りを重ね戻ってくる。

事件解決後はファンタジック本屋かみやまの店員として人間界に居着く。
最終更新:2022年02月08日 22:02