祷佳奈多(イノリ カナタ)
出典:フリー百科事典「ウィキペディア」
祷佳奈多(以下、祷)とは、スパイク・・チュンソフトより発売されている『ダンガンロンパアナザー』のキャラクターである。
肩書きは『超高校級の外科医』
外科方面のすべての医学知識に精通して、実際に手術の執刀経験がある、世界的にトップクラスの医師。
医師としてすべての患者を尊重する姿勢から出る敬語が癖になっており、同年代の友達にも敬語を使っている。
謙虚で礼儀正しく、心優しい性格。
精神面は少々弱く、涙を流す場面も多い。
また、作品一の低身長でもあり、自分にコンプレックスを抱いている一面もある。
しかし、そんな体型とは裏腹に運動神経抜群であり、格闘技に関しては達人クラスの腕前を持つ。
そして料理の腕もプロ並み。
一人称は私だが、何故か自分のことを僕と呼ぶときもある。
医者である為、どのチャプターでも治療役として全面的に行動する。
裁判中では死体の状況や死因、状態などを正確に述べ、犯人を推測する重要な役回りでもある。
そんな事もあり、学園生活と裁判において大切な存在である……とされていた。
しかし、チャプター3の裁判では状況が一変する。
それは主人公が事件の全貌を暴いたと考え、クライマックス推理をしていた最中であった。
その中に、ほんの僅かだが小さな矛盾点に気付いてしまった。
そして、その矛盾点を修正するともう1つの可能性……他に犯行を行える人物が居たことも気付き、主人公はクライマックス推理を中断し1から議論をやり直すことを提案した。
【ネタバレ注意】
チャプター3の本当のクロ。それは、彼女、祷だったのだ。
主人公が推理の中で見つけた小さな矛盾点とそれに繋がる証拠を出すと、今までからは想像出来ないほど取り乱し、反論も出来ぬまま論破されてしまった。
上記の性格等も間違ってはないが、本質は少し違う。
彼女の本質はただの殺人鬼なのだ。
人を平然と殺すことに快楽を覚える異常者なのである。
彼女は手術と称してメスで人の身体を切り刻みながら、血を浴びることに快感を覚えていたのだ
そして厄介な事に、手術中は人を殺しているという自覚は全く無く、ただいつも通りの手順通りに行っているだけという事だ。
チャプター3で3階と保健室が解放されるまでは踏み込んだ治療も出来なかった為、ここまで本性を知る者はいなかったというのが真実だった。
今回の『治療』はアナウンスで事件であることを知った祷は、これが医療ミスによる殺人と判断し隠蔽工作を行ったが、逢えなく暴かれることなった。
『心臓マッサージ』
祷は両手両足を拘束されながらベッドに寝かされ、白衣を着たモノクマが胸元に手の形をしたハンマーを何回も叩き落とす。
それに合わせて祷は何度も跳ね上がる。
最後に、ベッドの下にある電流装置が作動して身体中に電気を流し、心肺停止音と共に黒焦げの祷が映される。
最終更新:2022年07月23日 13:40