その正体はダンガンロンパアナザーにおける全ての元凶。
『超高校級の絶望』。
上記の通り『超高校級の幸運』として希望ヶ峰学園に入学してきたが、実は本当に運が良い、良いどころか望み通りの行動が起こせる。
その気になれば動かず銃弾を避けられるし、0.00000000000001%の僅かな確率でも引き当てる。
それらは『天運』と呼ばれている。
天運で全てが思い通りになることで人生に面白みが無くなり、死ぬ事も出来なく絶望していた所を江ノ島盾子に出会い、協力者の1人となった。
うつろ様自身もその能力から狂信者が多く、平良茜の絶望人格やアナザー2のあるキャラもその一部。
その時の彼の姿は『うつろ様』と呼ばれており、前田勇気が本名では無い可能性もある。
その後は全員を閉じ込め、コロシアイをした上で『うつろ様』としての記憶を塞ぎ、本編に至る。
『うつろ様』としての記憶が目覚めた後の前田は目が虚ろになり、髪も乱れて冷たい顔をするようになる。
生き残ってきた生徒に対しても冷たい態度を取るようになるが、その一方で『前田勇気』の人格を羨ましいように感じていたような面影もある。
なお、彼の計画は江ノ島からはくだらないと一蹴された。
最後は海に沈み消息不明となるが……?
続編の『スーパーダンガンロンパアナザー2』では、『うつろ様』が絶望する以前は気まぐれに世界を巡って人助けをしていたことが言及され、それによって命を救われた人達も登場する。
メイドウィン小説における『うつろ様』
『天才キサラギくん』では前田勇気とうつろ様はよく似た別人設定。
本筋のメイドウィン小説では前田ではなく『うつろ様』が主軸となって登場。
ネタバレ問題に関しては「
あいつらのネタバレを見たやつは僕の正体も把握してるからいい」との事。
この世界観では江ノ島に会っておらずコロシアイも無いので、ただ人生に絶望しているだけの人。
平良の事は都合のいい奴隷扱いしてこき使っているが、波多乃の件でボコボコにされたり『ボサボサアンテナ』とか呼ばれたりと平良も平良で扱いが酷い。
なお、祷の事は珍しく好きでも無いが嫌いでもないと語り、彼女の好意をある程度理解している。
『リバイスif』で初登場。
カーレッジの事が気に入らなかった彼は存分に天運を使用し、当てずっぽうな作戦を全て成功させて数多の犠牲と引き換えにカーレッジの設定を極限まで劣化させることに成功する。
以降は平良、波多乃共々りりすた革命団に所属。
松山からは『新しい時空の意思』と言われた。