「_俺は今ステロイドを超えた!」
ジャック・ハンマーとは、漫画『刃牙シリーズ』に登場するキャラクターである。
範馬刃牙の腹違いの兄、最大トーナメントの肩書きは『キャリア一切不明 カナダのピットファイター』
特徴的なのは異常なまでの体を酷使する鍛え方。
致死量を遥かに超えた量のドーピングと1日30時間の『矛盾』によって成り立つ狂気的なまでのオーバートレーニングを行っており、鍛えられた体とは裏腹に肉体はボロボロで『明日を捨てた男』とまで言われている。
さらにシリーズが進むと骨延長手術なども行い元々高い身長をさらに増加させている。
歯もほぼ全てチタン製の歯に付け替えている。
ファイトスタイルは技術も技も一切持たない完全喧嘩スタイル。
要素のひとつひとつが完全に規格外で、急所を殴られても止まらず、逆に相手に力強い攻撃を叩き込んで徹底的に破壊する。
ジャックを象徴する物として『噛み付き』があり、対戦相手の肉を噛み千切る。
バキ道終盤からは噛み付きに特化した流派『噛道』を独自に開発した。
原作におけるジャック範馬
『グラップラー刃牙』のラスボス。
最大トーナメント決勝で刃牙と全力対決し、勇次郎と同じ鬼の顔筋を覚醒させた刃牙に敗北する。
「お前がチャンピオンだ」
以降のシリーズでも登場し、シコルスキー、アライJr……と色々戦ってはいるのだが……
「父よ…」
「俺ダッテ出来ルンダ!!」
メイドウィン小説における『明日を捨てた男』
そこから暫く姿を見せてなかったが、なんとMMオールスターで『時空レース』ジェノダイナ・ステークスのオーナーとして登場。
『最速こそ最強』の持論を聞いたジャックは全財産をはたいて時空レースの権威を独占、見極めるために観戦を行っていた。
更にはこの時点で原作以上のドーピング等を行っておりなんと狂竜ウイルスにも感染、極限化に至っている。
ジャックはこの時点で「ウイルスで死ぬまでざっと半年」と考察している。
MMトウスターでは同じく改造人間のリカルドと勝負。
刃牙と戦う前のデモンストレーションとしてジャックに招かれ、タイマンで勝負する。
幻魔拳を肘でガードしリカルドの肩を噛み千切るなど活躍するが、刃牙の割り込みで中断。
時空最大トーナメントに向けて再び姿を消した。
最終更新:2023年06月10日 22:49