裏切りの色彩

………

メイドウィン「あれから白いメイドウィンも作ってみたけど微妙だなぁ………」

カーレッジ「俺もクレヨンからメイドウィンを作ることは諦めた方が良さそうな気がしてきたな」

メイドウィン「というか、結局黒いクレヨンだけどこにやったかなぁ…… 」


メイドウィン「ねえ松山知らない?」


松山「クレヨン?どっかのバカガキが間違えて食ってたりしてな」

メイドウィン「はぁもういいよ、俺がお前に聞いたのが間違いだった」

松山「で?楽する方法は見つかったのか?」

カーレッジ「さっぱりだ、あの茶色と緑と紫は完全に黒影からは独立して別物になり」

カーレッジ「それ以外は皆中身も無くほっといたら勝手に死んだ」

松山「お前には聞いてない」


カーレッジ「が、まだ使える可能性は高い、リメイクとかする時の為に名前だけは残しておけ」

メイドウィン「うん、リメイクするのかは分からないけど………」


松山「チッ………」


松山(やっぱこいつ少しづつ消えていくしかねぇな、集団消滅決行まで近いとはいえ……)



メイドウィン「あっそうだ!!」



メイドウィン「俺いいこと思いついた!」


メイドウィン「今まで使ったクレヨンの色を全部混ぜてメイドウィンを作れば……」

カーレッジ「なるほど、アイデアとしては悪くないな」


………

虹『レインドラ・キングメイドウィン・フォエイバ』


メイドウィン「よし!!なんか俺やカーレッジより神々しいの出来たぞ!」

カーレッジ「俺やお前よりは余計だ 」



メイドウィン「さて虹色のメイドウィン!メイドウィン小説書いて!!」



ボン!!



メイドウィン「あ!!」


カーレッジ「飛んで逃げた!!」


松山「そりゃそうだろ!!」




松山「待ちやがれ!!」



メイドウィン「…………」ヘタッ






メイドウィン「もうどんな奴でもいいからぁーーーー!!!」





メイドウィン「代わりにお話書いてくれよーーーー!!!!書きたい話いっぱいあるんだよーーー!!!」

……




松山「え?」


松山「追いかけてみたはいいがなんで俺のところ来」





ボン!!



………

松山「………はぁ」


松山「また余計な設定混ざってメチャクチャになっちまった」



松山「これ、俺死ねるのか……?」



メイドウィンワールド崩壊、集団消滅結構2日前の出来事である。


END
最終更新:2023年08月12日 15:37