2代目当麻蹴速とは、版権作品『刃牙シリーズ』の登場キャラクターである。
バキ道に登場。
かつて野見宿禰と戦った古代相撲の相手、当麻蹴速を継承した男。
宿禰に比べると登場はかなり遅く、見た目も筋肉質で無精髭と相撲取りには見えない風貌をしている。
『蹴速』とある通り蹴りのスピードは尋常ではなく、速さだけでなく脚力も優れており、曰く「ここずっと座ったことは無い」
桁外れの腕力を持つ宿禰とは対象的である。
前代の分まで含めて「無敗伝説」を誇っておりどんな物にも負けたことはない。
が……それは都合が悪くなったら「仕切り直し」ということでもう一度試合をやり直すというかなりしょうもないもの。
小学生が負けた時に勝負を繰り上げさせるのと同じものと言えば分かりやすいか。
原作における蹴速
原作で宿禰がジャックに敗れ、ジャックが再び全ての戦士、並びに刃牙への宣戦布告………史上最強の兄妹喧嘩が再び行われるとされた中、その次の週で急に徳川邸に招かれて登場。
那須の殺生石を蹴り1発で割ったという噂を聞き、徳川が気になってスカウトしたのだ。
更にあの範馬勇次郎もその功績に興味を持ち即来訪、お互いの蹴りを見せたあと顔面蹴られて鼻血ぶちまけながら軽い戦いをすることに。
この時勇次郎は「速い蹴りと言えど見えれば遅い」「とは言え速い方がカッコいい」と彼にしては珍しく初対面でかなり気に入っている。
2戦目では相踏みした後の蹴りをいつもの構えの後に受け止められ冷や汗。
蹴って勇次郎を天井まで突き破るほど吹っ飛ばし、戻っている間にまさかの逃走。
煽り文にも「逃げ足も速ぇえ!!」と煽られる。
その直後刃牙シリーズお馴染みの食事シーンソババババをしている所を徳川が発見。
上記の「仕切り直し」の事を話し、流石の徳川も呆れさせる。
仕切り直しの相手として愚地独歩を指名、地下闘技場で激突するが、独歩の拳で足の中で1番硬い踵を破壊され、さらに耳も削がれてノックアウト
………が、その直後に仕切り直しの為に独歩に闇討ちするが、砕けた踵の痛みによって速さが出ず独歩の前でゆっくりと飛び出してしまい、顔面を殴られて1日2度負ける失態を犯す。
何がしたかったんだコイツ。
最後の最後に、刃牙たちにちゃんこ鍋を振舞って終わった。
メイドウィン小説における蹴速
武蔵復活篇で登場、アライJrに敗北した後、仕切り直しでアライJrに勝利、これが唯一の白星である。
相方の宿禰と一緒にいることが多く、宿禰の方は
たくっちスノーと相打ちしたり、武蔵と戦った時には骨を痛めさせたりとそこそこ善戦したものの、蹴速は以降おろさんにボコられて仕切り直しを要求するが宿禰に止められ、ピッフィーと七夜のタッグマッチでは宿禰を持ち上げるが、原作の独歩のように踵を壊される。
宿禰にも「最近いい所ないな」と言われてしまう
物語が終わったあとは、どういうわけか宿禰と共に
りりすた革命団に所属している。
最終更新:2024年08月27日 07:19